[過去ログ] 女性上位で優しく愛撫される小説ver4 (888レス)
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874: 練習相手 ツクバ薪割り  ◆k8fXz6W8GA 2007/02/04(日)23:23 ID:Sg0gAmdu(5/13) AAS
僕達を生徒会にスカウトってなんで?訳が分からないよ。
「先生の言うとおり、あなた達を生徒会に推薦したいんですの。
池田さんはお金に対してシビアな目を持っていますから、会計にピッタリですわ」
突然の提案に驚く僕を尻目に池田さんが返事をする。
「私、家の手伝いとかいろいろしなくちゃいけないので、生徒会とかそういうの無理なんです。ゴメンなさい」
頭を下げる池田さん。
そうなんだよね、池田さんの家ってお母さんが働いてて、炊事洗濯その他全てを池田さんがこなしてるんだよ。
だから部活とかそういうのもしたことないって言ってたもん。池田さん、大変だよね。
「あたしも結構です。そんな暇があるのならやーくんと一緒に練習しますわ」
美里さん!こんなとこで練習とか言わないでよ!バレたらどうするんだよ。
「…そ、ならいいですわ。来年度の会長に西園寺さんを推薦しようと考えてましたけど、嫌なら別にいいですわ」
「僕は…」
「あなたはいりませんわ。あなたは西園寺さんを釣るためのエサにと考えていただけですからね。
無能な人を推薦するほど、私はバカじゃありませんわ」
断ろうとする僕の言葉を無視して話し出す先輩。…そんな言い方ないだろ?いくら先輩でもちょっと酷いよ。
「あらあら、推薦しようとする人全員に断られるような人望の人が、よくもそこまで言えるものですわねぇ?」
み、美里さん!だからなんでそんなケンカ腰で話すんだよ!
バカにされた先輩は、眉間をピクピクさせながらアイスの棒をへし折った。
それを見てガタガタと震える僕と池田さん。怖いよぉ、怖すぎるよぉ。
「西園寺さんってとても楽しい人だったんですわね?さすがは車の中で青葉くんを弄ぶだけはありますわ。
私には愛する人の指を折るなんてマネはとても出来ないですわ」
んな?なんで先輩がそんなこと知ってるんだよ!
「あらあら、どうしてそんな事知っているのかしら?噂どおり先輩の趣味は盗聴なんですわね。
愛するあたし達のラブラブっぷりを聞いていてどうでしたか?空しくありませんでした?」
と、盗聴?なんだよ、その変な趣味は!
「空しいどころか、おなかを抱えて笑せていただきましたわ。あなたってまだ処女なんですわね?
愛される喜びを知らないような人に、空しいなどと言われたくはありませ…ひぎゃ!」
ゴツン!…勝ち誇った顔で話す先輩の頭に落とされた拳骨!拳骨をされた頭を抱えて呻く先輩。
突然の事に驚きキョトンとする僕達。いったいなにが起きたんだ?
「い、痛いですわ!なにをなさいますの、健一様!」
「何をじゃないだろうが!ラインフォード、盗聴ってなんだ?人様のプライベートを何だと思ってるんだ!
お前、いい加減しろよ?じゃないと先生、本気で怒るからな!」
お、おおおお!相川先生がカッコよく見える!こんなの初めてだ!
先生に怒られたのが効いたのか、シュンとする先輩。怒られたぐらいで落ち込むなんて意外だなぁ。
先輩のことだから怒鳴り返すんじゃないかと思ったけど、本気で落ち込んでるみたいだ。
「ス、スミマセンでした。今後は二度としないように検討いたしますわ」
「あらあら、やけに素直なんですわね?こんな素直な先輩を見れたなんて、今日はとってもいい日ですわ」
ニコニコと微笑みながら、嬉しそうに先輩を苛める美里さん。いい加減にしないと美里さんも怒られるよ?
「西園寺、お前もいい加減にしなさい。他の二人が怯えきってるじゃないか。
まったく、お前らは後輩をビビらせてどうするんだ?」
先生はため息を吐きながら、僕達に今日はもう帰りなさいと言ってくれた。
よかった…やっとここから逃げれるんだ!
僕達は先生達に頭を下げて生徒会室を出て行く。
そんな僕達を睨む先輩。僕まで恨まれちゃったのかな?イヤだよぉ〜、怖いよぉ〜。
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