日記☆女の子だって現音聴きたい☆勉強 (852レス)
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258
(1): 1 ◆v0Z8Q0837k 2006/05/24(水)18:34 ID:mdDxljVt(9/10) AAS
「あいのて」の録画も出来てたみたいだし、
8時から「モーツァルトのツボ」を見ないといけないから、
ペンデレツキさんのは明日ゆっくり聴きます!
多分返事も少し遅くなっちゃうかも…
259
(3): おやようございまっすO9jTeG2Xです! 2006/05/24(水)19:08 ID:TMZm69EV(1/3) AAS
サティ、ケージ、ペンデレ、ルトスワフスキはゲソの入門みたいだけどちょっとこれを勧めるのは疑問だな。
第一ケージ、ペンデレ、ルトスワフスキは時代によって作風がまったく変わってしまうから初心者は当惑する。
メシアンは聴いたほうがいい。
伊福部とルトスワフスキは明らかに今堀の好みだろ。スレッド全部読む気にならないけどどこかで勧めたのか?
伊福部をゲソの入門として聴かすのはいかがなものか。ゴジラの作曲家&大書の「管弦楽法」の著者であることを知ってればいい程度の人物。むしろ弟子の石井眞木の重要性がこの掲示板ではおろそかにされているな。
武満とか三善とかも聴くべきだろ。
ペンデレだってただ滅茶苦茶に奇妙な奏法やクラスターを羅列しているんじゃない。実はもっと古臭い音列的な仕組みが隠されてるんだから、ただ演奏家に奇妙なことをやらせたり楽譜を真っ黒に塗りつぶすグロテスクな音楽として聴くのは表面的過ぎる。
12音技法、セリー、偶然性などの流れをよく理解しないでいきなりルトスワフスキを勧めるのは酷だ。まあ奇妙な音楽が聴きたいってだけの怖いもの見たさ感覚ならいきなりペンデレツキとかへ行くのも自由だが(ペンデレはホラー映画の作曲家だし)。
あとネオロマン、スペクトル楽派、複雑性の音楽など、現代音楽の歴史を俯瞰で知るってことも重要だろ。
260
(1): ◆30rKs56MaE 2006/05/24(水)19:17 ID:BRbD6KmJ(1/3) AAS
>>259
お前の名前は自動あぼーんにひっかかるからマトモなこと書きたけりゃ別の名前にしろ。
261
(1): おやようございまっすO9jTeG2Xです! 2006/05/24(水)19:18 ID:TMZm69EV(2/3) AAS
そもそもクラシックの基盤がなくてゲソに手を出すのが無茶ってもんだ。
それを無理をおしてゲソに手を出すとしても、少なくともマーラーとかドビュッシーが音楽史的に何をしたか知っていて、そのあとにシェーンベルクが何をしたかとかを理解してないとさ。
262: おやようございまっすO9jTeG2Xです! 2006/05/24(水)19:20 ID:TMZm69EV(3/3) AAS
>>260 「お前」とは何だよ。
263
(2): 1 ◆v0Z8Q0837k 2006/05/24(水)19:47 ID:mdDxljVt(10/10) AAS
>>257

えっ…一回聴いてみてすごいと思ったんだけど、間違ってたの…?
どうしよう…(T_T)

>>259 >>261
色々教えて下さって、すごい嬉しいです!
でも、まだわたし聴き始めたばかりだから
一回ですべてを覚えることできないし、
一回で全部の現代音楽聴けないよ…
なんか凹んできた…
でも、教えて下さった作曲家のこととか
省1
264
(4): 2006/05/24(水)19:53 ID:aagO4qJG(1/2) AAS
西洋音楽史のまとめ
ルネサンス→バロック→古典派→ロマン派→近代(印象主義・新古典主義・無調)→現代
※バロック=大バッハ(ピアノはまだ無い)
※古典派=モーツァルト・ベートーヴェン・ハイドン(ピアノがほぼ完成)
※ロマン派=それ以外(ヴァーグナーあたりから従来の調性が崩壊し始める)
※印象主義(表現主義)=ドビュッシー、ラヴェル
※無調(十二音技法)=シェーンベルク、ベルク、ヴェーベルン
265
(1): ◆30rKs56MaE 2006/05/24(水)20:11 ID:BRbD6KmJ(2/3) AAS
>>263
あなたが買ったCDは確かにお勧めであることに間違いはない。
ペンデレツキの初期作品は、今聴いても十分なインパクトを備えているから。
しかしペンデレツキはそれらのCDに入っている1970年代前半までの作品と、
その後1970年代後半以降現在に至るまで、ガラッと作風が代わってしまう。
後半の作風はクラスターなどを使わなくなったのでクラシックの聴衆にとっては聞きやすくなったが、
クラシックで19世紀のドイツ・オーストリアの作曲家であるグスタフ・マーラーそっくり、
しかもマーラーよりもずっとクォリティが劣る。
もちろんそれらの中間にあたる過渡期の作品もある。「ルカ受難曲」など。
今年2月にラジオフランスのプレザンス音楽祭でペンデレツキ特集があったが(日本でもネットで聴けた)、
省3
266
(2): ◆30rKs56MaE 2006/05/24(水)20:30 ID:BRbD6KmJ(3/3) AAS
>>264の続き、戦後(1945)以降。一般的にこれ以降を現代音楽の歴史と呼ぶ。

