▼ジークンドー▼截拳道▼ Part16

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427: (ｱｳｱｳｳｰ Sa81-6o6r [106.128.62.156]) 2023/02/22(水)18:07 ID:lB+5MqJYa(1/3) AA×

427:  (ｱｳｱｳｳｰ Sa81-6o6r [106.128.62.156]) [] 2023/02/22(水) 18:07:13.59 ID:lB+5MqJYa

最初、私はジークンドー・コンセプトを19年間やってきたわけですが、
その間に様々な流儀の技法を研究・経験し、自分の解釈によって技術を選択し、
そして吸収してきました。自分にとって必要となるものは貪欲に吸収し、
それらを組み合わせることにより様々な状況に適用させる、というのが当時の教え
だったからです。ジュンファン・グンフーの技術をベースに、私が特に心を打たれて
研究したのがフィリピン武術、ムエタイ、サバット、八卦掌、日本古武術
（柔術、抜刀術、手裏剣術）、琉球古武術でした。ブルース・リー師祖の武術は
確かに奥が深く、大変興味をそそるものです。そして、他流儀も奥に行けば行くほど
そのすばらしさがわかってきます。

1988年に大阪の内野君と「格闘技通信」に半年間、ジークンドー/カリを連載しましたが、その時、以下のように説明しました。
『ジークンドーとはコンセプトであるが、現在のジークンドーはブルース・リーの
弟子であったダン・イノサント師父がブルース・リーから習ったものを更に
改良したものである。技法的には、様々な流儀の技術を間合いや状況の変化に対応
させて、使いこなしてゆくものである。』
　こういった教えを、非常に長い間信じてトレーニングしてきたわけですが、
ある時期になったとき、自分自身に限界が来ているように感じ始めました。
そして、この教えに不安を抱くようになったのです。なぜなら、他流儀、
特に伝統武術を長年やっている先生方に、一つの流儀を極めるのに一生涯を
費やさなければならないのに、他流儀のものまで訓練していたら、
とても武術を極める域に到達することなどできなくなる、と教えられていたからです。
ジークンドー・コンセプトをやっているときは、確かにある程度はストリート・ファイト
において強くなったと実感していましたし、当時の何人かの先輩は、確かにストリート・
ファイトでその効果を発揮していました。当然ルールありの試合なんか誰も出場して
いませんでした。なぜなら、私たちはストリート・ファイトや護身で効果を発揮できれば
いいと考えていたからです。ストリート・ファイトや護身は、経験を積んでいけば
たとえどの流儀をやっていようとも、その実力は上がっていくものであると当時は
思っていました。

http://mao.5ch.net/test/read.cgi/budou/1659537388/427

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