[過去ログ] あずまんが大王のエロいのないんかねぇ -3− (1001レス)
前次1-
抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) レス栞 あぼーん

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
425: ちよちゃんとぼく。 02/10/23 17:56 ID:++ohOnMu(1/6) AAS
日曜日。
ようやく涼しくなり始めた晩夏のそよ風に、
空の向こうでは飛行機雲が薄くたなびいている。
予報どおり、気持ちの良い絶好のツーリング日和だった。
天気に恵まれた日のバイクは、妙なくらい心が浮き立つものだ。
自然と顔がほころんでくる。
(きっと、いい日になるぞ)
街を流すぼくの胸は、そんな予感と期待に膨らんでいた。

11時の約束だったのが、ぼくは5分ほど遅れて公園に着いた。
公園の入り口でバイクのエンジンを停め、ヘルメットを脱いでいると、
省10
426: ちよちゃんとぼく。 02/10/23 17:57 ID:++ohOnMu(2/6) AAS
「兄貴の所に、これを取りに行ってたんだ」
ぼくは後ろのシートにくくり付けていたゴーグル付きのヘルメットを外して手渡した。
「一番小さいやつ探してきたんだけど…被れるかな?」
「はい…ピッタリです!」
ちよちゃんはメットを被り、顎ヒモを締めて嬉しそうにそう言った。
サイズは丁度いいようだ。

「それと、これ。走りだすまではちょっと暑いけど」
ついさっきホームセンターに寄って買ってきた、SSサイズの皮手袋も渡す。
作業用ではあるが、その分スリムで動きやすいうえ手甲の部分が白地にピンクの柄入りで、
中々いいデザインだ。
省13
427: ちよちゃんとぼく。 02/10/23 17:58 ID:++ohOnMu(3/6) AAS
…ゥオン。……オン!

2、3度軽くアクセルを吹かした後、アイドリングを確かめる。
走ってきたばかりなので、回転数はすぐに安定した。
「じゃ、乗ってみようか」
「はい!」
早速ちよちゃんはタンデムシートに跨り、腰をかける。
「ステップに足とどく?」
ぼくは普通に尋ねたのだが、後ろからは
「そんなに短くありませんよーだ!」
省12
428: ちよちゃんとぼく。 02/10/23 17:58 ID:++ohOnMu(4/6) AAS
「その…それだと運転するのに身動きとりにくくなっちゃうから、
 片手はシート横のタンデムバー握って、もう片方の手をぼくのベルトに」
ちよちゃんは言われたとおりの姿勢を取りながら、
「こうですか?…からだが密着できないとなんだか不安ですね」
と言った。
「いや、密着しすぎるのは危険」
「そうなんですか」
「そう」
(危険だよ)
ぼくはまるで榊さんと居る時と同じかそれ以上にドギマギしながら、
省10
429: ちよちゃんとぼく。 02/10/23 17:59 ID:++ohOnMu(5/6) AAS
それにしても。
このぺったんこの胸の一体どこに、あんなやわらかさがあるのだろう?
(ちっちゃくても、女の子なんだなぁ…)
初めてちよちゃんの身体に触れ、ぼくはそんなことを考える。
「ジュニアさん?」
「…え?ああ。大丈夫そう?」
「はい!何とかなりそうです」
それじゃ行こうか、と言って、ぼくはバイクを発進させた。

ドッ、ドッ、ドッドッドドドド…トトトト……

「わぁ…ッ!動いた動いた!」
省13
430: ちよちゃんとぼく。 02/10/23 18:00 ID:++ohOnMu(6/6) AAS
この爽快感を理解してくれる仲間が増えるのは、何とも嬉しいことだ。
ぼくはちょっと浮かれて、アクセルを捻る。
エンジンがそれに呼応して軽やかに吹けあがり、排気音も高らかにさらに加速していく。
ふと、腰のあたりでちよちゃんのニーグリップに力が入るのを感じた。
もっとゆっくり慣らしながらの方がいいのだろうか?などとも考えたが、
やがて周りのクルマの流れに乗って速度を一定にさせると、
「すごい。速い速い!」
というちよちゃんの声が再び聞こえた。

信号待ちでバイクを停め、ちよちゃんに振り返り「怖い?」と尋ねると、
ちよちゃんは素直に、
省11
前次1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.023s