[過去ログ]
アベンジャーズ AVENGERS マーベル・シネマティック・ユニバース MCU 537 (1002レス)
アベンジャーズ AVENGERS マーベル・シネマティック・ユニバース MCU 537 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
88: 名無シネマ@上映中 (ワッチョイ ad76-yQ0b [222.4.61.70]) [sage] 2022/11/12(土) 09:40:06.49 ID:uaVnEf8t0 >>85 スーツにヴィブラニウム使わなかった理由がわからんわ なに熱して叩いてんの?ってなってた http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/88
89: 名無シネマ@上映中 (アウアウクー MM75-X3QC [36.11.224.55]) [sage] 2022/11/12(土) 09:41:53.38 ID:o7j3Sx1mM 比較的短期間でシビルウォー、ダークナイト、TENET、無印ブラックパンサー、ワカンダフォーエバーを映画館で見たけどノーラン作品にあってマーベルに欠けてるものは哲学と詩だなと思った MCUはコンセプトが幼稚で表現が生硬 その欠点を補うのがアクションの爽快感だったんだけどワカンダフォーエバーはその面でもモノ足りなかったな http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/89
90: 名無シネマ@上映中 (スップ Sd5a-R9pW [1.75.10.20]) [sage] 2022/11/12(土) 09:44:41.42 ID:CK/pOFvbd >>88 前スレでも書いたけど出来上がったものは あんな風に叩いて作れる精度の物じゃなかったし 無理やりねじ込んだ無駄なシーン http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/90
91: 名無シネマ@上映中 (ワッチョイ daf0-ZZlP [125.12.232.6]) [] 2022/11/12(土) 09:46:51.68 ID:4pwnfXOB0 そもそもリリを出撃させた理由もよく分からん ヴィブラニウム使えばアーマーだけ遠隔操作することもできるのになんで直で戦場に行ったん? http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/91
92: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.89.102]) [sage] 2022/11/12(土) 09:47:30.86 ID:IAs6zdVxa めちゃくちゃ良いところと、そうでないところが共存した両極端な映画だと思ってしまった(感性不足) 冒頭での、ティ・チャラの葬儀シーンは主要キャラのセリフは少ないものの、ワカンダ国民の悲しみがワカンダの歌を歌い、ワカンダの太鼓を叩き、ワカンダの舞を踊る美しい映像と音楽で表現され、どれだけティチャラが家族から、国民から、我々MCUファンから愛されていた国王だったのか伝わった。めちゃ泣いた。 またシュリのセリフにもあったが、「誰にも頼らずに病気と戦っていた、頼った時には遅かった。」というのは、現実のチャドウィック・ボーズマンが癌を患った時の周りへの対応と重なり、脚本のライアン・クーグラーの本音をシュリに憑依させた様な、メタ的な友人の死への後悔と追悼の言葉に思えて感動した。 ただ、チャドウィックの逝去のため急ピッチの脚本作成だったとの事で、映画の展開も不自然に感じてしまうところもあった。 個人的に気になったのは、女王の政治活動は素晴らしいが、軍事の采配においてはうーん...となるところ。 オコエがシュリとアメリカに行く→シュリ捕まる→オコエクビ(辛いけど責任与えすぎ私情もあるよね....)→代打ナキア送る、ナキア粗相→戦争 結果として、シュリは救えたがネイモアが逆上しワカンダ半壊、自分殺されるという本末転倒になった為、強さ優しさ決断力の反面に合理性に欠く、ちょいポンコツキャラに見えてしまい、シリアスな映画にシュールが混ざった 違和感を感じた...好きなキャラなんだけども... これは個人的な考え方や文化や国民性の違い、違和感かもしれないな〜 ただ、ティチャラ(チャドウィック)と母の死を受け入れ復讐では無く慈悲と愛を選んだ女王シュリ、ピリつくアメリカ・ワカンダ・タロカンの情勢、ティチャラの息子の誕生などこれから楽しみな伏線ばかりで、続編が待ち遠しい良い映画だった。 早くまたワカンダフォーエバーしたいなと思った。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/92
