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【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 2冊目 (889レス)
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伊南屋
◆WsILX6i4pM
2008/03/29(土)12:08
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864: 伊南屋 ◆WsILX6i4pM [sage] 2008/03/29(土) 12:08:30 ID:/SChxdSF 『彼と彼女の非日常・Y』 「お姉ちゃん、いるでしょ?」 そう言って切り出したのが光だと分かって、ジュウは確かに自分が安堵するのを感じた。 紫とは関係のない来客だと――そう思った。 「居るんでしょ? お姉ちゃん出して」 「どうしたんだ一体?」 「良いから早くっ!」 鬼気迫る、と言うよりは単純に切羽詰まって狼狽えた様子の光に押され、仕方無く中に居る雨を呼ぼうと振り返る。 だが、そうするより先に雨はジュウの意志に応えたように、玄関へと現れた。 「雨……こいつ」 ジュウが光を指すと、雨は分かっている。と言うように頷いて見せた。 「聞いた声がすると思えば……どうしたの? 光ちゃん」 雨の姿を確認して、光の張り詰めた雰囲気が若干和らいだ。 「……お姉ちゃんに、助けて欲しくて」 「……何があったの?」 縋る瞳の光に、雨が問い返すと光は背後から人を呼び寄せた。 ――現れた女性の、胡乱な表情の中にジュウは既視感を感じた。その表情にではなく、それが醸し出す危うさに。 「どうも……」 ぼそりと零すように挨拶して、彼女は小さくお辞儀をした。 「人を探してるの。昨日からずっと探してて、だけど見つからなくて……」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1171037946/864
彼と彼女の非日常 お姉ちゃんいるでしょ? そう言って切り出したのが光だと分かってジュウは確かに自分が安堵するのを感じた 紫とは関係のない来客だとそう思った 居るんでしょ? お姉ちゃん出して どうしたんだ一体? 良いから早くっ! 鬼気迫ると言うよりは単純に切羽詰まって狼狽えた様子の光に押され仕方無く中に居る雨を呼ぼうと振り返る だがそうするより先に雨はジュウの意志に応えたように玄関へと現れた 雨こいつ ジュウが光を指すと雨は分かっていると言うようにいて見せた 聞いた声がすると思えばどうしたの? 光ちゃん 雨の姿を確認して光の張り詰めた雰囲気が若干和らいだ お姉ちゃんに助けて欲しくて 何があったの? る瞳の光に雨が問い返すと光は背後から人を呼び寄せた 現れた女性の胡乱な表情の中にジュウは既視感を感じたその表情にではなくそれが醸し出す危うさに どうも ぼそりと零すように挨拶して彼女は小さくお辞儀をした 人を探してるの昨日からずっと探しててだけど見つからなくて
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