[過去ログ] 【質問】犬猫里親募集あれこれ2【愚痴】 (1001レス)
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(1): 2014/11/24(月)02:18 ID:jpKZ64ed(2/2) AAS
一方、ペットショップへ子犬を供給するブリーダーは、こんな恐ろしい実態を証言している。
このブリーダーは、以前、熱帯魚を販売していたが、犬好きだったことと〈犬のほうが利益が上がる〉と考え、犬販売に乗り換えた。さらに〈利幅を厚くするために
自らブリーディングも行うように〉なった。当初は犬の母体の健康を気遣い、繁殖は年に1回しか行わなかったというが、「いつのまにか感覚が麻痺して」
発情期のたびに交配を行うように。頭数が増えれば、当然ながら管理もずさんになる。そのうち、"犬が商品にしか見えなくなった"のだという。
犬を「商品」と見なし、無茶な交配を繰り返して劣悪な環境で飼育する。こうした業者は、パピーミル(繁殖業者)と呼ばれている。
パピーミルの元で"産む道具"として扱われる母犬は、その一生を糞尿にまみれたゲージのなかだけで終えることもある。また、産まれた子犬は、
満足に母犬やきょうだいと触れあうこともなく、ペットショップやブローカーに卸されていく。
だが、じつは子犬はブリーダーから直接ペットショップやブローカーに卸されるだけでなく、多くの場合は「ペットオークション」を通して売買されている。
ペットオークションとは、日本独自の犬や猫の"競り市"。本書によれば、〈推計だが年間約35万匹の子犬が、オークションを介して市場に流通している〉と
いうように、〈ペットショップは、その仕入れ先のほとんどをオークションに依存している〉状態だ。2010年の取材では、全国に17、18の業者がオークションを営業し、
もっとも規模が大きい業者は、1日あたり約1000匹もの子犬、子猫が取引されているという。
市場規模も、ひとつのオークションにつき年間の売上高が〈数億円から十数億円〉というから、いかに大きな市場であるかがわかる。
競り市という表現からも想像できるが、オークションでは魚の競りのように、流れ作業で次々と子犬が落札されていく。
衆院議員時代にオークションを視察したことがある料理研究家の藤野真紀子氏は、
「命をモノのように認識し、モノのように扱う場。生まれてすぐの子犬があのような形で人目にさらされ、親兄弟と切り離されていく
ペットオークションというシステムは、一般人の感覚では受け入れがたい」とコメントしている。
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