93: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.89.102]) [sage] 2022/11/12(土) 09:48:11.22 ID:IAs6zdVxa もちろん泣けたは泣けました。最初と最後。チャドウィックボーズマンありがとう。 それと映画が面白いかは別だった。 愛する人を失って失って強くなる、結局同じパターンやん、、 スパイディしかり、結局その道を通らないとヒーローにはなれないのか。 シュリちゃんかわいそすぎる。母死なんくてよかったのでは(ムキムキでかっこよかった)。 みんなの評価高くてびっくりしてます。 以下とりあえずの感想書きなぐり。 ◉いいところ ・お葬式やタロカン帝国の映像、色鮮やかな衣装などはとても美しかった。 音楽も最高(リアーナの曲だけ浮いて聞こえたのは私だけ…?) ・タロカンはマーベルには珍しい海の中のシーンで本当に綺麗だったけど、暗めだったのでドルビーで観たらより綺麗だっただろうなー残念と思いながら見てました。でもIMAXしかり3Dしかなかったから仕方ない。あとみんな言ってるようにアバターやん!先見せしてやった感あります。 シュリちゃんの、あの暴走してしまう感情も、年齢からすれば理解できるし、お互い超強力な武器を持ってるがゆえに孤立感があった強国どうしが惹かれ合うのも納得。 ◉悪いところ ですが!結果的に民も兵士もかなり失ってて、そのうえでワカンダフォーエバー!って叫ばれても、えっ…て感じでした。 船の側面にまだまだうじゃうじゃおるの見て、タロカンつよ、無理やんと。我らが最強ワカンダ像が崩れてしまってちょっと悲しかった。それはそうなのだから別にいいですが。勝ち目ねえ。あとから出てきたエボルタくんみたいなオコエもそんな強くなかった。 なにより、ポスクレで息子出してくるナキアに怒り。 ティ・チャラ出てきて感動してるけど、え、ワカンダのみんな、せめてシュリに早く言ってあげればよくなかった…? たとえティ・チャラとの約束だったんだろうとはいえ、兄、母を失い急に国のトップにならざるを得なくなったシュリちゃんの、心の支えにはなっただろうに。 あとは海底で敵を助けなかったのも意味不明。 シュリちゃん助けたいって言ったのに。物語進めるにはこうしないとなんやろなーって思ったけど、あそこで戦争になる!って言ってるのにさあ。 アイアンハートのスーツも細かいところまでもっとしっかり見たかった! MVPはエムバペ。エムバペしか勝たん。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/93
94: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.89.102]) [sage] 2022/11/12(土) 09:48:24.32 ID:IAs6zdVxa なんというか、多くを求めすぎたかも。これは完全に自分が悪くて、一作品としての完成度はフェーズ4の中でも随一だと思う。 とことんチャドウィック・ボーズマンとティ・チャラのトリビュートに尽くした、フィクションを越えて本当の喪失に向き合う話。 でも本作はチャドウィック・ボーズマンのいない初めての『ブラックパンサー』であると同時に、フェーズ4の最終作でもあったはず。だからトリビュートや継承だけに収まらない、直接的に次へ繋がるものを求めてた。 喪失に向き合う作品がフェーズ4には既に多くて、そのテーマを見飽きてたのもある。そこで3時間弱、喪失に向き合い続けた本作は少し物足りなく感じてしまった。本当の喪失であるにもかかわらず。 ブラックパンサーの継承は見事にしてみせたけど、結局『シビル・ウォー』でのティ・チャラのストーリーをなぞっただけで、ただただ彼の気高さと偉大さを再確認するための作品に思える。 国際的な観点からみたワカンダは孤独なままで何も進んでいない(むしろ悪くなってる)。タロカンも味方とは言い切れないし。前作は政治的なメッセージ性が強かっただけになぁ。 でも下手に多くのテーマを描こうとしてミスするよりは、こっちの方がチャドウィックに対しての敬意が伝わるし、間違いなく正しい。別にフェーズ5へ繋がる要素や、ワカンダの次のステップは必要なかった。何回でも言うけど、勝手に多くを求めた自分が悪い。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/94
