[過去ログ] 純文学5誌総合スレ第55巻目 [無断転載禁止]©2ch.net (1002レス)
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959: May ◆gnhRUgKoeR6v 2016/09/04(日)16:45 ID:OyYiA8Xm(2/4) AAS
(つづき)

 『ジニのパズル』――小谷野「最初と最後がよくない」中盤の「朝鮮学校のところだけがいい」「文章は下手」
 いや、文章が下手とは思わなかった。個性の範囲内だろう。
 「これ一発で終わる感じ」……は、わかるかも。次に何を書くのか予想できない。
 しかし、次作にも僕は期待している。
 小澤「どこか八十年代の村上龍や村上春樹を読んでいる感じがしました」
 「独特のボイスがすごくある人だと思うんですね。新人賞受賞のことばやエッセイを読んでも、作品と同じ熱を感じる」
 「さわやかな青春小説の王道をいっていて、若い人には非常にいい作品」
 うむ。独自の文体を持っている人ではあるよな。あと若い人、か。
 ……少なくとも、ジニは現在18歳の僕が読んで良いと思ったとだけ、書いておきます:)
省9
960: May ◆gnhRUgKoeR6v 2016/09/04(日)16:46 ID:OyYiA8Xm(3/4) AAS
(つづき)
 村田沙耶香は「授乳」を読んだくらいで、相当にヤバいなと思ったものだが小澤の発言を信じるに、どうやら普遍性の高い作品みたいだね。
 読まなきゃ(汗

 さて、対談でちらっと話が出たんだけど、小谷野は今、『芥川賞の偏差値』という題の本を書いているそうな。
 それでコンビニ人間、「芥川賞受賞作で三本の指に入るぐらい面白い小説」だった為に偏差値は72にしたんだって。
 ここまで褒めるとは、ホントに面白かったんだろうな〜?

 しかしその本、気になるね! 福田和也「作家の値打ち」の芥川賞ver.といった趣だろうか。
 刊行された際は買おうと決めた。ブックガイドとしても役に立ちそうだし。
 
 『短冊流し』――小谷野「いつも同じようなことをやっているとしか思えなかった」「自分の体験とはまったく関係ないところで
省5
961: May ◆gnhRUgKoeR6v 2016/09/04(日)16:48 ID:OyYiA8Xm(4/4) AAS
(つづき)
 その中に自身もかつて漫画家を目指していたという記述があるのだ。「画力が小学生並みである」と言われた彼は、
 この新書を読んでまた漫画を描きたくなったので担当のコネを使い、新潮社の漫画雑誌「月刊@コミックバンチ」に何か
 発表するかも、という旨の内容。
 漫画家を目指し、諦め、そこから小説を書くに至る経緯を細かく私小説にしてみたら、より広い読者を得られるんじゃないか。
 と、僕は思った訳だ。純文学になるかはわからんけど。あと漫画、描いてみたらいいじゃん。普通に読んでみたいぜ?

 『あひる』――小谷野「ダブル受賞ならあると思った」「不気味さがいい。しかも、まるであったことをそのまま書いている感じがいい」
 小澤の発言「あんな家があったら怖すぎます」に「そこがいいんです。幽霊も出てこないのにホラーなんだから」と返す小谷野。
 こわい話なんだろうか……?
 
省2
962: 住人B ◆04IPYV3Pv6 2016/09/04(日)17:40 ID:mP2zVH90(3/5) AAS
メイさん感想乙です。ブログにUPしとくね。
新聞でも時評でも関係なく、
ブログにUPしてもいいと思ったものはしていくよ。
963: 住人B ◆04IPYV3Pv6 2016/09/04(日)18:52 ID:mP2zVH90(4/5) AAS
過去にブログUPされた感想を新ブログにUPするのも優先で、
すぐできないのはすまんが。
朝方にまとめてUPする習慣がついてきた。早朝に載せるわ。

今日は「教団X」を50Pくらい読んだ。
やっぱ読書人読むの明日にするわ。目がしょぼしょぼしてきた。
964: 住人B ◆04IPYV3Pv6 2016/09/04(日)21:36 ID:mP2zVH90(5/5) AAS
先月、新潮さんはツイッタで8月2日にはラインナップを発表したのに今月は遅いな。
965
(1): 2016/09/05(月)03:36 ID:PDbueJ3V(1/5) AAS
>>958
小谷野さんて、ナオコーラのスレにもいるような気がするんだよね(苦笑)
966: 住人B ◆04IPYV3Pv6 2016/09/05(月)06:37 ID:MXgBDhOB(1/16) AAS
>>965
まさか、文学板のスレを全部ロムられているのかな(苦笑)
967
(1): 2016/09/05(月)11:33 ID:QEUIxDPm(1) AAS
小谷野は雑談スレも見てるのかww

2chスレ:book
39 : 吾輩は名無しである2016/09/04(日) 10:36:50.05
郷田が二歩で反則負けとかこんな痴呆棋士引退しろってのww

小谷野敦 ‏@tonton1965 · 22 時間22 時間前
こないだも二歩やったじゃないか。将棋棋士って学力低下してるのか。
968
(1): 2016/09/05(月)14:48 ID:PDbueJ3V(2/5) AAS
今月号のすばるの表紙がツイッターで晒されてる。
内容的に買わない感じ。編集長変わったらしいけど、つまらなくなってしまうのか心配だ。

