[過去ログ] 英語は果たして本当に論理的な言語か 2 (891レス)
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874: 2016/01/29(金)10:25 ID:T5YDba4F(1/11) AAS
手記出版「あの日」…小保方さんは何を語っているのか
榎木英介 | 病理専門医かつ科学・技術政策ウォッチャー 2016年1月28日 8時3分配信
外部リンク:bylines.news.yahoo.co.jp
STAP細胞論文発表から2年、当事者の口から語られたものとは?(写真:ロイター/アフロ)
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突然の出版
講談社の社員も知らない極秘プロジェクトだったようだ。
省3
875: 2016/01/29(金)10:28 ID:T5YDba4F(2/11) AAS
出版の意義
内容に触れる前に、手記が出版されること自体の意義について考えてみたい。
小保方さんはSTAP細胞事件で激しい批判にさらされた。いわば「炎上」した。もちろん、ご本人の行った研究者としての逸脱行為は問題だし、ペナルティを課されねばならない。
しかし、これまで触れてきたように、研究不正は世界各地で起きており、小保方さんより悪質な例はいくらでもある。あそこまで叩かれる必要はない。
過剰なバッシングで失われた名誉を回復するために、本人が口を開くことは許されることだと思う。
また、研究不正の事例として、当事者の考えを知ることは重要だ。今後の教訓にもなる。ただし、正直に語ってくれることが必要条件となる。
省10
876: 2016/01/29(金)10:29 ID:T5YDba4F(3/11) AAS
若山主犯説
小保方氏は、論文に問題があったことは認めているが、単なる勘違いだったと述べる。また、たしかに問題だったが、データはあるし、実験に問題はなかったとも言っている。
一方で、小保方氏は、ハーバード大学での研究以来、体細胞が多能性幹細胞になったマーカーであるOct4という遺伝子の発現という現象に注目しており(のちにSTAP現象と呼ばれる)、それを研究したかったが、あとから研究に加わった若山氏が、
STAP幹細胞(増殖能を持つ)の作成にこだわったという。そして、STAP幹細胞を証明するキメラマウスの作成や胚の操作は若山博士や研究室の人たちが行い、自分が関与できなかったという。細胞の管理も小保方氏は行えなかったという。
だから、STAP細胞なるものがES細胞の混入であった点は、自分ではなく若山氏が関与したと述べる。また、研究者の多くがSTAP細胞の存在を疑うにいたった「TCR再構成」も、若山氏の細胞の管理の問題だと述べる。
若山氏が、研究データよりストーリーを重視し、仮説にあわないデータを意図的に除外するなど、逸脱行為をしている点を述べる。
省6
877: 2016/01/29(金)10:29 ID:T5YDba4F(4/11) AAS
報道被害、バッシング被害
このように、言い訳に終始した感のある本書だが、冒頭に述べたように意義はある。それは報道、バッシングによる被害の様子がどんなものかを当事者の口から聞けるということだ。
生活に支障の出るほどの過剰な取材や、一方的なバッシングの渦中にある当事者が、どんなに大変なめにあうのか…確かに小保方氏は問題行為をしたが、ここまでひどい扱いを受けることはない。メディアに出演し、
小保方氏を批判した私は、決して本人を貶めるようなつもりはなかったものの、バッシングに加担したことになるわけで、その点は申し訳なく思った。
この本から得られる教訓
この本から得られるものは、初動の重要さだ。
省3
878: 2016/01/29(金)10:30 ID:T5YDba4F(5/11) AAS
榎木英介 病理専門医かつ科学・技術政策ウォッチャー
1971年横浜生まれ。元理科少年。東京大学理学部生物学科動物学専攻卒業後、大学院博士課程まで進学したが、研究者としての将来に不安を感じ、一念発起し神戸大学医学部に学士編入学。卒業後病理医になる。
兵庫県内の病院勤務を経て、現在近畿大学医学部附属病院臨床研究センター講師。病理医として日夜働くと同時に、若手研究者のキャリア問題や、医療のあり方を考える活動を行っている。