95: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.89.102]) [sage] 2022/11/12(土) 09:48:57.07 ID:IAs6zdVxa ここ最近のMCUで一番映画してた!MoMやThorもおもしろかったけど物足りなさが少なからずあった。それに対してWAKANDA FOEVERは一本の映画として満足感が得られたのでとてもよかった! ビジュアル面はワカンダ独自の文明の新たな一面や、未知なるタロカン帝国の神秘が観れて大満足だった。OSTとのシナジーも最高!! ストーリー面はワカンダ、タロカン、世界との関係性に現実味があってとても良かった。 ティ・チャラこそいなかったものの、お馴染みのメンツを久々に拝めてよかった。プロモーションしてる時から思ってたけど、あの髪型のレティーシャ・ライトかっこよすぎ。ジャージ姿の破壊力も抜群。シュリ、オコエ、エムバクの言動とか仕草がいちいち愛おしくてよかった。そこに絡む新たな面々が見事にブラックパンサーの世界観に馴染んでいて観てて興奮した。あと冒頭の葬儀のシーン、Wakanda歌ってる人映ってたよね!?思わず微笑んでしまった笑 シュリもネイモアも良かったけど個人的にキルモンガーが抜群によかった。安直に"実は生きてました!"じゃなくてハーブのタイミングで出てくるの最高すぎる。今回の彼の言動は人によって捉え方が変わりそうだけど、自分は彼なりの言葉でシュリを諭してるんだと思った。テ・チャラを称えつつも自分のやったことも間違っていなかったと思ってる感じが、BP1の後のキルモンガーって感じでよかった。その上で似たことをしようとしてるシュリに対して"お前はそれでいいのか?"と言ってるようで彼なりの優しさ?を感じた。(半ば妄想に近い…) マイケル・B・ジョーダン、、、うまく言葉で表せないがオーラというかキャラクターを作品に存在させるのがめっちゃ上手いんだなとおもった。役者って本当にすごい。 他にもヴァルの登場、リリとシュリの関係性、ティ・チャラもといチャドウィックへのリスペクトを表した演出が最高だった。本編通してシュリが主人公しててめっちゃ良かったんだけど、やっぱチャドウィック/ティ・チャラの存在感と安心感は別格なんだなとフラッシュバックのシーンで感じてしまった。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/95
96: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.89.102]) [sage] 2022/11/12(土) 09:49:08.18 ID:IAs6zdVxa 最後にティ・チャラとナキアの子ともが出てきたのはとても良かった。詳しくは後述するが正直後味の悪い本編だった。けど最後にティ・チャラの意匠を継ぐ存在というか、ワカンダの希望が垣間見えた気がして嬉しい気持ちになった。唇くいってやってほしかったな笑 映画としての満足度自体は高かったけどスッキリしたかと言われるとそうではない。良くも悪くも描くストーリーがリアル過ぎた。シュリの心情も理解できるし当初の計画はネイモアだけ連れ去ってどうにか穏便に事を済ませようとしてたんだろうけど、観てる側の率直な感想はただのシュリの復讐劇だったなと。最終的にトドメを刺さない選択をしたわけだけどあれだけでシュリが精神的に成長したって感じはしなかったな…だから壮大なbgmが流れてるのも違和感を覚えてしまった。ティ・チャラの選択とシュリの選択は同じものになったけど何故かそこには決定的な差があるような気がする。これは意図的な演出なのか自分の捉え方がズレてるのかはわからない。でも"人間"て生き物の心情を考えたらそんな簡単には許せないと思うので自分の捉え方はアリなんだと思う。これが良くも悪くもリアルだなと感じたところ。 あとは題名にもなってるワカンダフォーエバーにはどんな意味が込められていたんだろうと疑問に思った。かなりうろ覚えだが本編でシュリが二回だけ言ってたと思う。記憶が確かなら、そのどちらも攻撃的な意味合いで使ってた気がする。今までは伝統を重んじるとかワカンダを守るためとかそんなシーンで使ってたと思うけど、それとは対象的なシーンで今回使ってたのはちょっと悲しい気持ちになった。本当にうろ覚えなのでもう一回観て確かめたいな。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/96
