[過去ログ] ■◇■ドイツのバレエ団■◇■ Part5 (1002レス)
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123(15): 2012/06/15(金)10:43 AAS
4幕、エレジーのダンスのご意見、評価いかがですか?
私的には、はじめちょっとギョッとしましたが、
筋を気にしなければ、情感豊かで良かったですね。
129(1): 123 2012/06/16(土)10:58 AAS
疲れ果てた、あるいはあきれ果てたあげくの「さわり」=エレジー、
4幕から演れば良かったのかな?
>>127
クランコの狙いはそこにあったのかなあとも思います。
オデットもオディールと同様ロートバルトの手中にあり、
ジゼルのように、裏切られたあとにこそ生まれる真実の愛みたいな・・・・
でもプログラムに「オデットは変わることのない真実の王子が
現れるのを待たねばならない」とあるので思い過ごしか?
エレジーの舞踊内容の本当のところは何なんだろう?
最近ヨツベでチューリッヒバレエを見ました。
省5
131: 123 2012/06/16(土)15:53 AAS
まあそういうことですね。
継続して上演し、細部を磨いて行く・・・これが伝統というものではないでしょうか。
プログラムを見ると、団の歴史やクランコの業績を見ても
《白鳥の湖》はどこにも記述されていない。今回の2本立てのうちの
1本について自慢すべきことをしていない。
どうも失敗作との匂いふんぷん。少なくともこの団は《白鳥の湖》
をクランコの代表作とはみなしていないんですね。
たとえば他の資料で、クランコはオディールVar.での原典復帰を主張
しているので(実際には原典のヴァイオリンソロではなく、
ドリゴの編曲でもない別の編曲)>>128みたいな感想は避けれたかも
省9
135: 123 2012/06/17(日)01:37 AAS
>>132
2チャン用語の「おまえおれ」(笑い)
唯一違うところは
少なくとも6日は伝わらなかったかな。
↓
少なくとも10日は伝わらなかったかな。
いままで、ここでは話題にならなかったが、ラストで門の向こうで
木が落ちてくる場面。
王子がオデットのところへ行こうとするのを阻むため?
しかし王子はもう瀕死でその必要はないのでは?
省6
136(1): 123 2012/06/17(日)01:42 AAS
>>133
このプログラムで唯一の読みどころ。クランコ在世時の上演時、
彼がプログラムに書いた解説の再録。この中でクランコは自分の版
を説明するために、チャイコフスキーやプティパのなしたことの一部
を批判している。ここでは、みんながよく知っているプティパの
原典振付に復帰することを主張しているのではなく、
チャイコフスキーのPDDの原典音楽に復帰すべきことを主張している。
すなわち、この音楽はプティパ版の王子Var.ではなく、原典音楽の
オデットVar.であるべきだといっているのだ。
しかし、それでは、クランコ版の楽器が変更された音楽ではなく
省4
143(2): 123 2012/06/17(日)15:07 AAS
プログラムのクランコの解説からとんだ発展ですね。
クランコの説明は「もともと女性のために書かれた音楽をプティパは
男性ヴァリアシオンに変えてしまった」というもので、それ以上でも
それ以下でもない。また、これはほぼ正しい考察でしょう。
黒鳥PDDには複雑で長い歴史がありますので、興味のある方は勉強して
ください。私の知っていることを数点説明しておきましょう。
(1)チャイコフスキーの音楽は完全な全曲1つだけで、音楽の
改訂は一切ありません。したがって、2つある出版譜の相違は
校訂上の問題だけです。そして、そこには、いわゆる黒鳥PDDは
存在しません。
省13
145: 2012/06/17(日)16:15 AAS
>>143
自分が勉強不足並びにプログラムを買ってないので分からないのですが、
クランコが主張している原典版への復帰という原典版というのは
外部リンク[html]:shosbar.com
これのことで、この順番でいいのであればアンドレ・プレヴィンの
ロイヤル交響楽団版のCDと一緒なのでそれを聴き比べるのですが、
>>123さんの言っている原典スコアはこれと一緒と考えていいのでしょうか?
だとすると、クランコ版も曲の順番はいじっているし、
>「もともと女性のために書かれた音楽をプティパは
>男性ヴァリアシオンに変えてしまった」
省9
146: 123 2012/06/17(日)19:50 AAS
なぜか話はあらぬ方向へ行ってしまいますねえ。
クランコ版をご覧になられたのですか?
