[過去ログ] 【祈願】癌総合 part6【寛解】 (990レス)
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(3): 2013/08/08(木) NY:AN:NY.AN ID:lduMJzbZ(1/6) AAS
ウチの猫は鼻腺癌なので抗がん剤の類は使えません。
年齢的にも16歳という事もあり、放射線治療は受けていません。
転移の可能性が低いタイプという事でQoLの向上を第一に漢方薬を取り入れています。

体調の維持は漢方薬を試行錯誤しながら使っているのですがQoLはとてもよいです。
食欲廃絶状態から8ヶ月かかりましたが自力で食べられる所まで復活しました。

がん治療について調べていくと、人間の場合ならば抗がん剤などを使っている人には
副作用軽減の為に漢方薬がよく使われているのですが、犬や猫の場合はあまり
使われていないのはどうしてなんでしょうね?

漢方薬を取り入れてから、10ヶ月になりますが癌と上手く共存できていると感じます。
病気が判明してもう一年半以上経ちました。
省5
442
(1): 2013/08/08(木) NY:AN:NY.AN ID:lduMJzbZ(2/6) AAS
>>440さんへ

どんな胡散臭い返事だったのか気になりますね。
差し支えない範囲でお教え頂けませんでしょうか・・・?

漢方を使って効いた人ばかりではないと思いますよ。
人間の場合でも先生の見立て次第で効果が出たり出なかったりする訳ですし。
このあたりはすごく力量の差が著しいです。

人間の場合でも、漢方薬局の薬剤師や中医師の先生方へ漢方相談をする場合には
患者さん側が身体の状態をある程度は的確に伝えられる事と、先生方がそれを加味しながら
身体の状態を的確に判断する事が重ならないとなかなか身体に合った処方になりにくいです。
処方は身体の状態に合わせて1週間程で処方が一部変わったりしますし。
省10
443
(4): 2013/08/08(木) NY:AN:NY.AN ID:lduMJzbZ(3/6) AAS
>>441さんへ
この8ヶ月の間、その時その時の身体の状態を考えて選んだものなので、441さんのお宅のワンコの場合には
また違った漢方薬が必要になると思います。体質と症状によって使う漢方が変わってきますので・・・
鼻腺癌のウチの猫の場合はこんな感じです。

(食欲廃絶、食道拡張あり、膀胱結石、尿管結石、膀胱炎直後。体力なく、冷えがあり、身体の水分が少ない状態からのスタート)

●組み合わせの軸で継続的に使っているもの(身体の状態の維持向上目的・抗がん効果も)

気力や目力なく体調低迷時
・補中益気湯(食欲廃絶状態の時から胃腸の調子が不安定で体調が低迷してた頃〜自力で食べられるようになるまで使用)

体力なく食欲廃絶状態で脱水症状が続いていた時
・生脈散(補中益気湯と組み合わせて使用)
省20
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(4): 2013/08/08(木) NY:AN:NY.AN ID:lduMJzbZ(4/6) AAS
>>441さんへ続き

漢方薬はすべて人間用のもので、投与する対象の猫の体重比換算で使用しています。
ただ、エキス剤ばかりではないので錠剤を使う時はそれに近い量を選択します。
薬を混ぜるときは、「甘草」の含有や重複にはご注意下さい。
ウチの猫の場合は血液検査も全く問題がなく、冷えがある体質です。

現在はこういう配分でやっています(今後はまた変わっていくと思います)。
一応当方が使っている製品も書きますが、基本は体重換算で考えればよいと思います。
三七人参はできるかぎり質のよいものを求めた方がよいです。

●主となる薬
十全大補湯 成人一日一回量の1/5〜1/3量の範囲(ツムラ医療用エキス剤、ネット通販)←1包の1/3〜
省12
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(4): 2013/08/08(木) NY:AN:NY.AN ID:lduMJzbZ(5/6) AAS
>>441さんへ続き

漢方薬ですべての事を完全にコントロールは難しいのですが、QoLはよい状態を維持しています。
現在の所は顔面の変形などはありませんが、眼下には緩やかに進行はしている様子です。
鼻腺癌が鼻の内側に成長してくると鼻呼吸ができなくなるのは完全に阻止できていません。

それを放置すると呼吸の負荷のかかり過ぎから別の病気を誘発してしまうので、そうなった際には
動物病院で 鼻の内側を削る&洗浄処置 をしてもらいます(全身麻酔下ですが短時間で済む手術です)。
喉の奥までは届かない可能性が高いと言われていますが、ワンちゃんの場合はまた違うかもしれません。

手術後は 鼻呼吸が通常になり、匂いも感じるようになり、鼻水も落ち着き、食欲減退の状態だったのも回復。
ただし、腺癌の細胞の状態次第で、どれだけ取れるかは患畜の固体差で変わると思われます。
手術前から体調を維持しながら三七人参を20日ほど与えて手術に臨むと術後の出血量と止血状態が違います。
省15
446
(4): 2013/08/08(木) NY:AN:NY.AN ID:lduMJzbZ(6/6) AAS
大事なことを書き忘れました。

漢方薬の投薬ですが、可能ならば先ほどの量を一日に2度の方がよりよいはずです。
ウチは猫に経鼻カテーテルを毎回通して投与しているので、猫に無理がかからないよう一日に1度です。
止血に関しては一日に4度与える必要があるのですが、できる範囲でやってます。

それとご参考までに。
日本ペット中医学研究会
外部リンク:j-pcm.com

イスクラさんが獣医さんと共同開発したペット用の中成薬があります。
ここの会員になっている病院だけの取り扱いですね。
錠剤を飲んでくれる子は使いやすいかもしれません。
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