97: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.89.102]) [sage] 2022/11/12(土) 09:49:29.47 ID:IAs6zdVxa Dolby3Dで鑑賞 もしまだ鑑賞していない方がいれば、ご覧になってからレビューを見ることを強く勧めます。 最高。本当に最高の作品だった。ブラック・パンサーのテーマ性とライアン・クーグラー監督の良さ、レティーシャ・ライトの演技力が遺憾なく発揮されていた。 以下昨今のMCUの反省点を振り返り、その箇所に今作はどのような回答を用意したか確認した後に、全編を掻い摘んでレビューし、キャラクターを掘り下げたい。 まず昨今のMCUの反省点は大きく以下の3つだと思う。 ①エンタメに振りすぎている。 ②ポストクレジットシーンの話題性に重きを置いている。 ③フェーズ4が個のヒーローの“継承”をテーマにしているため「シビル・ウォー」や「インフィニティ・ウォー」のようなMCUの世界観の広がりを持たせたり、社会やヒーローに問題提起するような話ではない。 これらの反省点にライアン・クーグラー監督は、ほぼ完璧に答えを出したと思う。 ①については今作は監督の「フルートベール駅で」を彷彿とさせる緻密で繊細な人物描写や、後述するタロカンやネイモアの存在と脅威、私怨と正義に揺れ、王としての決断に苦悩するシュリなど重厚なストーリーとなっていた。 ②ポストクレジットシーン無し、ミドルクレジットで本編補完、しかもここはかなり大事なシーンなので後述する。 ③タロカンや、ヴィブラニウムを狙う国々などの今後のMCU世界に広がり持たせる要素がみれた。おまけにミュータントへの言及もあった。 ネイモアが唱える地上の征服も、裏を返せばタロカンを守る手段であるため、民にとってはヒーローである。これは「ブラック・パンサー」でキルモンガーがの主張と通じるところがある。このある意味正当な主張に対してヒーローや社会はどう答えるのかという課題は残ったものの、今後の作品に活かされると思う。 公開前に考えられていた懸念点は、払拭されたと言って良いと思う。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/97
98: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.89.102]) [sage] 2022/11/12(土) 09:49:43.28 ID:IAs6zdVxa 次に全編を掻い摘んで振り返り、最後にキャラクターを掘り下げたい(長文注意)。 まず冒頭はティ・チャラ王の死、そして葬儀から始まる、このシーンでは前作で兄とのコミカルシーンで場を賑やかし、伝統を重んじるワカンダで、比較的自由な科学者だったシュリが悲しみ、無力感に苛まれているのが印象深い。 現実とリンクしている分その悲しみに共感できるのも良い点である。 物語は一年後になり、喪に服すワカンダと対照的に国家間のヴィブラニウム争奪戦に拍車がかかっていることがわかる。 シュリが、兄の死を省みない外の世界には怒りが湧くのも頷ける。 これは国家間のバランスがある意味ワカンダのせいで悪くなっているというティ・チャラが残した負の部分であると言えるが、ラモンダが指摘するようにそれは人間の負の部分でもある。そしてそれは本来ティ・チャラ王が自身の高潔さを持って解決しなければならない問題であった。 そしてヴィブラニウムを海で採掘しようとする海軍にタロカン人が襲撃するシーンだが、深海の閉塞感や、身投げする兵士の異様さをホラーかと思うほど不気味に表現している。ここでタロカン人への恐怖を観客に刻みこめたのは、後の展開に活きてくる。 少し飛ばして、女王とネイモアが接触するシーンでは、ネイモアがワカンダに共感を覚えつつも、コントロールしようとする征服者としての姿をみせる。 ヴィブラニウム探査機を物語の核にしたのはリアリティの面からみても良い。 