【晩年】大江健三郎 8【様式】 (634レス)
【晩年】大江健三郎 8【様式】 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/
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615: 吾輩は名無しである [] 2024/11/13(水) 23:01:37.41 ID:XWd7f2au >>607 人はみんな多かれ少なかれ病んでいる、ってのが俺の基本認識なんだが、このレスに対して俺は「大江作品の冒頭で死ぬキャラみたい」と返したのだが、そう返して自分でも初めて気がついたんだが、大江作品では、冒頭で先ず犠牲者が出るってパターンがある。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/615
616: 吾輩は名無しである [] 2024/11/13(水) 23:16:16.24 ID:XWd7f2au >>615 読者を物語へ引き込むテクニックとしてなんだろうけど多分、大江は先ず読者に罪悪感を与え、その後の物語を展開するって手法を繰り返し使っている。 俺が大江作品を救いがないと知りながら何度も読んでしまうのは、結末を知っているのに、なにかもっとマシなルートを考えられると思うからである。 仕事で失敗したとき、その仕事の計画書を読んで、どこでなにが狂ったのかを検証するみたいに。 そして、こういう作業は絶対に確信的なファクトは見つけられない。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/616
617: 吾輩は名無しである [] 2024/11/13(水) 23:18:00.53 ID:2Ofy3aPi >>615 読者を物語へ引き込むテクニックとしてなんだろうけど多分、大江は先ず読者に罪悪感を与え、その後の物語を展開するって手法を繰り返し使っている。 俺が大江作品を救いがないと知りながら何度も読んでしまうのは、結末を知っているのに、なにかもっとマシなルートを考えられると思うからである。 仕事で失敗したとき、その仕事の計画書を読んで、どこでなにが狂ったのかを検証するみたいに。 そして、こういう作業は絶対に確信的なファクトは見つけられない。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/617
618: 吾輩は名無しである [] 2024/11/13(水) 23:19:21.60 ID:2Ofy3aPi >>611 むしろ頼むから俺のレスは無視して、山椒魚♡について一人で自問自答しててくれ。お前、話にならない。 上の話の続きだけど、例えば大江の弱者への眼差しのようなものがネットスラングのようなレベルに収斂されるような言語空間が一方にあり、それでいて純文学の国際基準のようなものであるノーベル文学賞がジャーナリズムに偏ってるのって極めて不健全な時代だよね。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/618
619: 吾輩は名無しである [] 2024/11/13(水) 23:26:31.88 ID:XWd7f2au >>617 なんで見つけられないのかと言えば、それはほとんどの人が当事者性に欠けるからである。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/619
620: 吾輩は名無しである [] 2024/11/13(水) 23:28:55.16 ID:XWd7f2au しかし、こんなに謎に重複されてる俺のレス見てて思うが、俺っていいこと言うよな。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/620
621: 吾輩は名無しである [] 2024/11/13(水) 23:40:43.79 ID:XWd7f2au >>617 アホみたいなこというけど、パターンはパターンでしかないし、トートロジーはトートロジーでしかないしって隘路から抜け出すルートにポスト構造主義ってのがあったんだけど、ほんとうに民衆がまともなら、ポスト構造主義と大江文学の距離についてネットで騒がれてたはずなんだよね。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/621
622: 吾輩は名無しである [] 2024/11/13(水) 23:43:57.14 ID:XWd7f2au 大江スレでね。 なのになぜか大江スレで山椒魚が難しいんだと。 んで語尾に♡なんだよ? http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/622
623: 吾輩は名無しである [] 2024/11/14(木) 00:23:34.19 ID:cLlLh4Ys 大江スレでね。 なのになぜか大江スレで山椒魚が難しいんだと。 んで語尾に♡なんだよ? http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/623
624: 吾輩は名無しである [] 2024/11/15(金) 21:05:29.33 ID:4OAb7sfB >>621 大江文学ってなんというか、入口がニーチェで、出口がポリコレみたいな、戻るのも進むのも怖いトンネルの真ん中辺りにある。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/624
625: 吾輩は名無しである [] 2024/11/15(金) 21:18:03.66 ID:4OAb7sfB >>624 グラデーションとして、入口付近にフロイトやサルトルや安部公房がいて、出口付近に近づくほど誰もいなくなる。 敗戦後フェミニズムは春樹が受け継いでるし、性のテーマは芥川賞とかしょうもないとこで継承されていると言えないこともないが、大江の文学的位置はそういうことではない。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/625
626: 吾輩は名無しである [sage] 2024/11/15(金) 23:45:32.84 ID:NG6krByz 古臭いセンスのバカのせいで誰も寄り付かなくなったなw http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/626
627: 吾輩は名無しである [] 2024/11/16(土) 23:26:59.05 ID:pqhSC6Y5 >>625 安部公房の箱男や方舟さくら丸の読後の孤独感ってすごくて、文学って人間の心をこんなに移動させちゃうんだ、とは思う。 大江の書く孤独は、どこまで突き詰めても共同体を母数においた上の孤独なのである。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/627
628: 吾輩は名無しである [] 2024/11/16(土) 23:33:13.83 ID:pqhSC6Y5 大江の書く孤独には常にマイノリティの共同体が現れるのだ。 ピンチランナー調書とか顕著だけど、大江っていつも大勢の中にいる孤独なんだよね。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/628
629: 吾輩は名無しである [] 2024/11/16(土) 23:45:40.15 ID:pqhSC6Y5 >>628 これはすごく大事な話なので敢えて大江スレに書くが、共同体なき孤独ってのを必要に迫られたわけではないだろうけど、ちゃんと書いたのが村上の妻が突然消える作品群である。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/629
630: 吾輩は名無しである [] 2024/11/18(月) 13:59:01.46 ID:nlc6OkAk そもそも「四国の森」を根拠地とか言ってる時点で、共同体から免れられていないだろ。 大江健三郎は。 伝統的な村落共同体の内部がいかに人権抑圧に満ちていたかを絶対に書けなかったのが大江。 国家権力を敵視しているが、個人の人権をむしろ守ってきたのが国家なんだけどね。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/630
631: 吾輩は名無しである [] 2024/11/24(日) 13:51:17.89 ID:1TPH2ja/ 大江の『不意の啞』は村落共同体の暴力性を暴いた秀作 『偽証の時』は左翼の欺瞞を容赦なく剔抉した傑作 大江は評論では典型的な進歩的文化人で退屈だが、 小説においてはグロテスクリアリズムにより実存を探究している http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/631
632: 吾輩は名無しである [] 2024/11/24(日) 19:57:30.40 ID:OGpcm0gN >>631 「偽証の時」を見事に映画化して、反全学連・反左翼とも評された「偽大学生」がいまだにソフト化も放送もされないのは大江自身の狭量以外の何物でもあるまい。 原作料は貰ったくせして。 ほぼ同時期に公開された「日本の夜と霧」を凌ぐ傑作なのに。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/632
633: 吾輩は名無しである [] 2024/11/25(月) 10:58:30.77 ID:lKJXzNqK 「不意の啞」はむしろ卑劣極まりない通訳と米兵に対して、村落共同体が反撃した姿を描いた作品だろ。 大江健三郎の「四国の森」の神話化の端緒だ。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/633
634: 吾輩は名無しである [] 2024/11/25(月) 16:36:04.04 ID:AT0yTEkc 一人の異常者以外誰も書き込まないスレ 笑えるね http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1694354374/634
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