[過去ログ] 正しい野良猫の駆除方法44 (1001レス)
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307: 2013/03/12(火)00:00 ID:YJhjO/DV0(1/8) AAS
うんこ猫について書いた者です。
猫さんは、ツンデレの代名詞のように世間では言われているが、実は、とても情け深い動物である。
俺の母親から何年か前に聞いた話なのだが、近所でこんな事が有ったそうだ。
俺の実家の近くにはちょっとした雑林があり、そこにはいつの頃からか野良さん親子が住み着いていた。
その林の横には道路沿いに3軒の家が並んでおり、野良さん親子はいつも此処の住人からご飯を貰っていた。
実は、これら3軒のうち2軒の家では室内猫さんを飼っていてご夫婦共に猫さんが大好き。
残りの一軒でもそこのおばあちゃんが大の猫好きなのであるが、事情が有ってその当時は猫さんを飼っていなかった。
ある日、室内飼いの家のおばさんが、庭の植木に散水していた時、親野良さんが庭に入ってきた。
おばさんは、いつものご飯を貰いに来たと思い、一旦家の中に入って器に餌を入れて戻ってきたら、おや? 野良さんがいない。
どうしたんだろう?いつもならご飯をあげるガレージの横で子猫たちと一緒に待っているのに・・・。
308: 2013/03/12(火)00:02 ID:YJhjO/DV0(2/8) AAS
あたりを見渡してみると、どういうわけかその野良さんは、おばさんの家を出て道路からじっとおばさんを見ていたらしい。
「野良ちゃん、どうしたの?」と道路の方へ歩いて行くと、野良さんは道路を林の方に歩きだし、暫く行くとまた立ち止まっておばさんを見ている。
ここでおばさんがハッと気づく。そういえば、いつもなら一緒にいるはずの子猫たちがいない、と。
おばさんは嫌な予感がして、少し駆け足で野良さんの後についていったそうだ。子猫たちに何かあったのではと危惧しながら。
すると、野良さんも駆け足で林のなかに入って行った。そのあとを更に追っていくと・・・
そこには、隣家の猫好きのおばあちゃんが蹲るように倒れており、胸を押さえて声にならない声を発していた。
おばさんもさぞびっくりした事だろう。が、おばあちゃんの様子を見てすぐに心筋梗塞の症状とわかったらしい。
というのも、その1年前におばさんのご主人が同じ症状で倒れて入院・手術したことがあったからだ。
309: 2013/03/12(火)00:03 ID:YJhjO/DV0(3/8) AAS
おばさんは、すぐに家に戻り救急車を呼んだ。おばあちゃんは、病院で大手術を受け、幸いにも助かった。
おばあちゃんの息子さんは、あと15分遅かったら、多分駄目だっただろうと手術後に医者から言われゾッとしたらしい。
おばあちゃんの意識が戻ってからわかったのだが、おばあちゃんは時々、野良さんたちにご飯をあげるために林に入っていたらしい。
このような、猫の恩返しに類する話は何度か聞いたことがあるが、実際に身近で起こってみると、改めて猫さんの情に感心せざるをえない。
それは多分、猫さんに限らず、犬だってそうなんだろう。可愛がってもらった恩や虐められた怨みは人間並み、いや人間以上に深いのかもしれない。
尚、後日談として、助けて貰ったお礼におばあちゃんの息子さんは、この野良さんたちを家で飼おうと思い、親子共々保護したのだが、
親野良さんは、やはり自由が良いらしく、すぐに脱走してしまうので外飼いとして大事にしているとのことだ。
397: 2013/03/12(火)21:31 ID:YJhjO/DV0(4/8) AAS
うんこ猫について書いた者です。
ずっと昔、テレビで見たんだけど、
50歳くらいの独身のおじさんと飼い猫さんのお話(ノンフィクション番組)
おじさんが会社から帰ってくると、待ってた猫さんがスリスリして、一緒に居酒屋に行く。
道もおじさんの後ろをスタスタと歩いて、一緒に散歩してる感じだ。
居酒屋ではカウンターに並んで座って、おじさんが晩酌してる隣で、削り節を食べてたり。
そして、次の店にはしごする。一緒に。
なんとも、不思議な猫さんで、まるで古女房のようだった。
ほほえましくて、テレビ見ながら涙ぐんでしまった。一緒に見てたお袋も感動していた。
あの猫さんをもう一度、テレビで見たいなぁ。
403(1): 2013/03/12(火)21:59 ID:YJhjO/DV0(5/8) AAS
俺の職場の人の実家(割合田舎の方)の猫さんは、外にも自由に出してご飯も残りものの
味噌汁かけご飯中心だそうだけど、何年か前に喧嘩で大怪我して弱った後の復活後は、
ますます元気になって、木にもどんどん駆け上る18歳だそうだ。
元気で長生きの条件はいろんなパターンがあるようだが、
どこの猫さんもみんな楽しく元気に長生きして欲しいなぁ。
408: 2013/03/12(火)22:30 ID:YJhjO/DV0(6/8) AAS
何の縁だか、今まで何匹もの捨て猫さんと出会った。
そのまま放ってもおけず、いつも家に連れて帰っては里親探しに奔走した。
病院代などの予期せぬ出費に泣いたことも数限りない。
折角出会ったのにすぐに死んでしまうコも沢山いた。
一番ひどい状態の子猫(両目ぐちゃぐちゃ、鼻水ダラダラ、皮膚病)が、
結果、一番しぶとく生き残り、5年近く経って家の立派な飼い猫さんになっている。
それでも色々障害は残ったが、今では沢山の猫さん達の中でボス的な存在だ。
不思議なことに、この猫さんが来てからは、昔ほど不幸な動物と出会わなくなった。
何か意味があるのだろうか・・・。
410: 2013/03/12(火)23:00 ID:YJhjO/DV0(7/8) AAS
以前、実家からの帰り道、高速の途中のSAでパンとコーヒーを食べながら休んでたら、
そのあたりを仕切っているボス格と思われるゴッツイ野良さんが登場。
太い手足に、荒れた毛並み。おまけに片方の耳がない。
何より、すごい筋肉質で、部屋飼いなど経験したことがなさそうな風貌だった。
パンに興味があるのか、ボス野良さんがこちらに近づいてきた。
俺が「欲しいのか?」と言いながら、千切ったパンを差し出すと、
なんと10連続くらいの光速猫パンチ!痛い。俺は、食べていたパンを思わず落としてしまった。
「何だよおまえ・・・」言いながら俺がその場を立ち去ると、他の野良さん達がゾロゾロ出てきて、
みんなで俺の落したパンを食っていた。
412: 2013/03/12(火)23:25 ID:YJhjO/DV0(8/8) AAS
「そうだったのか。それならもっと早く出て来いよ。それじゃあ、少ないだろ?」
俺はすぐに売店に行って、野良さん達が食べられそうなものを買い込んだのは言うまでもない。
しかし、野良さん達、俺の手からは決して食べようとはしない。
仕方なく人が来ない茂みの方に歩いていき、食べ物を2、3か所に分けて置きその場を離れた。
ボス野良さん、俺が離れたのを見届けてからノッシノッシと茂みに近づいていく。
人間からのあからさまな施しは受けないとでもいうように。
それを見た他の野良さんたちも一斉に茂みへ。
ボス野良さん、誇り高いのも程ほどにしとけよ・・・。
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