[過去ログ] 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ3【総合】 (525レス)
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13: ◆JBtnEvJis6 2005/08/24(水)23:21 ID:dyHIVkNf(11/15) AAS
その後もしばらく泣きつづけたアオイは俺の胸で涙を拭くとにっこりと笑ってくれた。
「さすが聖騎士ね。
 シスターだった私でもあんな輝いた言葉聞いた事無かった」
「ちっ、よせよ。
 今じゃ除籍されたお尋ね者だ」
「ふふ、ごめんね。
 じゃあ言い直す。
 さすがね、シラン。
 女を慰めるのはお手の物みたい」
明るい言い方に俺はほっと安堵した。
人斬りとはまるで別人のようなアオイがそこにいた。
女らしい言葉使いに柔和な笑みを浮べた、多分、本当のアオイが。
「今からのお前はちゃんと幸せになるんだ。
 本当は、この後『俺がお前に女の幸せを教えてやる』って言って襲うつもりだったんだがな。
 まあ、いいさ。
 そんな気も失せた」
そう言って身体を起こそうとした時、アオイの腕が俺の首に巻きついた。
「女の幸せ、教えてくれないの?」
とろけるような笑みをクスリと浮べ、アオイは俺をぐっと引き寄せた。
「い、いいのか?」
「あなたの子供を産むんでしょ?」
そう言うとアオイはもう一つの腕の手の平を俺のほっぺたに当てた。
「嬉しかった。
 私、本当に嬉しかったの」
アオイの潤んだ瞳に俺の顔が映っている。
「私、皆がずっとずっと地獄の炎に焼かれ続けているような気がしていた。
 仇をとるまで皆が救われないと思ってた」
アオイは言葉を区切りじっと見つめてきた。
「だけど、違うんだね。
 皆を地獄に縛り付けていたのは私だったんだ。
 シランの言葉で私の中のスーラ村は地獄の炎から解放された」
アオイが言葉を連ねるたびに芳しい香りが俺の鼻腔をくすぐる。
「ありがとう」
そう言ったアオイの唇が俺に押し当てられた時、我慢の限界を突破した。
例え、アオイが感謝の気持ちだけで許したのだとしても
俺はこの肉体を愛さないで帰ることは出来ない。
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