それにしても今月は新潮の情報が遅い。
誰か原稿飛ばしたのかな。
969: 住人B ◆04IPYV3Pv6 2016/09/05(月)17:28 ID:MXgBDhOB(2/16) AAS
スレの進行ペースが遅いから、985くらいになったら次スレ立てにトライする。
明日かな。
あとで、読書人の対談の感想を落とす。

>>967
きっと見てるよ。前々からそんな気が…。

>>968
ほんとだ。二瓶さんが地道に書いてる。新潮さん、UPするの遅いね。
970: 住人B ◆04IPYV3Pv6 2016/09/05(月)18:43 ID:MXgBDhOB(3/16) AAS
新潮さんが表紙をUPした。

新潮2016年10月号
Twitterリンク:Monthly_Shincho

高橋有機子が2作目書いてる。
971: 住人B ◆04IPYV3Pv6 2016/09/05(月)19:10 ID:MXgBDhOB(4/16) AAS
文學界が尼に表紙と内容紹介をUPした。
水原涼が書いてるな。

文學界2016年10月号

▼石原慎太郎×斎藤環 「『死』と睨み合って」
▼柄谷行人×高澤秀次 「中上健次と津島佑子」
▼特集 藝能春秋(ナビゲーター=九龍ジョー)
*連続インタビュー 坂東巳之助・藤間勘十郎・神田松之丞
*寄稿 茂山童司・立川吉笑・玉川太福・安田登・黒田夏子
*巻頭グラビア 市川海老蔵「怖いほどの美貌」(写真・篠山紀信)
▼創作
省2
972: May ◆gnhRUgKoeR6v 2016/09/05(月)19:36 ID:gFe++zNp(1/14) AAS
どれを読もうか迷うなあ。すばる、文学界、(ひょっとしたら)群像辺りかなあ。
973: 2016/09/05(月)19:53 ID:PDbueJ3V(3/5) AAS
群像は誰が書いてるのか発売日までまったくわからないとか。
974: May ◆gnhRUgKoeR6v 2016/09/05(月)19:55 ID:gFe++zNp(2/14) AAS
過去の傑作の再録号みたいだしな。執筆陣次第、だね。買うかは。
他に現代作家のエッセイやインタビューとか載るんだろうか。
975: 住人B ◆04IPYV3Pv6 2016/09/05(月)19:55 ID:MXgBDhOB(5/16) AAS
群像はいつもギリギリだよな。
でも1500円もする記念特集号らしいから期待できそうだ。
976: 住人B ◆04IPYV3Pv6 2016/09/05(月)20:05 ID:MXgBDhOB(6/16) AAS
<週刊読書人9月2日号掲載【対談】小谷野敦+小澤英実「芥川賞について話をしよう第10弾」感想>

 半年間で芥川賞候補作に選ばれた各作品について語るこの対談の感想は、
いつもより比較的長めになる。最後までお付き合い願えればと思う。両氏による各候補作への指摘についての各感想を述べた後、
最後に少しだけ総括する。

山崎ナオコーラ『美しい距離』
 
 小谷野先生は酷評し、小澤先生は擁護の姿勢で会話がはずんでいる。
自分は「美しい距離」を読んでラストで涙ぐんだので、
頭の片隅で「小澤先生頑張れ」コールを死ながら読み進めた。
本作だけで対談の1/3〜1/2を費やしている。
省19
977: 住人B ◆04IPYV3Pv6 2016/09/05(月)20:07 ID:MXgBDhOB(7/16) AAS
(つづき)
『ジニのパズル』
 小澤先生は、「文章が荒削り」と、小谷野先生は、「文章下手」と糾弾している。
文芸誌スレでもそのような以下のレスがあったので、そうなんだろうね。
 自分はむしろ、大人しく刈り込まれてて物足りない文体という印象を持った。

 シリン・ネザマフィ、温又柔、横山悠太、岩城けい、楊逸らトランスナショナルな作家が好きだ。
その中には、荒削りな文章の作家もいるけれど、そこが妙な魅力を醸していてかえって惹かれるものがある。
倒れそうで倒れない強さとでも言おうか。これらトランスナショナルな作家たちの中にあって、
崔実の文章には色彩がなく、地味でそつがない。純文学は、文章芸術でもあるのだから、文体で魅せて欲しい。

 さらに小谷野先生は、「最初と最後が良くない」とも糾弾していて、特にそれは共感できる。
省3
978: 住人B ◆04IPYV3Pv6 2016/09/05(月)20:08 ID:MXgBDhOB(8/16) AAS
(つづき)
『コンビニ人間』
 二人とも、大絶賛である。
 「コンビニ人間」は、文學界2016年6月号に掲載された時にすぐ読んで、あまりもの面白さに虜になった。
このブログで長い長い感想を書いてUPしたほどだった。芥川賞はむしろ、「何でこんなつまらないものが受賞した?」
とよく思うので、本作の受賞はない、と予想していたほどである。どうしちゃったんだ、選考委員。
 対談で、村田は「コンビニエンスストア様」というラブレター形式のエッセイを出しているという話だ。
このエッセイを読むと、「コンビニ人間」が別の角度の読みができるという。これから読むのが楽しみだ。
「コンビニ人間」についての対談は、他は全体として刺激的ではなかった。芥川賞受賞作の他の村田の小説もすべて読破していて、
その魅力が分かるから。二人の大絶賛は当然のもの。
省1
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