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【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ3【総合】 (525レス)
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ゲーパロ専用
◆0q9CaywhJ6
2005/10/16(日)00:39
ID:cud096Dn(5/7)
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169: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 [sage] 2005/10/16(日) 00:39:35 ID:cud096Dn <地下11階 第二の質問・5> 「あの……」 草むらから出てきたが、もうこれ以上は一歩も近づけない。 ウィッチはがくがくと震えながら声を掛け、息が詰まった。 「何かしら?」 少女の魔女は、冷ややかに聞き返した。 心臓が凍りつきそうな恐怖。──この魔女に、何か言える人間がいるのだろうか。 ウィッチはぎゅっと目をつぶった。 さっき会ったばかり、そして別れたばかりの男の笑顔が浮かんだ。 「──お願いがあります」 意を決した声は小さかったが、しっかりとしていた。 「貴女に何か頼まれる筋合いはないと思うんだけども?」 魔女は絶対零度の声で返事をした。 取り付く島もないことばに、ウィッチは気力が萎えていくのを感じた。 昔、この声を聞いただけで、魔力も魅力も全て失った。かろうじてそれは取り戻したが──今度奪われるのは命か、魂か。 ──それでもかまわない。 決心は、藪をさまよっている間につけていた。 「あの人を、殺さないでください」 「……え?」 「あの人、あなたのことを<嫌な女>って言ってしまいました。でも、それはあなたのことを全然知らなかったから。 わ、わたしの言ったことから、つい答えてしまったことで──」 声が詰まった。 モンティノの呪文を掛けられたのだ。魔女が掛けると、マハマン級の強度だ。 絶望に身を捩じらせ、涙をこぼしながらウィッチは、それでも口をぱくぱくさせてなんとか弁明を続けようとした。 しかし、自分以外に夫に対して女の魅力を振舞おうとしたウィッチに対して、魔女はどこまでも残酷で冷たかった。 「タイムリミット。──わが殿が戻ってくる。あなたの話、その先を聞く必要はないわ。 その男に魔法を掛けておきましょう。──そうね。魂を奪う呪文がいいわ。……せいぜい自分でその効果を確かめなさい」 最悪の結果に、目の前が真っ暗になった低級魔女は、自分がどさりと崩れ落ちるのを自覚した。 「──大丈夫かい?」 気がつくと、ウィッチは、戦士に心配そうに顔を覗き込まれていた。 「なんか、気になって戻ってみたら、君が倒れていて──」 「──あ、あなた、生きてる……の?」 魔女は戦士の魂を奪うと宣言した。 それができる女であり、またその手の話については嘘をつかない女でもあった。 「ぴんぴんしている。君とキスしてから、すごく元気さ」 ハンサムな冒険者は、にっこりと笑った。 絶望と希望とがめまぐるしく入り乱れる頭で、低級魔女はぼんやりと戦士を見つめた。 「ああ、あのさ……」 とりあえず、立ち上がったウィッチを前にして冒険者はちょっと考え、意を決したように彼女を見つめ直した。 「突然であれなんだけど、僕と一緒に来てくれない……かな。 自分の腕がそろそろわかった。たぶん、この先の迷宮に進めるほど僕は強くない。 だから、故郷に帰って衛兵でもやろうかと思うんだけど、その……君を連れて帰りたいんだ。 変な出会いだけど、僕もやくざな商売していたんだから、君の過去の<商売>は気にしない。 ……僕と一緒になってほしいんだ」 「そんな、なぜ……」 突然のプロポーズにウィッチは同様の極みに達した。 それは戦士と交わったときに、心の中で抱いた淡い望みであった。 しかし、魔女は──。 「ご、ごめん。でもまるで魔法に掛けられたみたいに、僕は君に魂を奪われてしまったんだ……」 あっ、とウィッチは小さく叫んだ。 魔女のかけた呪文は──。 「カツ。