[過去ログ] 真・三国無双8 (649レス)
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(1): 語られぬ物語 by491 ◆qsPKS6q6vY 2005/10/25(火)05:50 ID:G2uHWf66(1/6) AAS
乙です。即死回避のため再録などしてみます。
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(1): 2005/10/25(火)06:23 ID:G2uHWf66(2/6) AAS
もしくはせっかく立てていただいたのですが、
前スレを再利用できませんかね。
8
(1): 2005/10/25(火)06:25 ID:G2uHWf66(3/6) AAS
マジ乙です。
では投下は待機しておきますね。
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(2): 語られぬ物語 by491 ◆qsPKS6q6vY 2005/10/25(火)21:55 ID:G2uHWf66(4/6) AAS
〜ここまで〜
 これは、孫尚香に仕えていた一人の侍女の物語。
 尚香と共に戦場を駆け巡る彼女は、主君に憧れる一方で、自分の容姿に
劣等感を抱いていた。いわく、
「背は高すぎるし、肌はこんがり小麦色、胸なんて無駄に育ちすぎ」
 皮肉にも、そんな彼女の容姿に尚香は憧れていた。一緒に水浴びしながら
尚香はそれを告白し、危うく一線を越えそうになってしまう。
 
 そんなある日。周瑜の策により、彼女は魏の甄姫の下に偽って仕官する。
 初対面から抱いていた、嫌な予感は的中した。夜な夜な、甄姫の屋敷から
省4
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(2): 語られぬ物語 by491 ◆qsPKS6q6vY 2005/10/25(火)21:58 ID:G2uHWf66(5/6) AAS
 夜が来てしまった。やだなあ、仮病でも使ってやろうかしら。
 ええい、女は度胸! 何でも試してみるものさ! 精一杯めかしこんで、私は宿舎を出た。
 屋敷についてからが一苦労だと思ったけど……連絡は行き届いていたのだろう。
名前を告げただけで、ごつい門番ががあっさりと中に通してくれた。あとはちっこい童子に
付き従って、ひたすら奥へ奥へと進む。ひたすら静寂の中を……

 ん……この凛とした音色……琵琶、かしら。注意して聴いていないと消えてしまいそう
だけど、不思議に存在感がある。そして、私の向かっている方向から聴こえてくる……
 やがて、童子が一室の前で歩みを止めた。ここがあいつの部屋、か。
「お召しにより、参上つかまつりました。……殿下……殿下?」
 声の代わりに聞こえてくるのは、やはり琵琶とおぼしき涼やかな音色ばかり。華やかな
省10
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(1): 語られぬ物語 by491 ◆qsPKS6q6vY 2005/10/25(火)21:58 ID:G2uHWf66(6/6) AAS
 それらすべてが――あの女の前では、単なる背景と化していた。認めたくないものね、
美人はどこにいても何をしていても美しいってことを。

「うふふ……お待ちしておりましたわよ」
 私の姿を認めると、寝台の端に座る彼女は、弦を爪弾く手を止めた。
 来た途端にやめなくてもいいのに。ケチ。
「管弦の稽古など、いつでもできますわ。さあ、こちらへ」
 小さな、といっても凝った意匠の卓を挟んで椅子に腰掛ける。その上に、甄姫は
二人分の杯を置いた。

「まずは、ご一献」
 紫水晶を溶かしたような液体が、これまた宝玉を削ったような杯になみなみと注がれる。
省13
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