アイアンハート捜索の場面ではシュリとオコエのコミカルなシーンが展開していき前作を彷彿とさせる和やかな場面だが、次のタロカン人が介入してくるシーンで、全く様相が変わる。 ここのタロカン人が素で強すぎて「攻めて来たら確実に負ける(ブラック・パンサーもいないし)」と思わせるのが上手い。 オコエに対するラモンダ女王の怒りはごもっとも、彼女はワカンダに夫、息子、娘、自分自身、すべてを捧げてきた。 しかし同時にここでラモンダ女王がヒーローではないことも明らになる。自身の身内の安全は他国と戦争をするよりも優先されると考えるからである。もっとも夫と息子を失っているため心情的にも王位的にもしょうがないのかもしれない。「国とは民である」としたソーとは違う判断である。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/98
99: 名無シネマ@上映中 (ワッチョイ bd32-yupF [180.2.70.25]) [] 2022/11/12(土) 09:51:32.11 ID:en4vw+d10 アイアンハート個人的にはカッコよかった! けど、、CGがひどかった。ただそれだけ。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/99
100: 名無シネマ@上映中 (ワッチョイ 4142-H9fW [138.64.203.242]) [sage] 2022/11/12(土) 09:54:17.09 ID:NP39lxPL0 なげーよ http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/100
101: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.89.102]) [sage] 2022/11/12(土) 09:54:53.83 ID:IAs6zdVxa そしてシュリがタロカンに行きネイモアと親交を深めるシーンでは、ネイモアの過去に共感し 「もしかして、このままネイモアとシュリがいい感じになって話が終わるかもしれないなー。」 「二人で協力して巨悪を倒して大団円。それでいいんじゃない?」と期待させてくれる。 「陸上で怖かったタロカン人も生活や文化があるんだなー」 「ハッピーエンドで終わりそう」 と思ったのもつかの間、戦の火蓋が切って落とされる。 タロカンのワカンダ侵攻ではしっかり一般人が犠牲になっていたし、ラモンダ女王は殺されるし、 「やっぱりこいつらとんでもない奴らじゃん!」 と情緒がめちゃくちゃにされた。でも映像は綺麗だし、ワカンダのレスキュー隊員とかの都市の描写とかあって良い。 少し飛ばして、ハーブの儀式の精神世界でキルモンガーが現れるシーン、流石にしびれた。ここまでなんとなくシュリに感情移入してたけど、ある意味無理やりブラック・パンサーを継承して、殺された親のために復讐する。このやりかたはキルモンガーのそれと同じで、だから金色のスーツなのかと得心がいった。 また少し飛ばして、船上での戦いは、見たことのない映像体験だった。甲板で戦うのは見たことあるが壁面で戦ったり、タロカン人の戦法も工夫が施されアクションとして見どころが十分にあった。 砂漠でのネイモアとの直接対決ではところどころキルモンガーっぽいアクションがあり、最後のジェット噴射もいかにもキルモンガーっぽい。最後ネイモアにとどめを刺さずに降伏するように言ったのは、兄のように高潔というよりは冷静になっただけのように思える。 シュリはネイモアを殺してしまえば永遠に戦争する羽目になるので、タロカンの秘密を守り、保護化に置くことでヴィブラニウム探査機の件を収めた。 エピローグではハイチに訪れたシュリが喪服を燃やし、兄を思い出し涙する。 そしてミッドクレジットでティ・チャラに息子がいることを知る。 で映画が終わるわけだが、次はシュリとネイモアについて掘り下げたい。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/101
