[過去ログ]
【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ7【総合】 (743レス)
【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ7【総合】 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
1: 名無しさん@ピンキー [sage] 2008/03/21(金) 19:39:13 ID:QmmicSfL ワードナ率いるヴァンパイア軍団や、ローグ、オークその他のモンスターに凌辱される女冒険者たち。 プリーステス、ウィッチ、サキュバス、獣人などの女モンスターやNPCを凌辱する冒険者たち。 ここはそんな小説を読みたい人、書きたい人のメイルシュトローム。 凌辱・強姦に限らず、だだ甘な和姦や、(警告お断りの上でなら)特殊な属性などもどうぞ。 ●扱うシリーズ 正伝#1〜#8、外伝、ディンギル、エンパイア、エクス、BUSINと、WIZ関連なら全般的にOKです。 ●前スレ 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ6【総合】 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1163762212/ ●過去スレ 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ5【総合】 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1163762212/ 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ4【総合】 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1139934785/ 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ3【総合】 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124884172/ ウィザードリィのエロパロ2 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1114358381/ ウィザードリィのエロパロ http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1093861447/ ●保管庫 http://ascii2d.no-ip.info/user/wiz/wizsstop.html http://tokyo.cool.ne.jp/succubus/wiz/wizsstop.html(ミラー) http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/1
2: 名無しさん@ピンキー [sage] 2008/03/21(金) 20:53:12 ID:8qhf/37V >>1 乙っと! テレポーター!! http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/2
3: 名無しさん@ピンキー [sage] 2008/03/21(金) 22:06:39 ID:0dbAIH9P >>1 乙であります http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/3
4: 名無しさん@ピンキー [sage] 2008/03/22(土) 09:14:10 ID:nmR0IX6g 前 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ6【総合】 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1187618281/ http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/4
5: 名無しさん@ピンキー [sage] 2008/03/22(土) 19:05:16 ID:0vIAh/mH 新スレ乙です。 何レス、何キロを書かないと即死する判定とかはなくなったんだっけ? http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/5