・ダルムシュタット楽派(三羽烏)1950年代=ピエール・ブーレーズ、カールハインツ・シュトックハウゼン、ルイジ・ノーノ
・これと同時代の重要な作曲家=ルチアーノ・ベリオ(イタリア)、ジェルジ・リゲティ(ハンガリー)、
 イアニス・クセナキス(ギリシャからフランス)など
・ポーランド楽派 1950後半-1960年代=ヴィトルト・ルトスワフスキ、クシシュトフ・ペンデレツキ、
 ヘンリク=ミコワイ・グレツキ、タデウシュ・ベイルド、カジミエルツ・セロツキなど、全員ポーランド人
・アメリカ実験主義 1950後半-1960年代=ジョン・ケージ、モートン・フェルドマン、ヘンリー・カウエルなど、全員アメリカ人
・ミニマルミュージック 1960-1970年代=スティーヴ・ライヒ、テリー・ライリー、フィリップ・グラス、メレディス・モンクなど、全員アメリカ人
・シュトゥットガルト楽派 1970年代以降=クラウス・フーバー(スイスのドイツ語圏、世代はブーレーズたちと一緒)、
 ヘルムート・ラッヘンマン(ドイツ)
省5
267
(1): 2006/05/24(水)21:45 ID:VEjHdU0r(1) AAS
あと、これは付け加えとこ

・旧ソ連 シュニトケ、グバイドゥーリナ、デニソフ、ウストヴォーリスカヤ等
・新しい単純性 ペルト(リトアニア)、カンチェリ(グルジア)、後期ペンデレツキ等
・ゲソ板三羽烏 野田憲太郎、今堀拓也、小田諭
268: 2006/05/24(水)22:19 ID:XuMgceFK(1) AAS
・ゲソ板三羽烏 野田憲太郎、今堀拓也、小田諭
                         ^^^^^^ 

ツレマスカ?
269
(1): ◆30rKs56MaE 2006/05/24(水)23:34 ID:GYxkwBU7(1) AAS
>>267の1-2行目は共に1980年代以降注目されたものだね。
3行目は・・・たまたまこの板の常連を集めただけでしょ。
野田氏と僕とは最近でこそ題名の選び方やいわゆるヲタ文化に対する美学的関心で
共通性があるが、音楽的な作風や関心は全く別。小田氏とも別だし彼とは面識が無い。
270
(1): 2006/05/24(水)23:55 ID:aagO4qJG(2/2) AAS
>>258
「モーツァルトのツボ」って、ためしてガッテンだったな・・・近年まれに見る酷い番組だった。
ちょっと前の「あいのて」でバスドラムを水平にして、膜の上にピンポン玉を乗せて叩いて
たけど、凄くいい音がしてたので驚いた。ピンポン玉が振動してはねるノイズがキレイだったし、
その振動で本来よりもデュレーションが短くなるから、斬新だった。あとは木琴の上から大量の
ピンポン玉を落下させてたな、サウンドは大体想像が付く物で、製作者の意図が見え透けたが、
視覚的なインパクトは強かった・・・今年からNHK教育は夜間放送がなくなったから、まとめ再放送は
あるのかどうか。教育で思い出したが、火曜午後7時25分からのミシェル・ベロフの「スーパー・
ピアノ・レッスン」はフランス音楽特集。フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、サティはお決まりの面子
だが、なんと(!)メシアンの(聖母の最初の聖体拝受)も取り上げるようだ。
省1
271
(1): 2006/05/25(木)01:47 ID:nrazxnFs(1) AAS
>>263
>えっ…一回聴いてみてすごいと思ったんだけど、間違ってたの…?
>どうしよう…(T_T)

いや、いきなり理由も書かずに申し訳ない。そういう意味じゃない。個人的にはペンデレツキは
初期においてさえ大した作曲家じゃないと思ってるけど、著名な作曲家ではあるし、知るため
だけにでも聴いて損するということはない。単にファーストチョイスとしてはどうかなと思っただけだ。

