[過去ログ] 戦隊シリーズヒロイン陵辱小説スレ4 (1001レス)
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453: 2005/11/13(日)23:30 ID:PBoZsXLj(1/8) AAS
「そろそろ行こうかな。」
そう呟くと、スーツ姿の森川はるなは玄関へと歩いていった。暴魔百族・流れ暴魔との戦いから3年…はるなはある一般企業に就職していた。
社会人になった今となっては、ターボレンジャーとして過ごしたあの1年を懐かしく思うと同時に、平和な今の日々にはるなは喜びを感じていた。
(この時間なら余裕かな。)
そんなことを考えながら鍵を閉め、はるなは駅へ向かう。ゆっくりと周りを見ながら歩いていく。そのとき…

突然激しい爆発音が響き渡り、目の前のビルが崩壊した。
「何、何なの!!」
はるなの前でアスファルトや砂が粉塵となって舞い上がる。
混乱し逃げ惑う人々が渦巻く中で、霞の中から信じられないシルエットが浮かび上がってきた。
「レーダ…! どうして?!」
省1
454: 2005/11/13(日)23:31 ID:PBoZsXLj(2/8) AAS
そこにいたのはかつて倒したはずの暴魔百族の暴魔博士、レーダであった。
「久しぶりだなピンクターボ。あの時、このままでは死なんと言った筈だ!」
そう言うとレーダは透視杖を振りかざした。杖から放たれたビームがはるなを襲う。
パラパラパラッ!
「ああああああぁぁぁっ〜!!!」
はるなは思わず倒れこんだ。あまりのことに呆然としていたはるなは、攻撃をかわし損ねてしまった。右腕から出血もしている。
確かにレーダは死の間際に復活を匂わせた。しかし復活の兆しが見えなかったレーダに、誰も警戒心は抱いていなかったのだ。
レーダははるなにゆっくりと歩み寄ってきた。残酷な言葉と共に。

「ターボレンジャーさえいなくなれば、地球は我ら暴魔百族のもの…そしてもう残りはお前だけだ、ピンクターボ!!」
「…何ですって!!そんなこと…」
省5
455: 2005/11/13(日)23:32 ID:PBoZsXLj(3/8) AAS
(力、大地、洋平、俊介…)
「安心しろ、すぐに貴様も仲間の元へ送ってやるのだからな!」
ゆっくりと歩み寄るレーダ。
4人の顔が思い浮かぶとともに、はるなは自分が指の先まで怒りに染まっていくのを感じた。
体は怒りのあまり震えていた。鞄からあるものを取り出し、はるなは立ち上がった。
「許さない…レーダ!」
喉から絞りだすようにそう言うと、はるなは両腕にターボブレスをはめ、腕を前へ突き出し叫んだ。
「ピンクターボ!!」

腕を再び戻し、はるなの体はスーツに包まれていく。
戦いの日々とはいえ、大事な青春の日々だったあの1年。その象徴ともいえるブレスを、はるなはお守り代わりとして常に鞄に入れていたのだ。
省8
456: 2005/11/13(日)23:32 ID:PBoZsXLj(4/8) AAS
だがレーダはあっさりとそれを叩き落とすと、俄然激しくピンクターボへ攻撃を加えた。
「喰らえ!」
「ああぁ!!」
爆破された胸が火花とともに真っ黒に変色した。
「あああああぁぁぁぁあぁーーー!!」
「きゃああぁぁぁぁぁぁ〜〜〜!!」
「うぅ、うっうううう!!」
「あああああぁぁぁ、あああぁあ〜〜〜!!!」
容赦ない攻撃を受け、その場に倒れこむピンクターボ。レーダはさらに歩み寄ってきた。
「ふ、お前の力など所詮そんなものか。さっさと仲間に会ってこい!」
省4
457: 2005/11/13(日)23:33 ID:PBoZsXLj(5/8) AAS
パラパラパラ
「ああああああぁああぁぁぁ!!!」
至近距離でビームを放たれたピンクターボは、あまりの痛みによがり狂った。
全身から冷や汗が流れる。痛み以外のことが何も考えられない。
「うううぅううぅー!」
「あっああ!」
マスクの中で、はるなは自分の顔が白く、唇が青くなるのを感じた。
(でも私は…私は…)
「はああ!」
最後の力を振り絞り、はるなは振り倒すべくレーダの足を掴んだ。戦士として、最後のプライドをかけて。
省2
458: 2005/11/13(日)23:33 ID:PBoZsXLj(6/8) AAS
「ふふふ、まだ多少なりとも力が残っていたようだな。だがそんなことで何か出来ると思ったか!」
もはや勝負は見えていた。しかし先ほどの攻撃は、レーダに多少怒りを覚えさせたようだった。
「どうも、その態度が気に入らんな。」
レーダはピンクターボの体を無理やり起こすと、腹部に強烈な膝蹴りを加えた。
「ぐあ!」
「はああああぁぁぁ」
その後も溝落ちへの突きや蹴りなど、肉体的な攻撃が何度も繰り返される。そして
「はああ。ううううぅうぅう!! ごほっ…!げふ…」
459: 2005/11/13(日)23:34 ID:PBoZsXLj(7/8) AAS
はるなはついに口から血を吐き出したのだ。それを見届けたレーダは、ピンクターボを乱暴に地面に叩きつけた。手足が痙攣をはじめたピンクターボは、もう意志どおり体を動かすことも出来なかった。更には血が気道を塞ぎ、呼吸困難にも陥っていたのだ。
「うぅうう!う、ううぅううう!」
「ぐぁあ、あああぁああ!!」
「ははは、惨めなものだ。そしてそれもこれで最後だ」
レーダは再び杖を掲げ、前身にビームを浴びせかけた。マスクや胸、全身のあらゆる部分に。
「うはあ。はぁぁぁ。ううううううぅう!!」
スーツは何箇所も破れ、傷だらけの体を露出させていた。マスクも破壊され、よがり苦しむはるなの顔が完全に現れた。
460: 2005/11/13(日)23:34 ID:PBoZsXLj(8/8) AAS
「うぅ、うっうううう!!」
呼吸が出来ない苦しみと激しい痛みに悶絶していたはるなだったが、やがて意識が薄れてくる。
朦朧とする意識の中で、はるなの脳裏に再び4人の顔が浮かんだ。
(結局、私は何も出来なかった。ごめん、みんな…。)
やがて硬直し痙攣していた手足が、意志のない人形の如くだらりと垂れ下がった。
もう、ピンクターボはピクリとも動かなかった。
「これでターボレンジャーは全滅した。我ら暴魔百族がこの星を侵略する日が来たのだ!」
レーダは高笑いをしながら、一旦そこから姿を消した。

その後一時的に恐怖の去った現場に、大量の救急車が到着してきた。
その中の1台がはるなを発見したが、心臓も呼吸も停止したままであり、瞳は瞳孔が完全に開いていた。
省1
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