6: 名無しさん@ピンキー [sage] 2008/03/22(土) 20:00:51 ID:l4UNnxK7 >>1 乙 褒美にこのポーパルバニーをやろう http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/6
7: ◆8czeHikF2E [sage] 2008/03/22(土) 20:18:26 ID:7q7c0bm7 投下します。 名前欄にタイトル『裸のリンチ』で。 属性注意はありません。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/7
8: 裸のリンチ [sage] 2008/03/22(土) 20:19:01 ID:7q7c0bm7 ――ガシャン、ガシャン、ガシャン 武装した複数人の足音に心臓が飛び跳ねる。 僕は慌てて階段の影に身を潜めた。そして顔だけを出してそっと暗闇をうかがう。 音の主は上質の甲冑に身を包んだ探索者たちだった。 前衛の三人は満身創痍、後衛の者たちの表情にも疲労の色が濃い。 探索を終えて街に引き上げるところなのだろう。 僕は現れたのがモンスターでなかったことにほっとしながらも、彼らの目を避けていっそう身を縮こまらせる。 心に浮かぶのは罪悪感。迷宮の入り口で人を待っているだけなのに、なんだかとても後ろめたい。 こんなところを他の探索者に見られたくなかった。息を潜めてじっと彼らが通り過ぎていくのを待つ。 物音に怯え、同業者の目すら憚る自分がなんとも情けなかった。 ……どうしてこんなことになっちゃんたんだろ…… 僕の名前はリー。人間の司教で、善の戒律を奉じている。 リルガミンにやってきたのは、もちろん、探索者として名を上げるためだ。 マルグダ女王は、呪いの穴に挑み騎士の証を立てる勇者を募っており、 達成したものには莫大な恩賞が約束されている。 その栄誉と、地下に眠るという財宝を目当てにリルガミンを目指す若者は絶えない。 僕もそうしたなかの一人だった。 ところが、意気揚々と登録を終え、仲間を募るため酒場に行ったところで、 非情な現実をつきつけられてしまったのだ。 誰も仲間に入れてくれないのである。 「レベルの低い司教なんていらない」。それが現実だった。 ひょっとすると、僕の華奢で頼りない外見も影響しているのかもしれない。 一度だけ、下心丸出しの男が誘いをかけてきたけど、 僕が男だとわかると掌を返したように悪態をついて去っていった。 他には……「鑑定役」としてなら、という誘いであれば、なかったわけではない。 酒場で毎日、ひたすら待機し続け、パーティーが帰ってきたら鑑定だけをやらされる。 呪われた場合の解呪代の分担はどう、鑑定成功一回あたりの報酬はこう、 地下を探索したいという僕の要望を全く無視して提示される条件の数々は、僕を暗澹とした気持ちにさせた。 結局パーティーを組むこともできず、僕は酒場の片隅で途方に暮れていたのだ。 そんなときである。 僕は、ウィラさんたちに出会った。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/8
9: 裸のリンチ [sage] 2008/03/22(土) 20:19:31 ID:7q7c0bm7 「ちょっといいかしら?」 一人俯いていた僕に、とても優しい声がかけられた。 びっくりして顔を上げると、信じられないくらい奇麗な女の人が三人、僕の顔をのぞきこんでいた。 声をかけてきたのは、中でも一番落ち着いた印象を受ける金髪のエルフの女性だった。 荒くれ者の集う酒場に相応しからぬ三人の女の人の姿を見て、僕は思わずぽかんと口を開けてしまった。 それを肯定の返事と受け取ったのか、三人は僕を囲むように席につく。 「なあ、君。さっきからしきりに声をかけていたようだが、仲間を探しているのかな?」 そう切り出してきたのは、黒髪をポニーテールにした小柄な女の人だ。 どう見ても年上なのに、同世代では飛び切り背の低い僕と同じくらいの身長。 だけど体つきはすらりとして完成されている。 加えて耳の先が少し尖っているのを見て、ホビットだとわかった。 ホビットというとくりくりした子供のイメージがあったけど、 その女の人は美人とさえ呼べるようなシャープな顔立ちをしていた。 次いで身を乗り出してきた三人目は、栗毛のショートの女の人だ。 他の二人と違って「活発な女の子」という印象を受ける。 それでも人間で、僕よりずっと背が高いから、年は上なんだろうか。 短い栗毛を弾ませながら、僕の目をじっと見て口を開く。 