[過去ログ] 【大友啓史】THE LEGEND & BUTTERFLY-レジェンド&バタフライ-【木村拓哉/綾瀬はるか】Part2 (1002レス)
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155: 2023/02/03(金)21:31 ID:W8LqDOIF(1) AAS
東映70周年記念作、という事で力の入った時代劇。
織田信長と濃姫の関係にスポットを当てて、歴史ものでありながら戦国の男女観に切り込んでいるのは斬新だった。
まず、「何やってもキムタク」と言われるキムタク、序盤のヘタレ若武者な信長はその通りだったが延暦寺のシーンから変わる。本気で「キムタクに見えない」カットが増え、信長の憑依を感じさせた。血と泥まみれになるその姿は「いつものキムタク」ではない。
だが何よりも綾瀬はるか、濃姫が100点満点だった。強く美しく、逞しい。純粋に腕が立ち、若き日の信長はチンピラ扱いされるし、この映画の通りなら信長が戦国の主役に躍り出た桶狭間の立役者だった事になる。それは道三の娘ゆえか、ただひたすらに格好良かった。これほどどの角度から映しても美しい女優は他にいないのではないか。信長が彼女によって魔王となり、また人に戻っていく。大河ドラマを映画一本で堪能した気分である。
長めの作品だが、無駄なシーンはなかった。
大友監督の信頼感、剣劇アクションも澱みないもので見応えがあった。
合戦シーンは少ないが、そのぶんラストの本能寺で全て解放するかの如く見せてくれる。歴史ドラマに聡くはないが、屈指の本能寺ではなかろうか。信長が早々に自刃するイメージだが、今作は一味違ったのだ。
ラスト、「おいおいそう来るか」という展開と、それをまたひっくり返してくる。賛否ありそうだが、ここは映画の面白味として受け止めたい。
お互いの運命を知らないまま生涯を終えた二人、果たして向こうで出会えたのであろうか。
時代劇史上、最高の濃姫をありがとう。
省1
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