高橋洋一を論破したデフレ増税派の論客がいない件2 [無断転載禁止]©2ch.net (919レス)
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182: 2017/12/29(金)19:19 AAS
コンセンサスがあるという程の状況ではないですが、私が理解する範囲で、量的金融緩和が日本でも多少は働いていると思われる経路を以下に手短にまとめてみましょうか。

1、長期金利の低下による住宅建設や設備投資への刺激
2012年のアベノミクス前の10年物国債利回りは0.7〜0.8%、それが0.0前後まで下がり、住宅ローン金利を含む長期ローン金利も下がった効果。

2、円高是正、円安効果
2012年まで緩やかなデフレ継続・円高という予想は強かったですが、アベノミクススタートで外為市場の参加者は予想変更、デフレ終焉予想で円売り持高に転換し、円安を起こしたことは確かでしょう。

円安が1990年代以前のように輸出数量の増加を起こした程度は、今回は極めて限られていましたが、輸出企業を中心に企業利益の回復させる効果は明瞭にありました。

そこから、1.配当増加(家計所得の増加)、2.株価上昇による資産効果が生じています。

輸出数量が増えると一番雇用増加に効くのですが、企業利益の改善も多少は雇用増加に働いていると思います。企業経営者も赤字か、ぎりぎり黒字の時は雇用はぎりぎりまで絞ろうとするでしょうが、利益が増えて余裕が生じれば、雇用についてある程度ゆるい姿勢になるでしょ。

3、株価上昇効果
アベノミクスに反応した外人の株買いが株価を押し上げた点は明瞭です。私の2004年1Q〜17年1Qを対象にした回帰分析では、株価の1%の上昇は実質個人消費を0.03%ポイント増やす資産効果が見られます。

2012年10月から13年10月までのTOPIX上昇は60.9%ですから、実質個人消費を1.9%押し上げたという推計になります。さらに次の1年間だと0.4%ポイントの押し上げです。

以上、働いた経路は、長期金利、円相場、株価です。

外部リンク[html]:blogs.yahoo.co.jp
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