[過去ﾛｸﾞ] 【無利子で】小島一志 金策268人拒否【カネ貸して】 (1002ﾚｽ)
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316(1): 2021/12/05(日)01:32 ID:Mb2RtMIF0(2/2) AAS
小島一志先生名言集続き
「僕が第一に幸運だったのは近所に道上伯先生の同門の弟弟子である武徳会柔道に精通した人物がいた事です。彼は柔道場の看板も掲げず、自宅の中にある小さな道場で同好会のような形で集まり稽古をしている変わり者でした。最初は大人のみで稽古をしている場であり、子供の来る所では無いと入門を断られましたが、何度も訪ね続ける僕のしつこさに根負けしたのか、結果的に入門を許され、14歳から18歳で上京するまでここで武徳会柔道を学び続ける事ができました。
そして第二に幸運だったのは僕が上京後し、最初に入学した大学である立教大学の近くにヨネクラジムがあり、松本清司氏やエディ・タウンゼントからボクシングを学ぶ事ができた事です。僕はプロボクサーになるつもりは無く、技術としてのボクシングを学ぶ為だけにジムに在籍していた為にボクサーという仕事に強い誇りを持つエディから最初は良い顔をされず、再三にわたってプロボクサーになるよう説教をされましたが、ヨネクラには当時他にも沢山の有望選手がいた事もあり、最終的には諦めてスパーリングパートナーを務める事を条件に指導してくれるようになりました。
そして何より松本氏とエディの『ボクシングはスポーツであり、何よりも強いダメージを受けず、安全にリングを降りる事が第一』という思想は武術畑育ちの僕にとって初めて出会った新鮮な考え方でした。
立教大学を中退し、早稲田大学に入った後もなんだかんだでヨネクラジムに通い続け、就職活動を始めるまで在籍したのはこのジムの空気が肌に会ったのだと思います。
まさか倅の大志までここに入門し、技術は学ぶがプロボクサーにはならずジムではスパーリングパートナーを務めるという僕と同じ道を通るとは当時は思いもしませんでしたが(笑)
いずれにせよ、武徳会柔道、そしてボクシングを学んだ事で『相手を殺す』事を目的にした古流武道の技術のみではなく、『相手を制する』現代格闘技の技術も身につけられた事は僕にとって道幅が広がるような大きな収穫でした。
そして古流武道と現代格闘技、この二つから学んだ技術と精神性を合わせ、編纂し、活かせる新たな体系として後に僕は自身の流派の青水流を作るのですが、それに関してはおいおいYouTubeで語っていこうと思っています。お楽しみに！」
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