[過去ログ] 死刑制度に関するよくある勘違い (888レス)
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(16): 観念は具現化する ◆3PwDX5T6IA 2010/03/10(水)18:11 ID:KyHVtMwK0(1/9) AAS
死刑制度に関するよくある勘違い

その1「死刑には抑止力がある」
刑罰の抑止効果は「比較的正常な判断が可能な犯罪」においては認められる。しかし正常な判断ができない精神異常・錯乱・深い思い込み・洗脳状態で為される殺人等の重罪についても同じ有効性を当て嵌めるのは、拡大解釈による錯誤
「死刑があれば殺人を思い止まる人がいる」という見解は、以下に詳細を示すとおり「死を恐れ遵法精神に溢れる一般人の自己投影」「犯罪心理学に疎い善良な市民が抱く希望的観測」「気が触れる程の強烈な殺意体験のない幸福者による楽観主義的錯覚」である
「自分たちが理解出来ない存在(凶悪犯)は排除して良い」という理屈の裏には「凶悪犯の心理など理解したくない」という怠慢もある

−衝動的な殺人について−
怨恨による発作的衝動的な殺害の瞬間は、猛烈な快感に我を忘れ死刑はおろか逮捕すら頭にない。恐怖を回避する場合も、目の前にある恐怖に比べたら死刑など脳裏を掠めもしない
突発的なケースでは概して発想が偏狭で近視眼的になるので、己の死刑の可能性を考え始めるのは専ら殺害後か事件発覚を知った後、若しくは逮捕後である
本当に死刑に怯え始めるのは早くても殺害直後。まだ事を起こしてもいないうちから真剣に「死刑が怖い」と戦く者はいない
「犯行前に本気で死刑を恐れない」ということは、抑止にならないということである。尤も、事前に心底から恐怖するだけの豊かな感性と想像力があれば、元より殺人を余儀なくされるほどの視野狭窄に陥ることもなかろう
省16
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