102: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.89.102]) [sage] 2022/11/12(土) 09:55:11.04 ID:IAs6zdVxa シュリがハーブの儀式でキルモンガーと出会ったことは、同じ外敵を倒すという願いを持ったことや、正当な後継者ではないからなのではないだろうか。私怨で戦い、利益のために相手をコントロールしようとする様はヒーローの行いではないが、王の行いではある。 つまり、金色のブラック・パンサーは王や征服者としての姿で、反して紫色のブラック・パンサーは統治者や高潔な英雄としての姿ではないだろうか。 シュリは理知的なあまり征服者として振る舞うことの利を理解し、金色のブラック・パンサーであるという意識はあるが、一方兄のような理想家だが高潔な英雄を見てきたためそのギャップに苦しんでいると思う。 本編の最後にティ・チャラを思い出し涙したのは、シュリはハーブが見せるあの世では決して兄とその先祖には会えないが、心では兄を思うということだと思う。 もの悲しい終わり方であったが、ミッドクレジット後にティ・チャラの息子が登場し、自分の本当の名はティ・チャラ王の息子であると堂々と言う姿に、兄のような理想家の英雄を見出し、この子とは対立するような関係になるかもしれないが、金色のブラック・パンサーになった自分を、いつかヒーローとしてのブラック・パンサーが超えてくれるのを夢見ながら生きる、という救いがある終わり方になった。少々投げやり感があるが、シュリにとっては十分希望になり得たと思う。 これは邪推だが、シュリはネイモアとの決戦で負った腹部の傷によって子供ができない体になったのではないだろうか。 タロカンの秘密を守り続け、守護し、最後の王にして、最後のブラック・パンサーとしての人生はあまりにも辛いと思うので、巷だとティ・チャラの息子が出てきたことに賛否あるが、私は良かったと思う。 まぁワカンダぐらいの科学技術になったら人工授精も簡単に出来そうだからそれはないか。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/102
103: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.89.102]) [sage] 2022/11/12(土) 09:55:37.86 ID:IAs6zdVxa 最後にネイモアについて、この作品の肝になるこのキャラクターは、自身が語るように2つの側面がある。 ヴィランとしてのネイモアと、タロカン人のヒーローとしてのククルカン。 征服者と統治者としての顔をもつこのキャラクターは先程ブラック・パンサーに二面性があるという話に繋がってくる。 この二人が唯一違う点は、国の成り立ちである。 ワカンダは太古から続いていたが、鎖国状態であった。タロカンは陸上を支配されたため、海に逃げて王国を作り出した。 ワカンダは前作の結果開国し、ヴィブラニウムや技術を共有するという、ティ・チャラの意志を継いでいる。 鎖国or開国の選択肢なので、他国との交渉は常に決定権のあるワカンダが有利である。 対してタロカンは海に王国を築いたものの陸上の危険度が高まったため、征服に乗り出すという。征服or敗北の選択肢であり、必要に迫られての決断しなければならない。 (キルモンガーが簒奪したワカンダと似ていることにも注目したい) 自発的に分け与えるか、受動的に攻撃するかの違いだが、外圧に対する考え方が違っているのではないかと思う。 (この箇所明日加筆します) 総評としてはMCUの初期「アイアンマン」や「キャプテン・アメリカ」を彷彿とさせる人間ドラマ、ヒーローとしての悲しさ美しさ。現実とリンクした共感性。映像美(某DC作品と違った方向性の水中表現で成功していると思う)。 個人的にいつも気になるMCUの盲目的な科学技術への期待や信頼をヴィブラニウム探査機などの要素で疑問を呈していて良かったです。 俳優陣の演技や演出も素晴らしかった。 ラモンダ王女がリリを救うところとか、CIAの長官とか、良かったところをすべてを語りきれてないけど、まだ初日だしね。明日以降加筆します。 ワカンダフォーエバー! 余談だけどDOLBY3Dが結構良かった。奥行きがはっきりとあった。3Dにはあまりいい思い出ないけど、臨場感があったし、オススメ。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/103
