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戦隊シリーズ総合カップルスレ 3 (1001レス)
戦隊シリーズ総合カップルスレ 3 http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142719752/
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582: 陰謀のスノウジェル〜エロ編〜 [sage] 2006/07/29(土) 19:51:39 ID:w6xwpAOf 射精後の虚脱感から、僕は半ば 覆いかぶさるように麗を抱きしめた。 「ひかる、せんせい……」 荒い呼吸を繰り返す身体は火照って、 理性を蝕むような女の匂いがする。 力がいらないのか抱き返してくる腕は弱々しい。 さっき服を脱いでおけばよかった、 そうすれば肌を直に感じられたのにと僕は後悔した。 (……あ) そんなことばかり考えていたからか。 先程まであれほど激しく犯した後だというのに、 まだ麗と繋がったままの身体の中心に血が集まってくる感覚。 我ながら呆れたが、こればかりはどうしようもなかった。 「!え……?」 どうやら麗の方も体内に穿たれたままだった僕が 再び質量を取り戻しつつあるのに気付いたらしい。 上半身だけ離して寝巻きを脱ぎ始めた僕を見て、 このままだと一度だけで済まないことを察した麗は わたわたと慌てた。 だがいくら麗の理性がそうしても、身体の方は 快楽への期待から僕を咥え込んだ場所を蠢かせている。 無意識に逃れようとずり上がる身体に合わせて動くついでに 下半身の寝巻きもすべて脱いだ。 http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142719752/582
583: 陰謀のスノウジェル〜エロ編〜 [sage] 2006/07/29(土) 19:52:57 ID:w6xwpAOf 「あ、あのヒカル先生、その、ま」 「麗」 邪魔な寝巻きを剥いで再び柔らかな身体に圧し掛かってから 僕はじっと麗を見詰めた。 大きな黒い目。向こうから見詰められると、こちらの心が 見えているのではないかと思うほど真っ直ぐな力を持っているくせに、 こちらからだとその力はあっという間に失われる。 麗は真剣に見詰められると反抗が鈍くなる ――受け止めるか、あるいは理解しようとする為か。 天空聖界で一緒に暮らすようになって知ったことだ。 それをこんなことの為に利用する自分が、酷く狡猾に思えた。 段々と、顔の距離を縮める。それでも麗は眼を背けない。 僕をどうにか押しやろうとしていた手も、停まってしまったように動かない。 触れるようなキスをすると、やっと瞼を閉じた。 唇を離すと、困ったような切ないような顔が僕を見上げている。 「……ずるい」 「……そうだね」 まるで小さい子どもをあやすように僕は麗の髪を撫でた。 手は髪を伝って頬をなぞり、白い首筋、柔らかな線の肩へ。 ――肉体のみならず心をも満たす、全て。 ずるいというくせに、吸い付くような肌理細かい柔肌も 僕の胸板に圧し掛かられてそれでもなお弾力のある白い乳房も、 白濁した体液を注ぎ込まれた目には見えない奥底も、僕を拒むことはしない。 結局全て受けいれて、許してしまう優しい麗。 良心や理性以外に止めるすべがないというのに、 そんなものが、今目の前にある欲望の塊に勝てるわけがない。 「声、聞かせて」 未だ絶頂の熱の冷めやらぬ膣へ水音とともに突き入ると、 嬌声とともに麗の身体が跳ねた。 http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142719752/583
584: 陰謀のスノウジェル〜エロ編〜 [sage] 2006/07/29(土) 19:54:32 ID:w6xwpAOf 「あぁ、やあ、やあぁん!」 麗がびくびくと面白いように僕を締め付ける。 射精した直後からこんなに激しく二度目を始めることなど 今までなかったので知る機会もなかったが、男と違って 女の身体というのは絶頂を迎えると殊更、敏感なるものらしい。 今まで見たこともないほどに麗は快楽に乱れていた。 「だめ、あ、あぁ、ああん!」 肉体の喜びに麗が眦から溢す雫を唇で掬い取る。 無意識だろうが、少しの刺激も逃さぬように両足を僕の腰に絡ませてくる。 いつもだったらどんなに頼んだとしても絶対にしてくれないし、 麗からすることもないだろう。 どうにも今日の僕達は淫らな気がする。 「そんなに、気持ちいい?」 「!やっ、あ!?あぁ……!」 足を持ち上げると深く入ることに気がついて、 僕は白い太股を腰から外して二の腕にかけた。 まだ余裕はあったが、締りのよくなった肉壁は少し僕を焦らせた。 この体勢だと麗の花弁もくわえ込まれた赤黒いそれも、 混ざり合った互いの体液でぐちゃぐちゃに濡れているのがどちらからも丸見えだ。 「あ……」 どうやら麗も、自らが貪欲に僕を咥え込んでいるのを目でも身体でも感じたらしい。 興奮からか快楽からか、びくりと白い身体が中も外も震えた。 「教えて?」 「や、いや……」 はじかれた様に我に返って、麗はそこから眼を背ける。 だが言葉とは逆に、突き入った場所は蜜とともに うねる様に肉棒に絡みついてくる。 http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142719752/584
