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【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ3【総合】 (525レス)
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ゲーパロ専用
◆0q9CaywhJ6
2005/11/06(日)00:30
ID:QzGWQ/ww(1/7)
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283: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 [sage] 2005/11/06(日) 00:30:51 ID:QzGWQ/ww <地下11階 第三の質問・1> 「わあ、大きな沼!」 藪の中の小道を降りていった先に広がる水地に、少女は目を丸くした。 確かに、少年も見たことがないくらいに広い。 水がもう少し澄んでいたら、湖と言われても頷いてしまうかもしれなかった。 「何かいるかな?」 ワードナは淵を覗き込んだ。子供の好奇心は生き物に向けられる。 水底にゆらめく沈水植物の中に動く影を見つけ、少年は目を輝かせた。 「何? 何かいるの?」 「魚かなあ、ナマズだったらいいなあ」 この間釣り上げた沼魚をフライにしたときの美味しさを思い出し、少年は呟いた。 「釣るの?」 少女はこわごわと水面を見る。 魚は──さばいて料理するのなら得意だ。ナマズ料理だって自信がある。 しかし、少女が圧倒的な自信を持っているのは、魚籠に入った食材に対してであって、 こんな水の中を泳ぎ回る元気な生物に対してではない。 「うーん、エサはあるかな?」 少年はきょろきょろと辺りを見回した。 ほどなく沼に注ぎ込む溝を見つけたワードナは、大きなザリガニを捕らえることに成功した。 「大きなはさみ……」 少女は後ずさりした。 食用のエビならば、たとえ1フィートもあるものだって恐くも何ともない。たとえ生きていても。 しかし、食べられない生物──ザリガニは毒ではないが水っぽくて泥臭い──は女の子の領分ではない。 「それ、どうするの?」 少年の手の中で、ロブスターの半分もないが倍も攻撃的な赤いはさみが振り上げられ、少女はもう一歩後退した。 「うーん。こいつの尻尾をちょんぎって、腹の肉をエサにするんだ。ナマズの大好物」 少女は卒倒しかけた。 昨日の晩、全く同じ工程を経て手長エビの下ごしらえをしたことはついぞ思い出さない。 「いや、怖い。やめようよ」 泣き出しそうな声の少女に、ワードナはびっくりした。 「う、うん、わかったよ」 少女の反応に、ワードナは頷いて同意する以外に方法はなかった。 「えーっと……」 なんとなく、自分が失点を重ねたような気がして、少年は再度まわりを見渡した。 ちょうどそのとき、足元をのそりと横切ろうとした生き物をすばやく捕らえる。 こいつは今まで見たこともないくらいの大物だ。 きっと少女も目を丸くするに違いない。 少年は意気揚々とそいつを持ち上げた。 「──ほら、ヒキガエル!」 たしかに少女は目を丸くした。泣き声交じりの悲鳴を上げる直前まで。 「……いやぁっ! ぬるぬる、いやぁっ!!」 叫ぶなり、逃げ出した少女を呆然と見送ったワードナ少年は、 「……ぬるぬる、嫌いなんだ……」 とつぶやいたが、少女を追ってあわてて駆け出した。 あんまり慌てたので、少年はヒキガエルを持ったままで。 ──ゲコ。 罪のない生き物は少年の手の中で迷惑そうに一声鳴いたが、意外とおとなしく連れ去られた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124884172/283
地下11階 第三の質問1 わあ大きな沼! の中の小道を降りていった先に広がる水地に少女は目を丸くした 確かに少年も見たことがないくらいに広い 水がもう少し澄んでいたら湖と言われてもいてしまうかもしれなかった 何かいるかな? ワードナは淵を覗き込んだ子供の好奇心は生き物に向けられる 水底にゆらめく沈水植物の中に動く影を見つけ少年は目を輝かせた 何? 何かいるの? 魚かなあナマズだったらいいなあ この間釣り上げた沼魚をフライにしたときの美味しさを思い出し少年はいた 釣るの? 少女はこわごわと水面を見る 魚はさばいて料理するのなら得意だナマズ料理だって自信がある しかし少女が圧倒的な自信を持っているのは魚に入った食材に対してであって こんな水の中を泳ぎ回る元気な生物に対してではない うーんエサはあるかな? 少年はきょろきょろと辺りを見回した ほどなく沼に注ぎ込む溝を見つけたワードナは大きなザリガニを捕らえることに成功した 大きなはさみ 少女は後ずさりした 食用のエビならばたとえ1フィートもあるものだって恐くも何ともないたとえ生きていても しかし食べられない生物ザリガニは毒ではないが水っぽくて泥臭いは女の子の領分ではない それどうするの? 少年の手の中でロブスターの半分もないが倍も攻撃的な赤いはさみが振り上げられ少女はもう一歩後退した うーんこいつの尻尾をちょんぎって腹の肉をエサにするんだナマズの大好物 少女は卒倒しかけた 昨日の晩全く同じ工程を経て手長エビの下ごしらえをしたことはついぞ思い出さない いや怖いやめようよ 泣き出しそうな声の少女にワードナはびっくりした ううんわかったよ 少女の反応にワードナはいて同意する以外に方法はなかった えーっと なんとなく自分が失点を重ねたような気がして少年は再度まわりを見渡した ちょうどそのとき足元をのそりと横切ろうとした生き物をすばやく捕らえる こいつは今まで見たこともないくらいの大物だ きっと少女も目を丸くするに違いない 少年は意気揚とそいつを持ち上げた ほらヒキガエル! たしかに少女は目を丸くした泣き声交じりの悲鳴を上げる直前まで いやぁっ! ぬるぬるいやぁっ!! 叫ぶなり逃げ出した少女を呆然と見送ったワードナ少年は ぬるぬる嫌いなんだ とつぶやいたが少女を追ってあわてて駆け出した あんまり慌てたので少年はヒキガエルを持ったままで ゲコ 罪のない生き物は少年の手の中で迷惑そうに一声鳴いたが意外とおとなしく連れ去られた
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