104: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.89.102]) [sage] 2022/11/12(土) 09:55:53.03 ID:IAs6zdVxa IMAXレーザーにて。MCUフェーズ4を締めくくる作品。ティ・チャラをなくしたワカンダを描く。ティ・チャラを演じたC.ボーズマンの急逝によりストーリーが変更、リキャストせずにMCUにおいてもティ・チャラが病で亡くなる所から物語はスタート。 1年後、ティ・チャラの母ラモンダは女王に。そして兄の死を受け入れられないシュリ。 そんな中、ワカンダの象徴ヴィブラニウムを巡って各国が暗躍、偶然海中で見つかったため海底の民タロカンが牙をむく。 ワカンダvsタロカンvsアメリカの抗争。 タロカンの王、ネイモアにより母ラモンダを亡くしたシュリは人工ハーブの力で新たなブラックパンサーになるが、復讐の念に囚われしまう。かつて『シビルウォー〜』で父王を亡くした兄ティ・チャラのように。それでもティ・チャラがジモを許し、続く『ブラックパンサー』では宿敵キルモンガーを許した様にシュリは、ネイモアを許す。『ブラックパンサー』シリーズは一貫して許しの物語だ。 MCU的には、アイアンハートの登場(ドラマへ続く)、ネイモアが自身をミュータントと呼称(X−メンへの布石)、サプライズとして、フォンテーヌがCIA長官に(『サンダーボルツ』へ)、キルモンガーの再登場、そしてティ・チャラの忘れ形見の存在など大きなトピックスが。 「ブラックパンサーは帰ってくる」お馴染みのフレーズだが、ブラックパンサーとなったシュリは、既に発表に成っているフェイズ5、6のどの作品で登場するのか?あるいは、企画されているワカンダのシリーズなのか… 想像する楽しみは尽きない。 ワカンダ、フォーエバー!! ティ・チャラ、そしてチャドウィックの魂が平穏を迎えれる様に… http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/104
105: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.89.102]) [sage] 2022/11/12(土) 09:56:12.81 ID:IAs6zdVxa 気持ちまとまらないからとりあえず思ったこと全部書く。 ここまで死に迫ったというか向き合ったMCU作品は今まで無かった。ワカンダは失い過ぎているし、シュリは背負い過ぎている。とにかく重かった…。製作陣も観客も、全員が亡きティチャラとチャドウィックに思いを馳せていたよね。ずっと泣いてたよほんと。 まず、お決まりのタイトルのmarvelロゴ、無音でティ・チャラだけが映し出されたところでまず吐くほど泣いたんよ。 てかシュリまだ子供じゃん😭😭😭😭って所々で思った。 まさかのあいつの登場にみんなざわついてたのおもろかった。そこなんだ、という。 アイアンハートMITの1年だったから、MJとネットと同じ学校で同じ学年。これは絶対スパイダーマンに関わってくるな!と思った マーベル作品は、ヒーローが正義の一面的な単純構造じゃない、入り組んだ現実世界でのヒーロー映画ってのが良さだと思うんだけど、今回は特にそうだった。 ティチャラは気高すぎる、と、私も思うし、国と民を守る為にヴィヴラニウムとその軍事力を隠したいネイモアの気持ちは理解できる。難しい、本当に。 映画通してずっとティチャラの死を主軸にしてくれたのは本当に良かった。あと、ティチャラの死に大きな意味を与えずにいてくれたのも。すごい決断だよな、ほんとに。 ラストシーンとか、いやもう全てか。全ての演技が生だった、芝居じゃなくて、全員がチャドウィックを想って生きてるだけだった。ラストシーンのシュリの表情はまじでやばかったな、本物だった。 いやマーベルだったよ、ちゃんとマーベルだったけど、人の死が重過ぎて。あーーーー、あぁ…放心状態。なんだろう、言葉にするのはどうなんだろうって思うのは、これ、人の葬式に出た後の気持ちと一緒なんだよほんと。一部がフィクションじゃないから、こう後に引く重さがある。いや、いやぁ…。泣くしかできない、、 これでフェーズ4が終わるのめちゃくちゃ良いな。なんか、エンドゲーム後のヒーロー達を締め括る作品だと思う。ひとつ終わった、型が付いたというか。後は進むだけ、だな、本当に。頼むよアントマン!! あーー評価つけられんこれ http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/105