その言葉はとても意外なものだった。 「ね、ね、だったらさ、ボクたちのパーティーに入らない?」 エルフの柔和な感じの女性がウィラさん。 ポニーテールのホビットの女性がアンバーさん。 そしてボーイッシュなショートの女性がローズさん。 僕たちはお互いに自己紹介をし合ってから、改めて本題に入った。 なんでも、三人はちょうど司教の仲間を探しているところだったらしい。 熟練の程度は問わず、むしろ登録したてで他のパーティーの色に染まっていない仲間がいいという。 自分たちのやりかたに早く馴染んで欲しいからだそうだ。 そこで明らかに初心者で独り者の僕を見て、声をかけたというわけだ。 まさに拾う神ありといったところで、僕は、やっとパーティーが組めるかもしれないという期待と、 三人もの美女に声をかけられた喜びですっかり舞い上がってしまっていた。 こんなに奇麗な人たちとパーティーが組める!しかも、話を聞くと三人とも大変な実力者のようだった。 なんだかうますぎる話のようにも思えた。でも、ここまで都合の良いことずくめだと、 疑う気持ちよりも、このチャンスを逃すものかという焦りの方が大きくなってしまう。 僕は一も二もなく仲間の誘いを受けることにした。 話はとんとん拍子で進み、早速翌日の探索の予定が決まった。 「それでは迷宮の入り口を下りたところで待ち合わせね」 そう決まったところで、僕はふと疑問に思った。 パーティーは酒場で組むもの。訓練場ではそう教えられたからだ。 なにか練達の探索者なりの理由があるのだろうか。 席を立つウィラさんの背に向けて、僕は本当に軽い気持ちでその疑問を口にした。 「酒場で待ち合わせるんじゃないんですか?」 「あら、それはダメよ」 ウィラさんは変わらず優しい声音で、ただ少しだけ諭すような感じで答えた。 「だってリー君は《善》でしょう?私たちは三人とも《悪》だもの」 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/9
10: 裸のリンチ [sage] 2008/03/22(土) 20:20:03 ID:7q7c0bm7 ……なんで戒律なんて一番大事なことを確認しなかったんだろう。 何度目かの深い溜息を吐きながら考える。 僕は、《悪》といえば、たとえ友好的なモンスターでも切り殺し、横断歩道でおばあさんを見ても助けない、 そんな極悪非道、傍若無人のならず者の連中を想像していた。 だから、一人俯く僕に優しい声をかけてくれたウィラさんたちが《悪》だとは思いもしなかったのだ。 正直、こうしている今も信じられない。 でも戒律が違う者同士でパーティーを組むなんてとても不道徳でいけないことだ。 パーティーを組めば、必ずどちらかの考えを犠牲にしなければならない局面が出てくる。 それを知りながら仲間になるということは、つまり自分の善を貫くことを放棄するに等しい。 未熟とはいえ聖職者である僕が、そんなことに加担するわけにはいかないんだ。 確認せずに仲間入りを承諾してしまったのは本当に申し訳ないけど、 ウィラさんたちが来たらそのことをちゃんと謝って白紙に戻してもらおう。 階段の影でこそこそする罪悪感に耐えかねて、僕はそう決心していた。 「リー君?」 そこに突然声がかかる。ウィラさんたちだった。 人目を憚って、かなり周囲に注意をしていたはずなのに、声をかけられるまで気付かなかった。 三人ともゆったりとした薄手のローブを纏っている。 とてもこれから迷宮に潜るとは思えない装いだった。 「待たせちゃったかしら?ごめんなさい。すぐ準備するわね」 ここで鎧を着るのだろうか?そんな疑問が一瞬脳裏をかすめる。 でもそんなことよりも、僕には彼女たちに伝えなければならないことがある。 僕はぎゅっと目をつぶった。非は自分にある。ここは勇気を出してはっきりと謝罪し、断らなくては。 ところが、意を決して開いた僕の目に飛び込んできたのは信じられない光景だった。 ――するするする 三人の美女たちは、おもむろに帯を解き、ローブを脱ぎ始めたではないか! しかも薄布一枚はだけたその下は、一糸纏わぬ裸だった! 「えっ?えっ?えっ?」 当惑する僕をよそに、美女たちは惜しみなく裸体を晒す。 それは本当に裸体だった。下着すら身に着けていない。 金色、黒、栗色……それぞれの多彩な繁みが目に飛び込んでくる。 「な、な、なにしてるんですかっ!は、は、早くふ、服を!」 あわあわとそれだけを口にした僕に、ウィラさんは艶然と微笑んでいった。 「あら、この姿で探索するのよ」 「えっ!?」 「言ってなかったかしら?私たちは三人とも忍者だもの」 ……な、なんで職業なんて大事なことを確認しなかったんだ!僕は!? http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/10
