[過去ログ] やっぱり人が住むのは田舎じゃなくて都会だと思う 8 [無断転載禁止]©2ch.net (488レス)
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477: 2018/03/26(月)01:17 ID:DuNaM8hy(7/8) AAS
また、札幌大通公園の夏のビアガーデンも稼ぐ企画です。実施期間中、約25万人が集まる人気イベントですが、各ビール会社がイベント設備を整え、出店料等を札幌市などに払ったうえで儲けるだけでなく、売り上げの一部については、福祉予算として協賛するという稼ぐ企画となっています。このように稼ぐ企画として成立しているものは日本全国で多数あり、
近年は増加傾向にあるのです。

 もう1つは、地域で稼ぐ人が、資金を出して支えるということです。そもそも昔からの祭りというものは、はたまた橋も道路もですが、かつてはまちで稼いだ人たちの資金によって支えてきました。
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 たとえば、博多祇園山笠など各地の伝統的な神事にまつわる祭りは、まちで稼いだ人たちによって支えられています。博多辛子明太子を開発したことで有名な「ふくや」の創業者である川原俊夫氏も、生前は「山笠に何かあったら、全財産をつぎ込んでもどうにかする」と語り、大いに私財を山笠に投じたと言います。
その他、各地の伝統的な祭りの多くが、時代時代に地域で稼ぐ人が支え、次の世代に受け継がれています。

 少なくとも、今でも120万人超が訪れる阿波おどりは、十分に稼げる企画です。むしろ年間の観光振興予算をこの開催期間中の稼ぎによって、捻出することも可能でしょう。たとえば、オンラインによる、天候条件や時間などを加味した価格変動型チケット販売、VIP桟敷席の充実、ビアガーデンなどの飲食出店事業、臨時宿泊施設としてのクルーズ船停泊など、
いくらでも企画は考えられます。さまざま企業から提案を受ければ、できることは山ほどあるでしょう。
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 祭りを食い物にするのではなく、祭りで稼ぐ知恵を出すか、もしくは自分たちの資金で支えるという覚悟を持つことこそが、運営にかかわる責任者たちに求められています。
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木下 斉 :まちビジネス事業家

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最終更新:3/22(木) 6:00
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