北海道民専用4

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411: M7.74(北海道) [] 2018/09/20(木) 19:50:07.24 ID:Gf8nWN8z0

北海道でブラックアウト（大規模停電）は、なぜ起きたのか。

ブラックアウトが起きるまでの１８分間に北海道電力は、停電を３度回避している。
“電力の集中管理方式”による電力需給バランス（周波数５０ヘルツを保つバランス）は、
４５ヘルツ以下になると持ちこたえられずに、全発電所が緊急停止し、ブラックアウト（大規模停電）となった。

９月６日午前３時７分に地震が発生して、苫東厚真火発２，４号機が午前３時８分に停止し、
需給バランス（周波数）は、４６．１３ヘルツまで低下した。
この状況下で、奈井江、知内、伊達の発電所３基は、“無傷”であり稼働していた。　その後、苫東厚真火発１号が、
午前３時２５分に停止し、２回目の需給バランスが４５ヘルツまで急激に下がり、ブラックアウトが発生した。

ここおで問題となるのは、なぜ、最初の苫東厚真火発２，４号機が損傷し停止した時点で、無傷の奈井江、知内、伊達の
火力発電所を生かす手段を考えなかったかである。　つまり、苫東厚真火発２，４号機が停止した段階で、電気の“集中管理方式”を
中止し、奈井江、知内、伊達火発を生かす“他の電気管理方式”に切り換えることであった。

電気の“集中管理システム（集中管理方式）”は、一定の周波数を維持する管理方式であり、『災害のない平常時』での合理的な
発電を集中的に管理する“一つの方式”である。

今回の災害時での状況を検証すると、想定外の災害に対して、“集中管理方式”は脆弱であり、迅速に機能していない。
胆振東部地震に於いて、“集中管理方式”の弱点が現実のものとなり、証明された。

では、想定外の災害には、どのような“電力システム”が必要となるかである。

今回、苫東厚真火発２，４号機が午前３時８分に緊急停止した時点で、ただちに“集中管理システム”を中止し、
災害時緊急マニュアルとして、奈井江、知内、伊達の発電所３基、それぞれが独立した“独立システム（独立管理方式）に
切り換えることであった。

“独立管理方式”に切り換えることにより、苫東厚真火発１、２，４号機が緊急停止をしても、奈井江、知内、伊達火発の
３基は稼働し続けることが出来たのである。

緊急時の状況下で、現在、無傷で生きている発電所をいかに持続させるかという発想が非常に重要となる。

http://mao.5ch.net/test/read.cgi/eq/1537122042/411

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