スラッファ経済学はなぜ流行らないのか (34レス)
上下前次1-新
16(1): 07/24(水)19:50 ID:D66FO2n8(1/2) AAS
スラッファ
>>13
ものが市場で交換され、得たものを使って自分で生産を組織する。
そして作ったものを市場に持っていって交換する。
生産を組織する人はお金を借りてそれを使って生産を組織する。
お金を貸す人はなるべく高い金利を得ようとだけするので、
お金を借りる相手の払う金利は結局同じものとなる。
お金を借りる人は貸してもらうための競争をしているからだ。
またお金を借りて生産を組織する人は、生産物ができた時点で
賃金を労働者に支払う。
生産を組織する人は、一年後に金利をつけて支払いをするという
約束で、お金を借りてきてそのお金で原料を集める。
一年後に借りてきたお金の金利も支払い、また一年後に働いて
もらった賃金も払う。一年後に生産物ができた時にそれを市場で
売り払ったお金で支払うのだ。
一年後の生産物の値段、と一年前に市場で原材料としてついていた値段
が同じ値段であるならばどんな値段がついているだろうか?
と問うことにどんな意味があるかわからないが、それを問うてみる。
そのような価格は金利が決まれば決まるのだ、ということが
わかった。
そういう問いをすると、需要されるから作られるのだという
考えが抜けてしまう。労働者は賃金が得られたり、お金の貸し主は
金利を得られたりしてそれらを使ってものを買うはずだ。
そして消費用に買う量は、生産を組織するために使われる財に対する需要
と一緒になって、作られたものの量に等しくなるはずだ。
そうでなければ作られたものが無駄になってしまい、作られなく
なってしまうはずだからだ。
というわけで、生産を組織するときに借金をして金利を
払うという生産の組織について具体的だという特徴を持ちながらも、
財の需給の均等を考慮できないという不完全なモデルが提示されたのだった。
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
あと 18 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.318s*