[過去ログ] 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ3【総合】 (525レス)
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296: ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 2005/11/22(火)06:38 ID:sdBFBy/f(1/8) AAS
<地下11階 第四の質問・1>
「あら……?」
魔女は小首をかしげた。
新たな通路は、百フィートもある水路によって遮られていた。
何処から通じて何処に向かうのか、魔法の水路にたたえられているのは雪解け水よりも澄んだ清水だった。
「むむ──」
ワードナは眉をしかめた。
魔法使いは水が苦手だ。
もっともそれは、吸血鬼のような魔力的な禁忌によるものではない。
単純に、泳ぎに使う体力が乏しいという理由による。
だが、魔女のほうは全く心配がないらしく、にこにこと水面を見つめている。
「綺麗な水ですね。──これなら泳げます」
法衣の胸元を緩めはじめた魔女に、ワードナは慌てた。
「ま、待て。まさか泳ぐのに服を脱ごうと言うのではあるまいな?」
いつぞやも、そんなやり取りがあったような気がする。
「もちろんですわ。──幸い、わが殿以外の人影もないことですし」
これまたいつぞやと同じような台詞を口にした妻に、悪の大魔道士は慌てた。
魔女は、ワードナと二人きりなら裸身をさらすことに躊躇しない。どころか、積極的に脱ぎたがる。
水泳は、夫に自慢の裸体を見せつけるのにまたとない口実だ。
きっと、服を脱いでから水に浸かる前に、あれこれ理由をつけては裸のままで夫の前をうろうろし、
二十回は抱きついて胸をすりよせ、そのうち十回はキスをせがむだろう。
それに乗る、という誘惑を、頭を振って撥ね退ける。
快楽に負けない──負けっぱなしの場合も多々あるが──のは大魔道士の精神力と、観察力による。
「……水の深さは2フィート程度ではないか」
「あら、本当ですわ」
魔女ははじめて気がついたと言わんばかりに、透明な水の下にはっきり見える石の床を見た。
蒸留水よりも不純物のない清水の中では、石床にこびりつくヌルヌルした汚れは皆無であった。
──もっとも魔女は、最初の何歩目かで、なぜか自分が転んでしまう事を知っていた。
怪我はしないが派手に転ぶ全裸の美女は、あられのない姿で尻餅をつく。
転んだとき、なぜか体の正面は夫のほうに向けられている。大股開きになるのは仕方あるまい。
透明な水に透けて見える魔女の秘所や、水面の上で水を滴らせる乳房は、いつもと違った魅力で夫の目を引くに違いない。
しかし、魔女の姦計は、夫の超人的なやせ我慢と照れによって阻まれた。
「向こう岸が見えておるではないか──マラーで渡れるわい」
妻の裸を想像して赤らんだ顔を見られまいと顔を背けながらワードナは転移の呪文を唱えた。
「まあ」
向こう岸に移った夫に、魔女は微苦笑を浮かべた。
獲物を逃がしたのは残念だが、夫のこういうところも可愛らしい。
見たくないはずはないのだが、見たいと素直に言えないところが魔女の心の琴線に触れっぱなしだ。
(──ならば、方法を変えてご覧になっていただきましょう)
向こう側でこちらをちらちらと伺うワードナを見ながら、魔女は唇に手を当ててほんの数瞬考え、やがてにっこりと笑った。
帯を解いて法衣の裾を広げる。前を割った裾を腰の辺りまで大胆にたくし上げた。
夫が息を呑んで絶句するのが離れていてもわかった。
「水深は2フィート、太腿の半ばまでですね。こうすれば服も濡れません」
その言葉通り、水路に入った魔女の脚は、半ばまで清水に浸かるだけですんだ。
魔女は慎重に歩を進めた。
白い太腿が、水面と水中に映える。
法衣の裾を思いっきりたくし上げているので、パンティまでもがちらちらと見えてしまう。
こうして歩けば、ワードナは、魔女が水路を渡りきるまで見守ってくれるだろう。
転んだりしたら、慌てて手を貸すに違いない。
なんやかんや言っても妻の事を気に掛けてくれる夫だ。
こちらを注意してみていてくれる間、太腿やパンティが視界に入ってしまうのは──仕方がないことだ。
北風と太陽。
魔女の配偶者は、露骨な誘惑や押し付けが過ぎると、そっぽを向きたがる性格だが
頭を使えば、ちゃんと向こうから見させることができる。
最近ますます夫の思考方法になじんできた自分を自覚して、魔女は満足げな笑みを浮かべた。
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