11: 裸のリンチ [sage] 2008/03/22(土) 20:20:31 ID:7q7c0bm7 うっすらと、目を覆った指の隙間から前方を見る。 ――ふるるんっ、ふるるんっ 迷宮の闇にロミルワで浮かび上がるのは、三人の美女のあられもない後姿だ。 ウィラさんの真っ白な、垂れることなくボリュームを誇示するお尻がふるふると震える。 思わず目線を逸らすと、そこにはアンバーさんのきゅっと引き締まった、未成熟な少女を思わせるお尻。 かといって反対を見ると、健康的に日に焼けたローズさんのぷりぷりとした張りのあるお尻が飛び込んでくる。 どこを見てもおしり、おしり、おしり。なんだか頭がくらくらする…… 後衛にいる僕の位置からは、どうしたって前衛三人の裸体が見えてしまう。 その幻惑的な光景に魅入られて、すっかりタイミングを逸してしまった僕は、 ふらふらと、まるでウィルオウィスプに魅入られた迷い人のように、三人の後をついていく。 ……ああ、ダメだ。ちゃんと話さなきゃ。でも、あと、ちょっとだけ見ていたいかも…… すっかり正常でなくなった思考で、そんなことを繰り返し考えていたときである。 「ひゃっはー!見ろよ!裸の女だぜえ!?」 三人の、更に先から下卑た歓声があがった。 慌てて見やると、ちょうど反対側からやってきた探索者の一団が三人の姿を見て駆け寄ってくるところだった。 「おいおい、モンスターじゃねえぜ!」 「裸忍者ってやつか?」 「うわエロっ!?エロエロっ!」 むくつけき男たちの一団はウィラさんたちのあられもない姿を見て口々に囃し立てた。 三人は体を隠そうともせずに、男たちを冷ややかに見返す。 それにますます増長したのか、先頭の一人がウィラさんに近づくと、じろじろと全身を舐めるように見出した。 「ひゅー、本当に裸になるヤツなんているんだな! いい体してやがるぜ、くのいちさんよう!痴女か?痴女なのかあ?んんん?」 その無遠慮な物言いに僕は思わずかっとなった。 確かにウィラさんたちの恰好は……アレ、だけど、正直僕も少しは……そう、思ったけど、 それでも忍者として理由があってしていることなのに、そんなふうに下世話に言うのは侮辱だ。 通りすがりの探索者同士で言っていいことじゃないんじゃないのか。 だがそんな僕の怒りをよそに、アンバーさんがつまらなそうに呟いた。 「馬鹿なやつらだ。私たちのことを知らんのか?」 「かわいそうにねー。新参者なんじゃないの?」と答えたのはローズさん。 まるで男たちを見下し、哀れむような二人の様子に僕は少しだけとまどう。 三人ほどの練達者だったら、実力の差を見せ付けて男たちを黙らせることも容易い……ということだろうか? ふと前を見ると、ウィラさんがなおも侮辱を続ける男に向けて、右手を大きく振り上げたところだった。 後ろからで表情は見えないけど、きっと毅然とした態度で平手打ちの一つでも見舞ってやるのだろう。 ウィラさんの右手が振り下ろされる。 ――ざばしゅっ 「え?」 ぱーん、という音を予測していた僕は、しばらく何が起こったのか理解できなかった。 ウィラさんの前にいた男は、首から何か血……のようなものを吹き上げている。 というか、よく見ると首から上がない……ようにも見える。 そして迷宮の側壁を見れば、叩きつけられ、ぐちょぐちょに潰れた人の頭大の何かが張り付いていた。 ――ざばしゅっ、ずさっ、ぶしゅうっ 「え?え?え?」 事態を把握する間もあればこそ。ウィラさんはゆらりと残り五人に向かい、それにアンバーさんが加勢する。 手刀が首を刎ね、拳が胸部を貫通し、蹴られた胴から破裂した内臓が飛び出る。 僕が目の前の惨劇の意味を理解した頃には、もう男たちは残らず物言わぬ屍となっていた。 「……ひ、ひ、人、殺しっ」 絞り出すように呻く僕に、涼しげに答えたのはローズさんだった。 「え?人?人なんていないよ? ボクらは今遭遇したモンスターをやっつけたとこ。 んー……マンアットアームズ(3)に ハイウェイマン(1)はかいそう(1)マジシャン(1)って感じかな?」 そして曇りなき満面の笑顔を僕に向ける。 僕は凍りついた笑いでそれに答えた。 ……あ、《悪》だ。この人たち、文句なしに、疑問の余地なく、極《悪》だよ…… http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/11