ブルメイステルが当初!!!考えたような「チャイコフスキーの音楽へ
の復帰」という発想とはクランコ版は全く違うものです。
1幕に3幕のパドシス持ってくるなど序の口、何の関係もない
ハムレットへの付随音楽《弦楽のためのエレジー》の4幕への導入など
普通は考えも及ばないことです。
あくまでも、<<クランコの説明は「もともと女性のために書かれた
音楽をプティパは 男性ヴァリアシオンに変えてしまった」というもので、
それ以上でも それ以下でもない。>>ということです。
147(1): 123 2012/06/17(日)19:51 AAS
CDをお持ちのようで、クランコの主張を再確認してみましょう。
>>136の意図がご理解いただけるかもしれません。
私のCDはプレヴィン指揮ロンドン交響楽団です。CD No.TOCE-59029-30
<一幕パ・ド・ドゥの曲は、通常の黒鳥アダージョ、プティパ版男性ヴァリ、
ヌレエフ版ロットバルトのヴァリ、通常のコーダ>
オケが違うのが心配ですが、1幕にあるのなら同じスコアでの演奏だと思います。
トラック5番:
ワルツ、アダージョと進み、6分頃、プティパ版(ドリゴ編曲)
はいわゆるドリゴ終止で曲は一旦終わってしまう。ここで2人は拍手を受ける。
しかし原譜では終止せず、ヴァイオリンソロが同音でトリルやシンコペ
省12
151: 123 2012/06/18(月)00:58 AAS
>>148
これだけ錯綜してくると読むほうもたいへんですね。
まあ、ぶれるなんていわれると片腹痛いので・・・・
クランコの主張と私の主張をごっちゃにしてはいけません。
それにクランコは全曲を原典音楽に戻すといっているのではなく、
たった1点、黒鳥PDDのプティパ版の男性Var.の音楽は、もともとは
女性Var.の音楽だと言っているだけです。
ここでもそういう人がいるように、当時も、男の音楽を女が踊るのは
変だと言った人がいたんじゃないでしょうか。クランコはそれを
ネタにプログラムに取り入れたんじゃないでしょうか?(単なる
省3
152(1): 123 2012/06/18(月)01:25 AAS
>>149
<バレエではアダージョ終了後、女性は続けては踊りません。>
アダージョで女性が働く。当然今度は男の番だ。そして女性。
コーダは男性から・・・クラシックPDDでの非常に合理的な配分。
チャイコフスキーはこのパドドゥではそんなの無視しています。
次の曲はヴァリアシオンではなくワルツですよ!
<この曲がアダージョの続きと考えるならば、二人で踊り続けると
考える方が自然だと思います。>
CDをお聴きなら、そこに切れ目など全くないですね。チャイコフスキーは
なにも役柄については書いていないので、二人で踊り続けるというのも
省8
154: 123 2012/06/19(火)02:01 AAS
>>150
<黒鳥のPDDの曲はチャイコフスキーの真作かどうかは、専門家の意見が
分かれるところだとあるので、チャイコフスキーの原典音楽に
もどろうという考え方すら成立しない可能性もあるのではないだろうか>>
この疑問を解きほぐすのは、私にはたいへん興味あることだと思います。
まず、チャイコフスキーは、3幕に「黒鳥PDD」を作りませんでした。
それに準じるようなものとしては
(1)「No.19(パドシス)」が作曲されました。
しかし、これが何を意味するのかは誰も知りません。
チャイコフスキーはこの曲について何も説明していないからです。
省6
155: 123 2012/06/19(火)02:03 AAS
クランコが話題にしたのは(2)についてです。
ウイキの中で説明されているのは(3)についてです。
ウイキの解説はかなり詳しいものですが、決定的なものが1つ
欠落しています。ブルメイステル版には少なくとも2つの
相当異なる形態が存在することです。
(a)チャイコフスキーの音楽への復帰を標榜したオリジナル。
ショーズバーの表に掲載されている形。
外部リンク[html]:shosbar.com
(b)パリに進出した頃に、より解りやすく理解されやすいように
大幅に手が加えられた改訂版。ピエトラガラやミラノのザハロワで
省1
156(1): 123 2012/06/19(火)02:06 AAS
>>153
あなたのカンパニーでは道化が王子のパドドゥを踊るのですか?
166: 123 2012/06/19(火)23:00 AAS
小沢の全曲盤LPを買ったとき、そこにトマス・コールハーゼという
評論家が解説を書いていたのですが、彼はクランコのプログラム解説を
引用しながら彼の自論を展開していました。その中で、黒鳥PDDの
一つ目のVar.が女性用か?男性用か?というクランコの議論も論じられて
いたのです。LPを聴く限りクランコの説は説得力があるように
思えたのです。
しかし、クランコという名は未知の存在だったので全く作品に触れる機会も
なかったのですが、今回シュツットガルトバレエがこれを上演するという
ので非常に期待を持ったのです。
167: 123 2012/06/19(火)23:14 AAS
実際見て感じたことは、本当にあのVar.を女性が踊っていたこと。
曲順や選択、それにオーケストレイションがオリジナルと違っていたこと。
言行不一致。(それにもかかわらず、CDに聴くリジナル音楽では女性が
踊るべきであるというクランコの感覚を支持することに私は変りがない)
不評に違わず、時々見せるダンスの未熟達。
それにもかかわらず、全体としてみた場合クのランコの振付者として
の豊かな才能。
じゃじゃ馬馴らしで成功したことが、ここではなぜちぐはぐに見えるのだろう。
<パンフの解説も無名ですし、カンパニーの適当さが
垣間見えたと感じました。>
省10
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