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【ふたりはブラクラ】ブラックラグーン vol.2 (980レス)
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672: もう秋だ ◆phWHeXxENc [sage] 2005/10/16(日) 09:25:00 ID:nAiGiVKN 「んぁ…。」 カーテンの隙間から日の光が差し込み、女の顔を照らしている。 世間一般的には『爽やかな朝の光』という奴だろうが、彼女にとって そんなものはクソッタレ同然、ドブに投げ捨てる価値すらない。 「ちっ…飲み過ぎたか…。」 彼女は二日酔い気味の頭を一振りすると、力無い足取りでバスルームへ向かった。 軽くシャワーを浴びていると、部屋のドアを叩いている音が聞こえてくる。 眠気と頭痛をシャワーで誤魔化している最中に、急かされるのは殺意すら覚える。 「あ〜…ったく…シャワーぐらいゆっくり………げっ!」 自分の股ぐらから出血しているのが視界に飛び込んでくる。 大きく溜息を付いた後に、彼女はシャワーの蛇口を閉めた。 「嫌な日になりそうだ…。」 「おい!レヴィ起きろ!」 部屋の前で、扉を叩き続ける男がいた。 小綺麗なワイシャツとネクタイに、ビジネス用のスラックス。 歳でいえば、二十台の半分を超えた処だろうか。 顔つきや服装から見ても、酷く場違いな雰囲気を醸し出していた。 男は無造作にドアノブを回してみると、扉は音を立てて開いた。 「…鍵ぐらい掛けろよ…お〜い入るぞ。」 彼が部屋に入るのと、彼女がバスルームから出てくるのは同時だった。 びしょ濡れの全裸の女が、自分の目の前に現れる。 女は普段から薄着とはいえ、こんなにハッキリと全裸を見たことは無い。 「うわぁ!?…ご…ゴメン!レヴィ!」 男は慌てて部屋から出ていく。 「アイツ何慌ててんだ?…別に減るモンじゃねーのに。」 レヴィと呼ばれた女は、呆気にとられた顔で乱暴に閉められた扉を見ていた。 支度を終えたレヴィが部屋から出てきた。 タンクトップと尻が見えそうな位に切り詰められた短パンジーンズ。 『襲ってください』と言っているような服装に、一瞬目を奪われる。 その外見とは裏腹、両脇に【ソード・カトラス】と呼ばれる銃を従えているその姿は、 幾つもの死線を潜り抜けている者だけが持つ独特の雰囲気に包まれていた。 「で?ロック、仕事でも入ったのか?」 先程慌てて出ていった男が、扉の隣で立っていた。 まだ先程のことを引きずっているのだろうか、赤い顔をしている。 「Hei!聞いているのか?ロック…あたしは仕事があ・る・の・かと聞いてるんだよ。 あたしの裸でコキてぇんだったら、今晩のベットの上ででも勝手にしやがれってんだ。」 渇…とは言い難い台詞だが、アッチの世界へ行きかけていたロックを引き戻すには十分だった。 ロックは、慌てて妄想を払拭するとレヴィと並んで歩き始める。 「ダッチが仕事を受けたんだよ…内容は【密輸】…ラグーン商会の本業ってところかな。」 いつもと変わらない内容に少々溜息が出る。 どうせなら、米軍駐屯地でビッチ共の血袋をぶちまける位に、スカっとする仕事がしたい。 レヴィは不機嫌そうに頭を掻くと、ロックの耳元で単調に呟いた。 「で、あたしの裸を見て勃起ったのか?」 「え!?あっ…いやっ…その…。」 ロックをからかうことで、少しは気分が晴れた。 性悪な小娘染みた笑いを浮かべつつ、レヴィは先にミーティングルームへと入っていく。 ロックも少々赤面を浮かべつつ、レヴィの後に続いた。 http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098608817/672
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