蓮舫議員はサッカーの神 (37レス)
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32: 06/28(金)19:56 ID:ap78soVu0(1/2) AAS
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『階級(クラス)―「平等社会」アメリカのタブー』(ポール・ファッセル)

中流と労働者階級をスポーツ狂いに追いやる動機はふたつある。ひとつは、社会的には敗者の彼らが、勝者と一体感を味わう必要。
人差し指を立てて「俺たちゃ一番!」と小躍りして叫ぶことが彼らには必要なのだ。
あるホッケーの選手が言っている。「プロスポーツの目的は絶対的に勝つことだ。ぼくらは勝利を売っているんだ。
日常生活では勝利を味わえないたくさんの人たちに勝利を売る。お客は〈自分の〉チームに我を忘れる。つまり勝つチームと同じ気分になるわけだ。、

この代理成功の魅力に加えて、スポーツが中流やその下の労働者階級にも人気があるのは、
知ったかぶり、独断、記録をとること、人の知らないちょっとした知識、普通は「決断」を下したり「管理」したり
「意見を形成する」階級に独占されている類いの似非学識、を気取ることができるからである。
ワールドシリーズやスーパーボールは、誰にでも退屈な博識者ぶる機会、一時的に立派な酒場の学者を演じる機会、
短い期間だけ上位の階級の真似をして重大演説したり、意見を披瀝する機会を与えてくれるのである。
言い換えれば、ワールドシリーズとスーパーボウルは、庶民がなにがしかの自尊心を取り戻すための、年二回廻ってくる無害無益の機会なのだ。

ポール・ファッセル:アメリカの歴史家、作家。ハーバード大学Ph.D.。全米図書賞、全米批評家協会賞を受賞。

アメリカの労働者階級は「野球」と「アメフト」に熱狂している。
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