調性回帰ゆうとるが、じっさい成功例はあるのか? (256レス)
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(1): ◆30rKs56MaE 2006/02/11(土)07:07 ID:PbFV21/S(1/4) AAS
最初にスペクトル楽派スレに誘導してしまったのが悪かった。スマソ。
確かにここのほうが主題に合っている。

改めて>>1から全部読んだ。
まず>>1に対する僕の意見。ペルトに関しては、ティンティナブリ様式初期までは
独自の語法を世に問うたことを評価している。
その後は自己模倣の繰り返しではないかと思う。
個人的な好みの問題で言えば、ID: Ep8tCf/Hの意見は僕と近いと思う。
>>21については思わず突っ込みそうになったが>>23で既に代弁されてる。

>>41は少し詭弁に感じた。映画音楽というものはその映像や物語との共通体験によって
記憶に残るものだから、純音楽とは少し話が違ってくる。
そういう意味で僕はエロゲの音楽を良く聞くし。萌えヲタ文化そのものに可愛さを感じるから。
しかしそれらは「現代音楽」とは分けて聴いている。

スレの基本方針としては>>49-50に同意。
>>75-77には興味深いが、例の「調性的ではあるが」発言は「機能和声」という意味だと
思ってもらってよい。ペンデレツキ、田中カレンへの「調性回帰」発言もそう。

>>143
ルカ受難曲までのペンデレツキには確かにクラスターが多く存在するが、
近作に関してはほぼと言うか全く見られないと思うがどうよ。
逆に言うと、80年代以降でクラスターの使用例って何がある?
・・・と書くと「クラスターを使っているから是、調性だけだと非」と取られてしまうが、
そうではなくて近作の調性的な音楽に何の新しさを見出せると言うのだろうか。
これがピカソの後半生のように、キュビズムも描くが新古典主義絵画も描くというような
様式の使い分けと言うのであれば、話は別だけど。

吉松氏についてはどうかというと、はっきり言うが僕は別ジャンルの音楽として捉えている。
「朱鷺に寄せる哀歌」は現代音楽という次元の延長線上という意識で聴くこともあるが、
その他はほとんど「ネオクラシック」として聴いている。
その意味でなら好きな曲もある。例えばメモ・フローラとかサイバーバードなど。

>>147に関してのレスはスペクトル楽派スレに書いておいた。
2chスレ:contemporary
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