──<魅了によって相手の魂を奪う呪文>」 森の向こうで四組の男女が結ばれたのを確認して少女はつぶやいた。 この女ならば、ただの魅了の呪文をイハロン級の強さで、四つ同時に発動させ、対象を自在に指定することも──朝飯前だ。 「──わが殿との楽しいデートの最中に、私が過去に意地悪した相手と出くわすのもあまり面白くありませんからね」 まあ、これで邪魔なおっぱいを追い払うこともできた。一石二鳥だ。 くすりと笑った魔女は、息せき切って戻ってきた少年に微笑を向けた。 カツの呪文を唱えたときと、笑顔の質を変える必要はなかった。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124884172/169
地下11階 第二の質問5 あの 草むらから出てきたがもうこれ以上は一歩も近づけない ウィッチはがくがくと震えながら声を掛け息が詰まった 何かしら? 少女の魔女は冷ややかに聞き返した 心臓が凍りつきそうな恐怖この魔女に何か言える人間がいるのだろうか ウィッチはぎゅっと目をつぶった さっき会ったばかりそして別れたばかりの男の笑顔が浮かんだ お願いがあります 意を決した声は小さかったがしっかりとしていた 貴女に何か頼まれる筋合いはないと思うんだけども? 魔女は絶対零度の声で返事をした 取り付く島もないことばにウィッチは気力が萎えていくのを感じた 昔この声を聞いただけで魔力も魅力も全て失ったかろうじてそれは取り戻したが今度奪われるのは命か魂か それでもかまわない 決心はをさまよっている間につけていた あの人を殺さないでください え? あの人あなたのことを嫌な女って言ってしまいましたでもそれはあなたのことを全然知らなかったから わわたしの言ったことからつい答えてしまったことで 声が詰まった モンティノの呪文を掛けられたのだ魔女が掛けるとマハマン級の強度だ 絶望に身をじらせ涙をこぼしながらウィッチはそれでも口をぱくぱくさせてなんとか弁明を続けようとした しかし自分以外に夫に対して女の魅力を振舞おうとしたウィッチに対して魔女はどこまでも残酷で冷たかった タイムリミットわが殿が戻ってくるあなたの話その先を聞く必要はないわ その男に魔法を掛けておきましょうそうね魂を奪う呪文がいいわせいぜい自分でその効果を確かめなさい 最悪の結果に目の前が真っ暗になった低級魔女は自分がどさりと崩れ落ちるのを自覚した 大丈夫かい? 気がつくとウィッチは戦士に心配そうに顔を覗き込まれていた なんか気になって戻ってみたら君が倒れていて ああなた生きてるの? 魔女は戦士の魂を奪うと宣言した それができる女でありまたその手の話については嘘をつかない女でもあった ぴんぴんしている君とキスしてからすごく元気さ ハンサムな冒険者はにっこりと笑った 絶望と希望とがめまぐるしく入り乱れる頭で低級魔女はぼんやりと戦士を見つめた あああのさ とりあえず立ち上がったウィッチを前にして冒険者はちょっと考え意を決したように彼女を見つめ直した 突然であれなんだけど僕と一緒に来てくれないかな 自分の腕がそろそろわかったたぶんこの先の迷宮に進めるほど僕は強くない だから故郷に帰って衛兵でもやろうかと思うんだけどその君を連れて帰りたいんだ 変な出会いだけど僕もやくざな商売していたんだから君の過去の商売は気にしない 僕と一緒になってほしいんだ そんななぜ 突然のプロポーズにウィッチは同様の極みに達した それは戦士と交わったときに心の中で抱いた淡い望みであった しかし魔女は ごごめんでもまるで魔法に掛けられたみたいに僕は君に魂を奪われてしまったんだ あっとウィッチは小さく叫んだ 魔女のかけた呪文は カツ魅了によって相手の魂を奪う呪文 森の向こうで四組の男女が結ばれたのを確認して少女はつぶやいた この女ならばただの魅了の呪文をイハロン級の強さで四つ同時に発動させ対象を自在に指定することも朝飯前だ わが殿との楽しいデートの最中に私が過去に意地悪した相手と出くわすのもあまり面白くありませんからね まあこれで邪魔なおっぱいを追い払うこともできた一石二鳥だ くすりと笑った魔女は息せき切って戻ってきた少年に微笑を向けた カツの呪文を唱えたときと笑顔の質を変える必要はなかった
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