12: 裸のリンチ [sage] 2008/03/22(土) 20:20:59 ID:7q7c0bm7 幸いに、その後、彼女たちにちょっかいをかけてくる探索者とは遭遇しなかった。 帰還途中のパーティーと二度ほどすれ違ったが、どちらも顔を背け、 目線を合わせないように、こそこそと通り過ぎるばかりで、揉め事には発展しなかったのである。 とはいえ、そんな彼らの様子から、僕は今やはっきりと悟るに至った。 この三人には危険だ。極めつけにタチの悪い《悪》なんだ、と。 ……やっぱり僕にはついていけないよ…… 僕は改めて、はっきりと脱退の決意を固めた。 とはいえ、それを今口にするのは……身の危険を感じるような気がしないでもない。 もともとは僕の確認ミスなのだから、とにかく今回の探索だけは付き合おう、 話を切り出すのは街に帰ってからだ、そう自分に言い聞かせる。 そんな内心の葛藤とは無縁に、探索の方は順調だった。 僕を迷宮に慣れさせるため、浅い階でほんの肩慣らし、という話だったけど、 大した危険に出遭うこともなく、気が付けば僕らの背負い袋は戦利品で満杯になっていた。 何度目かの戦闘を終えて、僕らはその場でキャンプを張り、めいめいにくつろいでいた。 くつろいでいた、といっても、僕は視線を俯けて正座だ。正直、生きた心地がしない。 アンバーさんが一人で宝箱の罠を解除している。これを開けたら、今日はもう帰還するそうだ。 街に帰ったら、ちゃんと言わなきゃ……そんなことを考えていたときである。 「ねー、まだー?」 ローズさんがしびれを切らして声をあげた。 どきっとして見ると、ローズさんは床で胡坐をかいた状態でごろごろと体を揺らしていた。 退屈だ、というアピールなんだろうか。不満そうに頬をふくらませている。 そしてそんな子供染みた態度にそぐわず、たわわな胸がぷるぷると震えて成熟した肢体を強調する。 ……ダメだ。一瞬脱退するのがもったいない、とか考えちゃったじゃないか。 「急かすな。すぐ終わる」 一人、宝箱の罠と格闘するアンバーさんが答える。そちらを見て、僕は思わず噴き出しそうになった。 宝箱に向かっているアンバーさんは僕たちにお尻を向けることになる。それは、まだいい。 だけど、立ち上がって、お尻を突き出したまま上半身だけかがめて作業するアンバーさんは、 なんというか、お尻だけでなく、女の子の大事なところまで僕に晒していたのである。 毛の薄いそこに真一本の筋が走っている様子を、まじまじと見つめそうになる。 ……いけない。エッチな気持ちになっちゃだめだ。 「?どうしたの?リー君。具合でも悪いの?」 すると、必死に頭を振って雑念を払おうとする僕に、ウィラさんが心配そうに声をかけてきた。 ……ああ、僕にはこんなに優しくしてくれるのに。でも、《悪》なんだよなあ。 僕は近寄るウィラさんに、「なんでもない」と伝えようと顔を上げる。 ……ファズボール? ふわふわとした二つの大きな塊が、鼻の先に飛び込んでくる。 にじり寄るウィラさんの、両腕に寄せられた巨乳が目の前にあった。 僕はとっさに後ずさろうとしたが、ウィラさんに押えつけられてしまった。 そしてウィラさんの整った顔立ちが近づき、額と額がコツンとぶつかる。 「駄目よ。ん……熱はないみたいだけど……何か回復呪文をかけて欲しい?」 「いえ!だ、だいじょうぶです」 固まる僕の顔の下で、大きな胸がむにむにと形を変える。 ……おっぱい、いや、そうじゃなくて。心を許しちゃダメだ。この人たちは《悪》なんだから。 ああ、でも、もうどうにかなりそう…… http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/12
13: 裸のリンチ [sage] 2008/03/22(土) 20:21:26 ID:7q7c0bm7 「む、いかんな」 アンバーさんの一声に皆が振り返る。た、助かった。 「どうしたの?罠ひいちゃった?」 「馬鹿、解除したに決まっているだろう。そうじゃなくて、思ったより大漁のようだぞ」 アンバーさんが宝箱から取り出したのは、篭手、剣、盾の三つだった。 前衛三人の背負い袋は満杯でもう何も入りそうにない。 僕は自分の背負い袋を探った。詰めればあと三つくらいは入りそうではある。 ただ、入れたところで持ち運べるかどうかは別だ。 確かにウィラさんたちは満杯の背負い袋を造作もなく持ち上げている。 それは体力的なものもあるだろうけど、彼女たちがはだ……装備をつけていないというのが大きい。 僕は一応新品の革鎧と小型盾で武装しているから、持ててあと一品が限界だった。 「困ったわね」 その辺の事情は練達の探索者たる彼女たちはとうに把握していた。 とすると、戦利品を全部持ち替えることはできない、ということになる。 