[過去ﾛｸﾞ] あなたの心がなごむとき〜第57章 (1001ﾚｽ)
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602(1): なごみ 2010/07/16(金)17:56 ID:cm+xInEtO携(1/2) AAS
>>601
で思い出した。
昔、実家で犬を飼っていた。
犬の名はゲン。
家の前の道路は通学路で、柵越しに道路に面した犬小屋には小窓が開いてた。
子供好きなゲンは良く顔を出しては、子供たちと触れ合っていた。
親父が古いたばこの自販機のパーツをどこからか拾ってきて、小窓の上に「たばこ」と看板を付けた。
子供たちは「ゲンちゃんのたばこ屋さん」と呼んでいて、
窓越しに触ったり、お菓子や給食のパンを残して持って来たりしてた。
つづく
606: なごみ 2010/07/16(金)18:35 ID:q+MKtUZc0(1) AAS
>>602
>>604
ごめん。
なごみだけじゃなくて涙出てきた。
ゲンちゃんがいなくなった＝亡くなってしまったことを知って
手向けを持って訪れる子供たちは、きっと、自分の命だけでなく
小さな命も大事に思う人間に成長してくれるだろうな。
その子たちの記憶の中で、ゲンちゃんはこれからも生き続けるんだな。
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