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戦隊シリーズ総合カップルスレ 3 (1001レス)
戦隊シリーズ総合カップルスレ 3 http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142719752/
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982: 名無しさん@ピンキー [sage] 2006/10/16(月) 01:28:05 ID:Z7rMsnUD 黒黄小ネタ。微エロを目指して玉砕。 「おい、菜月。」 そう声をかけると、まるで子犬のようにパタパタと、見えない尻尾を振って近づいてきた。 「なあに、真墨?」 「久しぶりに髪梳かしてやるよ、そこ座れ」 胸ポケットから愛用の櫛を出してちらつかせると、目を輝かせてソファにちょこんと座る。 本当に子犬だな、こりゃ。そう内心つぶやく真墨は、はたから見れば自分もじゅうぶん子犬に 見えるということに、気づいていない。 絹糸のような細くやわらかい髪を、さら、とひと房手に取ると、 シャワーを浴びたばかりと知れる甘い香りが鼻腔をくすぐった。 「じっとしてろよ」 「言われなくてもわかってるー」 そういいながら、ひと房ずつ丁寧に梳いていく真墨の手つきに、 気持ち良さそうに身をゆだねる。さらさら、さらさら。 ちらちらと見え隠れするうなじが、菜月には似つかわしくないほど色っぽくて、 しかしあいにく真墨は、それをスマートに口にできるような、いい性格はしていない。 真ん中で分けて、いつもの黄色いゴムで束ねてとめる。 櫛では救いきれなかったうなじの後れ毛を、手櫛で梳きながらまとめあげると、 撫で付ける手がくすぐったかったのか、菜月がぴくっと肩をすくめた。 「よし、終わり、っと」 名残惜しげにお下げをさらり、と手繰った指。 もう少し触れていたい、と思った彼に、もう少し触れていてほしい、と無意識のうちに思った彼女。 なんとなく離れがたくて、そのままそっと、寄り添っていた。 「えへへ、ありがと、真墨」 にっこりと笑った笑顔は本当に風に揺れる菜の花のようで、 彼は自分のネーミングセンスも満更じゃないよな、と内心ひそかに満足する。 「お前さ・・・そのツインテール、外すなよ」 「ええぇ、無理だよ、そんなの」 「無理でも外すなよ」 「お風呂のときも?寝るときも?」 「ああ」 「そんなの無理だよ、ぐちゃぐちゃになっちゃうじゃん」 「そのときはまた、結んでやるよ。」 だから…オレ以外のやつに解かせるんじゃないぞ、その髪。 最後のことばは、声にできなかった。 http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142719752/982
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