106: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.89.102]) [sage] 2022/11/12(土) 09:56:31.37 ID:IAs6zdVxa 備忘録 とりあえず1回目の後の気持ち。2回目は絶対感想かわる そうくるか、っていう第一印象 チャドウィックボーズマンとティチャラに捧げる2時間40分を期待してたし、そうなると思い込んでた もちろん物語の軸はしっかりそこにあったんやけど、途中ラモンダが死んだことで登場人物の弔意がそっちに傾いてしまったのは残念やった。ラモンダの命を軽視してるわけじゃないけど、観客視点で見た時に2人の死の意味は全然違うわけで…。シュリがブラックパンサーになろうってときに思い浮かべるのが兄じゃなくて母やったのも、自分の気持ちとのギャップがあった。あのタイミングでのシュリの心情としては自然やけど… ティチャラが死んでから1年後の話っていう情報は事前に出てたし、そこはある程度覚悟しとくべきやったな。こっちの気持ちの問題 オープニングはあのバージョン使ってくれると思ってたよ。 ネイモアの戦闘カッコ良い。足首に羽ついてるって言葉だけ聞いたら違和感すごいけど映像で見たら飛び回ってるのアクション凄かった。 ヴァルはCIA長官なんか。ロスの元嫁とかより、謎のおばさんじゃなくて国側の権力者ってことにびっくり。サンダーボルツの立ち位置かなりかわってくる リリウィリアムズ初登場。キャラ良いし好きやけど、正直ストーリー上出てくる意味あったかなとは思った。ヴィヴラニウム製?の赤いスーツは見た目不評やけどワカンダに置いていったし、ドラマで新しいスーツみれると思うと楽しみ。随所にトニーリスペクトの演出もあって良かった シュリが会ったのがキルモンガーなの、上手いなぁ。復讐に取り憑かれてた2人は似た者同士やったんやね。1作目から伝統とか儀式を嫌ってたっていうシュリの性格も今回違和感なく活きてた オコエのスーツは原作通りなんかな?笑 個人的にはそのまま闘ってほしかったな ラスト、ハイチでシュリが兄を想うシーンは良かったし、今後の展開にもよるけどテイチャラの息子を登場させていろんな選択肢つくれたのも個人的には良かったと想う 何はともあれ、ライアンクーグラー監督始めキャスト・スタッフには感謝しかない 3作目作るんかなぁ 作るんやろなぁ http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/106
107: 名無シネマ@上映中 (アウアウエー Sa82-Sujf [111.239.89.102]) [sage] 2022/11/12(土) 09:56:51.08 ID:IAs6zdVxa なんかあんまりハマらへんかったな…。 画面が全体的にずっと薄暗いし…。 ブラックパンサー役の人が現実で亡くなったのは知ってたし、死んだところから始まるのも知ってたけど…にしても唐突感があったような気もする。 何も知らん人が見たら「えっ、なんで死んだん?」ってなると思う。 お母さんも殺す必要あったんかな…。 新キャラのアイアンハート?が満を持して感が無くて可哀想やったな。 全体的に盛り上がりどころでイマイチ盛り上がらへん感じあった。 なんで引き渡さへんのかもよく分からへんかったし…。 子供で同じ黒人やからってこと…? 映画始まる前の予告でアバターやってたせいもあってか、海の人たちが完全にアバター。 わざと寄せてんのかと思うくらい。 ネイモアの足に小ちゃい羽ついてんのファンシー過ぎるやろ。 パタパタやって飛ぶのかわいかった。 服もうちょっと考えてあげて欲しい。 流石にパンイチは休日感あり過ぎるわ。 ふとした瞬間に笑っちゃう。 ていうか、絶対征服出来たやん! なんで一週間も猶予与えるんや…。 そういうちょっとポンなネイモアのかわいさを楽しむ映画やったんかも。 シャチに乗ってやってくる海の人たち怖過ぎる。 シャチが仲間とか絶対勝つやろ。 もっと海の生き物出して欲しかったし、海の生き物が人間襲うシーン欲しかったな。 シャチに腹とか食いちぎらせて欲しかった。 http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1668155264/107
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 895 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.020s