585: 陰謀のスノウジェル〜エロ編〜 [sage] 2006/07/29(土) 19:55:55 ID:w6xwpAOf 僕は麗の片足だけを肩から下ろした。 それからわざと擦るように圧し掛かる――僕の躯が陰芽を撫でるように。 「あっ……!?」 「聞きたい」 どうやら僕がそうと言うまで自分を――或いは言わなくても―― 虐めるようだと麗も分かったらしい。 「せんせいの、いじわる、!……っ」 僕を睨んで言いかけた文句は、不意に僕が動いて 下肢から奔ってきた快楽を耐える吐息で途切れた。 「……僕だけじゃ、いやなんだ。教えて」 僕は肩からもう片方の足も肩から降ろしてじっと見詰めた。 麗は視線を合わせないように顔を背ける。 加虐心からもあったが、麗の口からそれを聞きたいのは本心でもあった。 別に疑っているわけではない。身体の反応でそんなことは分かる。 ただこうして繋がっているのが嬉しいと、自分もだと麗が言ってくれたら 今よりもっと気持ちよくなれる気がした。 聞いてみたい気持ちは前からあったが、麗の機嫌を 損ねるのには気が進まず聞いたことがなかった。 (本当にどうしたんだろう、今日は) 久しく身体を重ねることがなかったとはいえ、聖者が聞いて呆れる。 だけど――叶うならば聞いてみたい。 じっと見詰めると、視線を外したまま唇が小さく動いた。 近づけると尚のこと顔を背けようとしたが、空いた手で 汗で張り付いた髪を掃うとわずかにこちらを向く。 強請るように頬に軽く口付けると、耳元で囁くよりも小さな声が聞こえた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「……やりすぎた」 翌日――朝というよりは昼に近い時間に目を覚ました僕は ベッドの光景を見て思わず呟いた。 http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142719752/585
586: 陰謀のスノウジェル〜エロ編〜 [sage] 2006/07/29(土) 19:57:05 ID:w6xwpAOf 寝る前、よく干されてさらさらと心地いい肌触りだったシーツの類は むしろ濡れていると言った方がいいほど湿り気を帯びてぐちゃぐちゃだ。 加えて干しただけではとれそうにない、くらくらしそうな匂いがする。 「きれいにしなくちゃな……僕が」 腕の中で自分の躯に抱きついたまま昏々と眠り続ける麗を、僕は見遣った。 結局あの後、麗が何度か絶頂を迎えたにも関らず 延々、獣のように犯し続けた。何回やったか……正直数えるのが恐い。 僕はグリップフォンとマジチケットを取り出した。 「ゴルド・ゴルド」 瞬間、僕達のベッドは昨晩のそれと一寸違わぬ状態に戻っていた。 「……ごめんね」 外はもうすっかり日が昇っている。 そういえばこんな明るい中でこんな姿でいるのは初めてかもしれない。 陽光の中、安心しきった寝顔はまだあどけなく少女のようで、 一糸纏わぬ姿であることを除けば、昨夜が夢だったと思えそうなほどだ。 さすがにもう、今はどうこうする気は起きなかったが、 腕の中に麗がいるというだけで心が満たされる気がした。 「……ありがとう、僕の奥さんになってくれて」 欲しくて欲しくて堪らない。だけどそれだけじゃない。 そばにいるだけで、こんなにも切ないほど幸せになる。 「好きだよ……麗」 http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142719752/586
587: 陰謀のスノウジェル〜エピローグ〜 [sage] 2006/07/29(土) 19:59:06 ID:w6xwpAOf 小津一家が我が家に訪ねてきたのはその次の日だった。 用向きはマジトピアの復興を手伝うということだったが、 きっと麗が元気でやっているか心配だったというのもあると思う。 「よくいらっしゃいました、どうぞ」 「忙しそうだったからよそうかとも思ったんだが 麗の様子も知りたかったしルナジェルに休みだと聞いたんでな」 「ヒカル先生、麗ちゃん、久しぶり〜!」 「おひさしぶりでございますです〜〜〜!!!」 「みんな、元気にしてた?」 「とーぜん!ちぃ兄、今度でかいタイトルマッチなんだぜ」 「これも兄ちゃんのアニキサラダのおかげだな!」 「なんでそーなるんだよ。俺の努力の成果だっつの」 三人(?)暮らしだった我が家が、まるで地上の小津家にいるように 一気に賑やかになった。