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ウィザードリイのエロパロ2 (452レス)
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150: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 [sage] 2005/06/25(土) 19:58:40 ID:42KUzldD <コズミックキューブ 地下2階・12> 「──そこの人たちは、やっぱり、いないほうがいいわよね」 魔女が動いた。すっと片手を上げた瞬間、<ソフトーク・オールスターズ−1>の前に青い光が走る。 「テレポーター!?」 シーフのモラディンが驚愕の声を上げた。 高レベルの冒険者にとって、迷宮の中でもっとも恐ろしいのは呪文攻撃でもドレイン攻撃でもない。 それらは魔法の品々で防ぐことが可能であるからだ。 だが、宝箱に仕掛けられたトラップ……その中でもテレポーターは発動してしまえば防ぎようが無い。 それゆえにもっとも厄介な、恐ろしいものとされている。 だが、時間を掛けて準備し、巧緻な発動体を仕込むことができるトラップと違い、呪文によってその効果を生み出すことは不可能と言われる。 味方に掛ける<マラー>の呪文と違い、転移を望まぬ敵を、無理やり転送するのはそれほどに難しい。 かろうじてある種族のモンスターを送還する呪文など、不完全なテレポートのみが呪文として可能とされている。 だが、魔女が無造作にかけた呪文は、まったくテレポーターと同一の効果を挙げていた。 「はい、行き先は石の中──ではなくて、地上にしておいたわ、安心なさいな」 魔女はにっこりと笑って、光に包まれて転送される冒険者に軽く手を振った。 本物のテレポーターでさえも座標は指定できないのに、その気になればこの女は<消滅>よりも確実な滅びを自分達に与えることができた そのことを悟って冒険者達が戦慄した瞬間、彼らは地上へと転送された。 もはやあたりに他の人影はなく、ただ<狂王>と魔女だけが静かに対峙していた。 「なにか? 不思議そうな顔をしているけど?」 「……」 トレボーは無言で魔女をにらみつけている。 「──<コズミックキューブ>は<マラー>の呪文を通さないわ。あの五人が戻ってくるためには自分の足を使うしかない。 最短距離を最速で来るとしても半刻はかかるわ。貴女と決着をつけるにはたぶんそれくらいで良い、はずよ」 「……わからぬな。それほどの力を持ちながら、貴様は何故あやつら如きを恐れた? それに、たやすく殺せるのに何ゆえせなんだ?」 「恐れてはいないわ。なぜ転送したのかは──そのうち判るわ」 魔女はにっこりと笑い、風を巻いて跳躍した。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1114358381/150
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