じゃあ、何がファーストチョイスとしてふさわしいと思ってるのかといえば、この人たちなしには
どんな簡単な現代音楽の見取り図も描けないだろうという意味で、ブレーズとケージ(あとおそらく
クセナキスとリゲティ)を聴くのが筋としてはいんじゃなかろうか。もう少し広くとるなら、ダルム
シュタット楽派とニューヨーク・スクール(John Cage, Morton Feldman, Earle Brown, Christian Wolff)
省13
272
(2): ◆30rKs56MaE 2006/05/25(木)03:11 ID:U63DpUuA(1/5) AAS
MU楽団のサイトに現代音楽史の紹介がある。
外部リンク[html]:www.musicunit.net
ミニマルミュージックまでは詳細に紹介されているが、1970年代以降のヨーロッパの動きについて
ほんの一言程度ずつしか触れていないのが難点。
スペクトル楽派なんて特にそれだけで一項目書けるほど重要なグループだと思うのだが。
だからまずは上記の解説文を一通り読んで、>>266の「シュトゥットガルト楽派」以下の行に挙げた
作曲家やグループについてはウィキペディアで読んでいくのが望ましいと思う。
ウィキペディアの「現代音楽」の項目は、1年位前は僕も頻繁に加筆していて、
その頃に秀逸記事にも選ばれたんだけど、その後に部分的な加筆が進みすぎて、
今は冗長で読みにくいので、>>1の現時点での入門段階としてはお勧めしない。
273
(1): ◆30rKs56MaE 2006/05/25(木)05:42 ID:U63DpUuA(2/5) AAS
>割ける時間にも限界があるだろうから
通学時間は有用。1の通学時間がどれくらいかにもよるが、30分以上かかり、
かつ電車かバスに乗るようであればポータブルCDやMP3プレーヤーで聴くという手もある。
ただし、くれぐれも自転車に乗りながらヘッドフォンを使わないように!危ないから。
それから電車通学だとしても、その電車の時間を今まで漢字や英単語の暗記など
学習に使っていたのなら、そっちを優先した方がいいと思う。
僕は高校時代からクラシックや現代音楽にのめりこみ始め、高校大学は電車通学だったので
その時間にCDやNHK-FMを録音したMDを聞きまくった。特に気に入った曲は何回も聴いて、
そのときの総時間は相当なものだったはず。もちろんそれ以外に本を読むこともあったし、
試験前など勉強が忙しいときは暗記を優先したけど。
274: 2006/05/25(木)06:09 ID:9gfGs7CJ(1) AAS
>>256 ペンデレツキの「…Hiroshima」が入ってるやつの輸入盤。 EMIの2枚組で1460円でした!!

GoodJob
275: 1 ◆v0Z8Q0837k 2006/05/25(木)06:18 ID:0bYVmwJJ(1/4) AAS
おはようございます!(^O^)

うわぁ〜、皆さん本当にありがとうございます!(>_<)

「6 クラシックと現代音楽のつながり」
の所でも書こうと思ってたんだけど、
やっぱり現代音楽とクラシックって、
すごいつながりが深いんだぁ…

図書館でCD借りた時、現代音楽のコーナーがなくて、
クラシックのところを探してたんだけど、
メシアンとかルトスワフスキ、サティのCDは
アイウエオ順にクラシックと現代音楽が一緒に混ざって並んでた。
省14
276: 1 ◆v0Z8Q0837k 2006/05/25(木)06:39 ID:0bYVmwJJ(2/4) AAS
>>270
「あいのて」のビデオと「モーツァルトのツボ」を見た後に、
お父さんのレコード(昨日書いたドビュッシーさんの)聴いたよ〜♪
「アラベスク」って曲と「子供の領分」て組曲のパスピエ?ってのが良かった。

ミッシェル・ベロフさんが出てる番組があるんですかっっヾ(≧∇≦)〃
スーパーピアノレッスン、来週から絶対見ます!
ありがとうございます!

「あいのて」も面白かったよ!
マリンバの上にピンポン玉を適当に転がしたり、
跳ねさせたり、ばらまいたりして、
省9
277: ◆30rKs56MaE 2006/05/25(木)06:55 ID:U63DpUuA(3/5) AAS
>「子供の領分」て組曲のパスピエ?ってのが
パスピエは子供の領分ではなく、ベルガマスク組曲の4曲目。
ちなみに同じ組曲の3曲目に有名な「月の光」もある。
ベルガマスクという単語は直訳すると「ベルガモ風に(イタリアの地名)」だが、
元はと言えばヴェルレーヌの詩集「艶なる宴(フェット・ギャラントFête galante)」の「月の光」の詩の中に
「マスクとベルガマスクMasques et Belgamasques」という韻を踏んだ一節が出てくるのが元ネタ。
ドビュッシーは、同時代のフランスの印象主義絵画(クロード・モネなど)になぞらえて
「音楽の印象主義(アンプレッショニズム・ミュジカルimpressionisme musicale)」と呼ばれるが、
本人はこの呼び方を嫌っており、むしろヴェルレーヌやマラルメのような象徴主義の詩や文学になぞらえて
「音楽の象徴主義(サンボリズム・ミュジカルsymbolisme musicale)」と呼ばれることを望んでいた。
省6
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