[過去ログ] なぜ教育現場は治外法権が成立しているのか 2 (433レス)
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161: 2016/04/16(土)11:05 ID:oN/6vrEy(2/17) AAS
見るからにやる気のない子にも「素晴らしいですよ」
それは、新しく入塾を希望する生徒とその親との面談での一幕だった――。「僕をテレビで見たことはありますか?」と聞く坪田先生に、生徒のK君(12歳)は「ない」と即答。その後に続く「本を読んだりは?」「映画を見たことは?」の質問も、
先生が最後まで言い終わらぬうちに即座に「ない」。
何を聞いても「ない、ない、ない!」と子どもに斬り落とされ、これが常人なら思わず目眩がして心が折れそうになってしまうところであるが、坪田先生は違った。
「あぁいいですねー! フラットな感じが、とてもいいです」
マジか先生……。こうして「やる気のなさ」確認をされた後、入塾したK君。「書けなかった漢字を数える」という作業中にも集中力は感じられず、「面倒くさいなァ。帰ってゲームがしたいなァ」感が全面に出ている。
もう、臭ってきそうな心の声だ。なのに坪田先生は、そこでも褒める。
「(数を数えるという)単純作業って、辛いんですよね人間って。その中でちょっと違うところを見てみたり、俺を見てみたり、無意識のうちに何かしら工夫しているのがすごい面白い。素晴らしいですよ」
「相手の力を発揮させる環境を作るのが、上司の仕事」
こんなこと言われちゃうと、不機嫌だったK君は、もうなんだか困ったようにデレっと照れてしまう。坪田先生は言う。
「基本、怒らないです。怒ったって意味ないですもん。相手がパフォーマンスを最大限発揮させる環境を作るのが、上司だったりの仕事に決まっているじゃないですか。なんで(怒って)委縮させてんの? バカじゃないの? って話」
そう、どんな些細なことでも見落とさずに、たとえ無理矢理にでも褒める。そうすることで生徒をやる気にさせ、パフォーマンスを向上させるのが坪田流の教育メソッドなのだ。
坪田先生にすっかりやる気を引き出されたK君は、このあと頑張り、学力を大幅にアップさせた。K君いわく「坪田塾は、時間があっという間に過ぎる」。
時間があっという間に過ぎるというのは、間違いなく最高の環境だ。好きなことや夢中になっている時、人は時間を忘れる。時間の感覚がなくなるぐらいに集中できていなければ、この表現はでない。
褒めることでやる気を引き出させた結果、集中力が高まって学力が向上する。心理学を取り入れた坪田先生独自の教育法だ。
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