群像新人評論賞 (931レス)
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43: 2019/05/01(水)11:01 AAS
>>41
知名度はあるから今さらデビュー効果はない
でも権威はないから(失礼!)群像とりたいかなと
4月末まで執筆と言ってるし
ただまあもし出して(確実に最終までは行くだろうから)落ちたら名前でてカッコ悪いリスクはある
44
(1): 2019/05/01(水)11:03 AAS
ちなみにツイッターみると、東大卒院生、お茶の水休学ライターなんかが投稿の話してるね
今年は180くらいかな?
平成論とか多そう
45
(1): 2019/05/01(水)11:28 AAS
5月まで執筆モードって、黒瀬は確か本を書いてるんだったと思うよ。
46: 2019/05/01(水)11:43 AAS
>>45
あ、そうなんだ!
ならまあ違うか
ただまあ講師レベルじゃなくても批評塾関係者も10人くらいは出しそうね
去年はそういう「ポストモダン」を忌避するかのように平易な柳田論だったが
47: 2019/05/01(水)11:46 AAS
あずまん自体、何となく難しい言葉を使ってそれっぽく論じる「産業」に対して文學界どこかで批判してたが
かつ、自分もその流行を作った一人として反省すると
あずまんはポストモダンを使いこなしてるから良いが、あずまんワナビーはポストモダンに使われて振り回されてるもんな
48
(1): 2019/05/01(水)12:02 AAS
自分は日本のデリダとかドゥルーズの受容の仕方や取り上げ方が
軽率だったと思うんだよねあ、ニューアカデミズムとかあの辺がさ
あと、ポストモダンどころか、少し前の、現象学、実存主義、構造主義等を
全然勉強してない人が、ソーカル事件口にして分かった気になってるのが良くない

例えばデリダの『そのたびにただ一つ、世界の終焉』
とか非常に真面目に他者の死の追悼している本があるけど、
ニューアカデミズムの軽薄さとか、ソーカル事件とか、
デリダ読まない人が作り上げたデリダのイメージとはかけ離れているんだよね
だから、例えばデリダ一人取っても、友の死に苦しむ一人の誠実な人間だった事を
しっかり考えないで、ポストモダンだなんだって分かった気になってもしょうがないと思う
49: 2019/05/01(水)12:09 AAS
正直ヨーロッパのようには、ルネサンスも科学革命も技術革命も市民革命も
経験しなかった日本で「ポストモダン」とか言っても前提が全然違うから意味ないと思んだけどね

ヨーロッパが中世とか近代とかの歴史を今だからこそアナール学派みたいな人が
徹底して研究して、歴史観そのものを改めて問い直しているのに、無反省に
「中世」「近代」「ポストモダン」みたいな区別使うのは危険だと思う。
50: 2019/05/01(水)12:18 AAS
丸山眞男が『日本の思想』で提出した日本人の西洋受容の根本的欠点は、
定期的に丸山眞男ブームが起こっても改まらないんだなと思う
そしてそれが軽率な「ポストモダン」がいつまでも続く原因なんだと思う

ボシュエ、シャトーブリアン、シャンフォール、オーギュスト・コント、メーストル、
ジャック・マリタン、レイモン・アロン、カンギレム、カヴァイエス、
ペギー等、日本が受容出来てない抑えてなきゃいけない筈の
フランスの文人が多すぎるんだよなぁ……
ポストモダン以後だと、ジャン=クレ・マルタンとかジャン=リュック・ナンシーとか
デリダやドゥルーズやってる人でもあんまり読まないで、アガンベンやジジェク辺りを
過大評価するし……
省1
51
(1): 2019/05/01(水)12:33 AAS
>>44
平成論かぁ 自分は素朴にデリダ論書いてしまった
東さん選考委員になったし、せっかくだから、と思って
時代論とか書ける人なんか器用な感じがして凄いと思う
52
(1): 2019/05/01(水)12:39 AAS
>>40
批評家育てようとする新人賞が少なすぎるよね
小説家以外は作家にあらずみたいな風潮が苦手
漱石とか太宰とか川端とか三島より、小林秀雄が好きでもいいやんな
53
(1): 2019/05/01(水)12:48 AAS
そういや、三田文学新人賞にも評論の賞あったな
授賞しても後が続かない雰囲気がするけど笑
54: 2019/05/01(水)12:50 AAS
新人賞取るまでが大変で、l新人賞取った後はもっと大変なのが宿命なのさ
55
(1): 2019/05/01(水)14:19 AAS
>>48
いい話だね
柄谷行人先生が「結局派手に目立ちたいやつしかいない」って言ってたけど、なんか「デリダとかドゥルーズ取り上げときゃ喜ぶっしょ?www」みたいな軽薄な感じなんだよな
あずまんはやっぱ本物だがワナビーはね
あずまんも言っていた気がするが、現状は「大昔の、批判されていたころの大学教員」になってて、だったら今の新しい世代の若い現役大学教員に書かせたほうは100倍マシ
権威主義になってしまうが、中島義道が言うようにやっぱ博士号を足切りにするほうがまだ「マシ」かもとさえ思う
56: 2019/05/01(水)14:24 AAS
>>51
上でデリダ論批判してすまん
平成論みたいなのは新人がやることじゃないと思うよ
たとえば平成生まれが平成論書いても話題性狙い以外の深みがない
タイトルは令和君こんにちは:F市N寿論ってね
57
(1): 2019/05/01(水)14:29 AAS
>>52
だいたい小説も評論も文学だよな
こんなこと言ったら怒られるだろうけどさ

私も小林秀雄や福田恆存が好き
小説も読むけど

あ、あと坂口安吾は小説より評論が好き
58
(1): 2019/05/01(水)14:30 AAS
>>53
むしろ法政の教授とか出してる
受賞さえしたらまあまあ生き残ってる
が、毎年受賞なし
59: 2019/05/01(水)14:33 AAS
大学が自浄作用?あるいは競争激化?で面白い人を出し始めたのに、文芸批評業界が業界人になって昔のアカデミアみたいに閉じてしまったというのは面白いね
60
(1): 2019/05/01(水)15:27 AAS
>>55
東さんもネットだと馬鹿にされるけど、東大で哲学で博士号取るってのは凄い難しいことですからね
東さんの全ての著書や発言に高い価値があるかっていうと微妙ですが(汗)
デリダでもドゥルーズでもヨーロッパの一流の思想家が今でも生涯考え続ける思想家で、
一時的な流行で消費していい思想家ではないですから
彼らの名を振り回す人に限ってなんか、受け入れ方を間違えてる感じがしますね
61
(1): 2019/05/01(水)15:35 AAS
>>57
フランスだと、戯曲家でも詩人でも小説家でも評論を書く伝統があるので、
評論は文学の一つのジャンルですよ、というよりフランスだと哲学者でも文学批評書くから、
批評は、文学であり、哲学であると思います。

ボードレール、ヴァレリー、ロマン・ロラン、サルトル、ボーボワール、カミュ、
クローデル、アンドレ・モーロワ、ベケット、フーコー、ドゥルーズ、デリダ等、本業の他に優れた文芸の批評書きましたからね

安吾の小説は、地道に推敲すれば傑作になったのに、
推敲に飽きてきて放り投げ、傑作になれなかったようなもどかしい作品が多いですね笑
62: 2019/05/01(水)15:38 AAS
>>58
それは良いことを聞きました
すばるクリティークの他に三田文学新人賞も書けたら送ってみます
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