「博士漂流時代」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)にて科学ジャーナリスト賞2011受賞。近著は「医者ムラの真実」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、「嘘と絶望の生命科学」(文春新書)ほか
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榎木英介の最近の記事
手記出版「あの日」…小保方さんは何を語っているのか 1月28日 8時3分
省8
879: 2016/01/29(金)10:32 ID:T5YDba4F(6/11) AAS
東国原英夫氏、STAP細胞で「毛が生えるかと」小保方氏手記発売で述懐
2016年1月27日15時57分 スポーツ報知
外部リンク[html]:www.hochi.co.jp
前宮崎県知事の東国原英夫氏(58)が27日、TBS系「ゴゴスマ」(毎週月〜金曜・後2時)にコメンテーターとして出演し、28日に初の手記を出版することが明らかになった理化学研究所の元研究員・小保方晴子氏(32)に対して、笑いを交えながら見解を語った。
番組の冒頭で小保方氏の手記に話が及ぶと、“STAP細胞”に対して「僕、本当に期待していたんです。あの研究で本当に毛が生えるんじゃないか、細胞が復活して…。それがウソだったとは、日本中のハゲがガッカリした」と自身
の薄毛の救世主にと期待した研究が頓挫したことを嘆いた。
省4
880: 2016/01/29(金)10:34 ID:T5YDba4F(7/11) AAS
小保方氏、2年の沈黙破り手記で反論「仕組まれているように感じた」
スポーツ報知 1月28日(木)7時6分配信
外部リンク:headlines.yahoo.co.jp
STAP細胞論文の研究不正問題をめぐり、論文の著者だった理化学研究所の元研究員・小保方晴子氏(32)の手記が28日、講談社から出版される。タイトルは「あの日」で、全253ページ。
一連の騒動についての謝罪、マスコミの報道を受けた心の痛み、研究者の道が閉ざされてしまった悲しみなどがつづられている。小保方氏がまとまった主張をするのは、不正疑惑を受けて2014年4月8日に開いた釈明会見以来初めて。初版発行部数は5万部という。
【写真】東国原英夫氏、STAP細胞で「毛が生えるかと」小保方氏手記発売で述懐
A5サイズの単行本(定価1512円=税込み)は純白の装丁だ。全253ページには、挿絵も写真も一切ない。講談社の担当編集者によると、手記の出版は同社から持ち掛け、小保方氏が受諾し執筆したという。初版は5万部となった。
「あの日」とは、ちょうど2年前の2014年1月28日のこと。万能細胞「STAP細胞」の発見を発表する記者会見が開かれ、小保方氏がかっぽう着姿で実験の様子を公開した、まさに「リケジョ(理系女子)の星」となった日だ。
省4
881: 2016/01/29(金)10:35 ID:T5YDba4F(8/11) AAS
ただ、STAP細胞の存在については依然として否定せず「実験を行っていた範囲のSTAP細胞は、確かに確認されていた」と主張。理研が「ES細胞(胚性幹細胞)が混入したもの」との見解を示したことについて
「私が混入させたというストーリーに収束するよう仕組まれているように感じた」「張り巡らされた伏線によって仕掛けられた罠(わな)だったとも受け取れた」とした。
騒動の渦中、14年8月5日に論文の共同執筆者・笹井芳樹氏が自殺(享年52)。その時の心境について「金星が消えた。私は業火に焼かれ続ける無機物になった」と振り返った。
一方で、同じく論文の共著者である若山照彦山梨大教授に対しては、特に騒動以降に不信感が募っていった、とつづっている。
また、自らについて報じたメディアに対しては痛烈に批判。取材に来た新聞記者の社名と個人名を挙げ「取材攻勢は殺意すら感じさせるものがあった」。
テレビ局についても報道番組名を特定し「番組を放送されたことで受けた恐怖と心の痛みと悲しみは、言葉で表現することなどできない」と訴えている。
◆注目作の初版部数 昨年6月に出版された、1997年に神戸市で起きた連続児童殺傷事件の加害男性「少年A」が書いた「絶歌」(太田出版)は初版10万部。