もったいないけど、諦めるしかない…… 「リーが鎧と盾を捨ててしまえばいいんじゃないか?」 「え?」 アンバーさんがとんでもない提案を出してきた。 「……そうねえ。もともと後衛に防具はいらないわけだし」 「身軽になればあと三つくらい持てるだろ。鎧と盾くらい帰ったらまた新調してやる」 「そうだそうだ。いいぞー!リーくん、脱げっ!」 「や、ちょっと待ってくださいよ!」 僕のか細い反対の声はあっけなく却下されてしまった。 アンバーさんがぽんと僕の肩に手を置いて言う。 「なに、私たちと同じ恰好になるだけだ」 「ごめんなさい、リー君」 「それっ!剥いちゃえ!」 三人の美女は、僕をもみくちゃにしながら、妙に手際良く僕の武装を剥がして行く。 ……もちろん、なりたての司教が練達の忍者に反抗できるわけもなかった。 必死の抵抗も空しく、僕はあっという間に素っ裸にされてしまう。 さんざん三人の裸を見ておいてなんだけど、死ぬほど恥ずかしい。でもそんなことより問題は…… 「あら」 「勃っているな」 「おー元気元気」 僕は両手で真っ赤になった顔を隠す。羞恥に身が震えた。 そう、先ほどの三人の痴態を見て、僕はすっかり興奮してしまっていたのだ。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/13
14: 裸のリンチ [sage] 2008/03/22(土) 20:21:59 ID:7q7c0bm7 そのとき僕は死を覚悟した。三人の裸に欲情していたのがバレてしまったからだ。 脳裏に浮かぶのは惨劇の光景。ウィラさんたちを侮辱したあの男たちの悲惨な末路。 にもかかわらず、僕の下半身は萎えるどころかギンギンにそびえ立っていた。 刺激の強い光景を見せられ続けたせいで、もはや僕の意思とは無縁に、おさまりがつかなくなっていたのだ。 「すっご……大っきいよ、コレ」 「私はそうじゃないかと睨んでいたんだ」 「掘り出し物だったわね」 三人の美女たちが、僕のそこを取り囲みながら囁き交わす。 「うっ……うっ……ごめんなさい……ごめんなさい」 「あら、どうして泣いているの?」 うわ言のように謝り続ける僕の頭をウィラさんがそっと抱き寄せる。 むにぃ。柔らかくて温かい幸せなかたまりが僕の顔を包んだ。 「さっきの男たちみたいに殺されちゃうとでも思ったの?」 ウィラさんは子供をあやすように優しく僕に問いかける。 僕は顔面を覆う柔らかな乳房に溺れ、窒息しそうになりながらもこくこくと頷いた。 「大丈夫よ……あなたみたいな可愛らしい男の子になら、いくらでも見せてあげる」 「そうそう、リーくんは特別」 ローズさんの声がしたかと思うと、僕の右手が取られて柔らかい何かに押し付けられた。 反射的に手を握りそうになると、「あんっ」という艶めいた声と共に、 むにっとした弾力のある手応えがかえってきた。 ……こ、これはローズさんのおっぱい? 「ふっふっふ、見られるの自体はキライじゃないんだけどさー。 でも、あいつらみたいに勘違いしてちょっかいかけてくるのもいるからね。 そういうヤツらにだけ、ちょーっと、静かになってもらってるんだ」 「ま、そのせいでまともな男も私たちに近づかなくなってしまったがな」 アンバーさんの声と共に、今度は僕の左手が取られる。 ――ぴとっ 手の甲に何か生ぬるくてヌルっとした未知の感触。 「ほら、濡れてるだろう? フフフ、さっきおまえが食い入るように見つめていたものだ。 ……気付いていたんだぞ。リーがあんまり見るから、こんなになってしまった」 アンバーさんのあ、あそこ!? 驚きに固まった僕の手を、とろりとした粘度の高い液体がつうっと伝う。 僕の左手が、あそこに擦りつける様に前後に動かされる。 すると、粘液が絶え間なく溢れてきた。 「んー、んー、んー!!」 僕はウィラさんの大きなおっぱいに挟まれながら軽いパニックに陥っていた。 なにがどうしてこんなことになってしまったのか。 でも一つだけわかっているのは、 僕が三人の体を見せ付けられてすっかりエッチな気分になってしまったのも、 色々理由をつけられて裸にされて、今こんなことをされているのも、 どうやら三人の美女の企み通りらしい、ということだった。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/14
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 729 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.007s