アナリティカル・マルキシズム/分析的マルクス主義 (771レス)
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402
(2): 2012/12/14(金)00:32 ID:kc6cHLNA(1/4) AAS
>>401
交換というのは人間にとってのなんらかの有用性があって成立する。
その有用性の中には当然人間の欲望が含まれる。

おいしい、まずいというのも人間の欲望のひとつだ。
名水に対する欲望は大きい。
つまり大きな有用性をもつ。

交換の時にはその欲望の大きさが価値の大きさとなる。
だから、名水は売れるがまずい水は売れない。
同じ条件なら、まずい水を汲む人はいない。

だから労働による価値が生れるのは名水のほうだけということになる。
省3
406
(1): 2012/12/14(金)10:04 ID:kc6cHLNA(2/4) AAS
>>404
もう一度>>402>>403(書いたのは別人)をよく読んでみてね。

工業用水なら、どちらが簡単に(小さい労働で)得られるか、ということに尽きるんだ。
だから日本の某地域では名水として名高いその地域の地下水を、ふんだんに工業用水として使っているよ。
もちろん、とても飲めないような水を工業用水として使っているところもあるだろう。

それぞれ水の有用性が違うから、その使用の目的によって交換価値も変わる。
つまり労働の量が変わる。
407
(1): 2012/12/14(金)10:12 ID:kc6cHLNA(3/4) AAS
>>405
そのスペックで商品化する研究から流通までの総労働量だから、特に変わるところはないよ。
個別(一時的)に特定の企業がぼろもうけすることと混同しちゃいけない。

あまりこんなこと言いたくないんだけど、そのあたりのことは「資本論」にちゃんと書いてある。
もちろん、マルクスの時代になかったパソコンなんて出てこないけど。
409: 2012/12/14(金)10:59 ID:kc6cHLNA(4/4) AAS
>>408
だから、飲料用としては誰も汲みに行かない。
工業用水としてはどちでもいいが、それぞれの交換価値は同じではないということ。
もちろん、統合された(両方の需要にもとづいた)交換価値となることもある。

>水を汲むという労働の時間と強度は同じ

というのは仮定に過ぎない。
つまり、名水とまずい水ではその仮定が成立せず、工業用水ではその前提のおいしいとかまずいが成立しないということ。
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