2007年の英会話講師殺人事件で当時1審公判中の被告だった市橋達也受刑者が11年1月に発表した手記「逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録」(幻冬舎)の初版は3万部だった。
昨年のベストセラー1位となった、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(35)の芥川賞受賞作「火花」(文芸春秋)は初版15万部。
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省7
882: 2016/01/29(金)10:37 ID:T5YDba4F(9/11) AAS
小保方氏手記、茂木健一郎氏にチェックを依頼
2016年1月28日6時0分 スポーツ報知
外部リンク[html]:www.hochi.co.jp
STAP細胞論文の研究不正問題をめぐり、論文の著者だった理化学研究所の元研究員・小保方晴子氏(32)の手記が28日、講談社から出版される。
脳科学者の茂木健一郎氏(53)が、小保方氏の手記「あの日」のゲラチェックを出版社サイドから事前に依頼されていたことを27日、自身のブログで明らかにした。
本の内容は明かさず「ゲラの段階で、茂木さんに読んでいただいて、ご意見をうかがいたい」という講談社の社員からの依頼を、別の社員から聞いていたという。
結局、ゲラを読むことはなく、小保方氏の手記が出版されることを知り、「ああ、これだったんだ!」と思ったという。手記については「さて、どんな内容なのでしょう」と興味津々の様子だった。
883: 2016/01/29(金)10:38 ID:T5YDba4F(10/11) AAS
小保方氏の反論コメント全文「失望しています」
2015年11月2日19時13分 スポーツ報知
外部リンク[html]:www.hochi.co.jp
今般の早稲田大学の決定について
小保方晴子
私は、学位論文について、実質的な審査対象論文と異なった初期構想時の論文を誤って提出したことに対し、論文訂正と再度の論文指導を受ける機会を与えて頂きました。
このため、大学設置の調査委員会によって指摘された問題点をすべて修正して論文を再提出したところ、このたび、前回の授与時判断と異なった結論を出されました。
省5
884: 2016/01/29(金)10:39 ID:T5YDba4F(11/11) AAS
今回は、修正論文提出前から、担当教官によって、「今回は合格する可能性はとても低い」と伝えられ、不合格の理由においても、審査教官から「博士として認めることのできないのは一連の業界の反応を見ても自明なのではないか」とのコメントがあり、
学術的な理由とはかけ離れ、社会風潮を重視した結論を出されたことは明らかです。また、今回の修正作業は、入院中、加療中での修正作業となり、思考力・集中力などが低下しており、
博士論文に能力を発揮できる健康状態ではないとの診断書を大学に提出しておりましたが、ほぼ6年前の米国に保存されている研究資料を提出することなどを求められ、しかも厳しい時間制限等が課されるなど、心身への状況配慮などは一切なされず、
むしろそれが不合格の理由にも採用されました。
修正論文提出後、「審査教官とのやり取りは始まったばかり」との説明を受けましたが、一回のやり取りだけで不合格の判定をされ、それに対する私の意見も聞く耳を持って頂けない状況でした。これでは、当初から不合格を前提とした手続きであり、
とても不公正なものであったと思います。この点については、大学にも改善をお願いしましたが、残念ながら聞き入れて頂けませんでした。
博士論文の骨子となる内容はSTAP研究の足掛かりとなった研究成果であり、理研で行われた検証実験においても一定の再現性が認められているものです。
博士論文執筆当時、この研究が広く役立つ研究に成長していく事を夢見て日々を過ごしていました。私の研究者の道は不本意にも門が閉じられてしまいましたが、いつが議論が研究の場に戻る日を期待し、
今回再提出した博士論文や関連するデータは年度内をめどに随時公開して参る所存です。
以上
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