[過去ログ] 【キルミーベイベー】カヅホ キルその24【カガクチョップ】 [転載禁止]©2ch.net (357レス)
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183: 2014/12/19(金)21:04 ID:HSy1cBMG0(7/46) AAS
ワディ・エル・ホル文字[編集]
ワディ・エル・ホル (wadi el-ħôl) 文字の碑文はやはり石に掻かれたもので、高地砂漠を通じてテーベとアビドスを結ぶ古代の
軍用・商用路ぞいの、ナイル河のキナー河曲にあるワジ (涸れ谷) で見つかった (北緯25度57分 東経32度25分付近)。2
つの碑文が知られている。この文字体系の字形は原シナイ文字に極めて似通っているが、より古く、また文字が使用されてい
たエジプトの中心部のはるかに南である。字形やその向きは、紀元前2000年、第1中間期の頃のヒエラティックの落書きにた
いへんよく一致する。ハーバード大学のen:Frank M. Crossは、この碑文を「明らかに最古の音素文字」であり、後のセム系
文字とも十分に似通っている、と考え、「これは音素文字の単源的な発展のうちに位置付けられる」と結論づけている。
en:Brian Collessは、ワディ・エル・ホル文字はその起源となったヒエラティックの表語的性質をいくらか保持した「原始音素文
字」であったと考える。たとえば、(オルブライトに倣って) ある字形 נ は現代ラテン文字の N の祖であり、エジプト語の「蛇」の
字形を借用したと考える (実際には、ヒエログリフの「蛇」の文字から借用したいくつかの変種があったと考える)。すると、字の
呼び名はカナン語の「蛇」、すなわち naħaš となる。これは頭音法によって音素 /n/ に用いることができたばかりか、naħaš
(蛇) という語の表語文字にも用いることができ、さらには、複数子音の判じ絵にも用いることができたという。たとえば、 ת T
taw という字を付けて נת NT のようにし、nħšt (銅) を表す。
一部の子音は、複数の字形を持っていたようである。これはひとつには、複数の字形が同じ呼び名の字を表し得た (「蛇」、
「毒蛇」その他の蛇の字形が N「蛇」になるというように) ためで、またひとつには、カナン語で同音異義語やそれに近いもの
同士であった (「魚」と「背骨/支える」がともにカナン語では samk で S になるというように) ためである。現存するレバンテ
順の文字資料以前に失われてしまった字もあることだろう。
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