ほんの少し前のようだけれど、もうそれなりの 月日がたっていて、小津兄弟の先生だった頃が酷く懐かしく思えた。 「ごめんなさいね、大勢で押しかけてしまって。これ、お土産なんだけど」 そう言って深雪さんが「ジジル」と唱えると、次々に箱が山積みになった。 「どうしてこんなにいっぱい!?」 「我が家全員、何かしら持ってきちゃって……」 蒔人はアニキ農場の野菜、芳香は地上で流行の服、 翼はボクシングの試合の写真と勝ち取ったベルト、 魁はインフェルシアで貰ったんだとよくわからないものを持ってきた。 深雪さんは皆で食事をしようとおかずをいくらか作ってきていて、 ブレイジェルは何を持って来ればいいかよくわからないし、 これ以上増えても迷惑だろうから何も持ってこなかったと言った。 http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142719752/587
588: 陰謀のスノウジェル〜エピローグ〜 [sage] 2006/07/29(土) 20:00:33 ID:w6xwpAOf 「わー、ひろーい!」 「二人暮らしじゃ広すぎるんじゃねぇの?」 「てめぇ三男!オレ様を忘れるにゃ、こらぁ!」 「わっ!?」 皆を驚かそうと隠れていたくせに、魁の言葉に 怒り心頭になってスモーキーが現れた。 「スモーキー!!久しぶりだなぁ!ん……?なんかお前太った?」 「昨日までスノウジェルの『嘆きの海』で魚を頂いてたんだよ」 「うっ、もうしばらく魚はいいにゃ……」 スモーキーは思い出して気分が悪くなったらしく、うんざりした調子で 呟いた。魚好きのこの猫がそう言うぐらいだからよっぽど沢山 だったのだろう。僕と麗は顔を見合わせて笑った。 「さて、台所を貸してもらえないかしら? 丁度、ローストビーフの下準備してきたの」 「こっち!私も手伝うね」 居間と一続きになったキッチンへ麗は深雪さんを連れて行き、 僕はブレイジェルと小津兄弟をソファへと案内した。その時。 「あら」 さも意外だというような深雪さんの声に、全員が台所を振り向いた。 「どうした?」 「あ、勇さん。ほら、これ」 振り向いた深雪さんが持っていたのは麗がスノウジェルにもらった あの淡い青色の結晶が入った小瓶だった。 http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142719752/588
589: 陰謀のスノウジェル〜エピローグ〜 [sage] 2006/07/29(土) 20:02:05 ID:w6xwpAOf 瞬間。 深雪さんと麗は気付かなかったようだが、その場にいた殆ど全員が 空気が固まってぴしりとひび割れるような感覚を覚えた。 何故そんな感覚になったのかはわからないが、 それを作り出した主はすぐに分かった。ブレイジェルだ。 数秒後、小津兄弟も、僕も、スモーキーやマンドラ坊やさえも 近付いたら間違いなくただではすまない、そんな怒気を感じ取った。 ブレイジェルの後ろにいたので表情は見えなかったが、 強いて見たいと思うことは出来なかった。 「……と、父さん?」 「ブレイジェル……?」 「母さん。それを」 「?この瓶?」 「麗、預かってもいいか」 「え、いいけど……」 「夕飯までには戻る」 言うが早いか小瓶を手に、ブレイジェルは転移魔法で何処へか消えた。 寸前、聞き取ることも難しいような重低音が聞こえた。 ブレイジェルがいなくなって、金縛りが解けたように 大きく息をついた僕達を見て台所の二人は不思議そうに顔を見合わせる。 「どうしたの皆?」 「母さん……気付かなかったの!?麗も!?」 「?なんのこと?」 「……なぁ、ヒカル先生。父さん、なんか言ってた気がしたんだけど聞こえた?」 「え、ああ……やっぱりブレイジェルだったんだ、あれ。なんか狸がどうのこうの……」 「タヌキ??」 「……あの古狸が……!!!」 マジトピアの古狸は、もうすぐ怒りに燃える麗の父がやってくることも知らず 暢気に鼻歌を歌っていた。 FIN http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142719752/589
590: 名無しさん@ピンキー [sage] 2006/07/29(土) 20:14:05 ID:w6xwpAOf 作者です。本編では登場以来、ヒカル先生が麗タンに対して 草食動物並みに穏やかなので「攻めるには媚薬を盛るくらいしか手があるまい」と エッチ、スケベ、変態+ドSにしてみたら 一番腹の中が真っ黒なのはスノウジェルになりました。 とりあえず、麗とパパン、ごめん。 読んでくれた人、感謝。 神の降臨を待つ名無しに戻ります。 http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142719752/590
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