即脱原発依存を数字で考える。コスト試算してみるスレ (507レス)
1-

421: [sage] 2014/07/13(日)03:43 ID:??? AAS
[2010年の燃料費(石炭除く)]
数量 単価 総額
原油 476万. 45399円 2161億円
C重油 632万. 45900円 2901億円
LNG 4174万t 50299円 2兆0995億円
LPG 33万t 66133円 218億円
合計 2兆6275億円
[2012年の燃料費(石炭除く)]
原油 1348万. 59357円 8026億円
C重油 1610万. 64380円 1兆0365億円
LNG 5563万t 71513円 3兆9783億円
LPG 151万t 80211円 1211億円
合計 5兆9385億円
[焚増し分(2010年から2012年)]
原油 872万. 59357円 5176億円
C重油 978万. 64380円 6296億円
LNG 1389万t 71513円 9933億円
LPG 118万t 80211円 946億円
合計 2兆2351億円

このように電力会社の火力発電の燃料費は、事故後(2012年)に事故前と比べて3兆3000億円増加しているが、全体の3分の1は、
以前から稼働していた火力発電所の燃料費の値上げによるものであり、焚増し分は全体の3分の2にとどまる。
一方で、原子力発電所を停止すれば、その核燃料コストが節約できる。エネルギー・環境会議コスト等検証委員会が
まとめた報告書(2011年12月19日)によると、運転維持費はキロワットアワー当り3.1円、
核燃料サイクル費用(燃料費)は2.0円程度(ただし再処理方式の場合。直接処分方式ではその半額程度)である(39ページ)。
火力発電焚増しによる電力量増加(約2000億キロワットアワー)を乗ずると、節約される核燃料コストは年間約4000億円となる

なお原発の運転維持費も全機停止により一定程度は安くなるはずであるが、その実態を評価することは困難なのでここでは無視する。
こうして核燃料コスト節約分を差し引いた焚増しコストは年間約1兆8000億円となる。
ただし2013年度には、アベノミクス効果で円がドルに対して20%程度高騰した。
ほとんどの化石燃料取引はドルで決済されているので、この値上げ効果を加味すると、
焚き増しコスト(2010年と2013年の比較)は約2兆6000億円となる。ここから核燃料コストの節約分を減ずれば約2兆2000億円となる。
だがこの数字をそのまま、原発再稼働ができないための損失と解釈してはならない
1-
あと 86 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 1.472s*