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【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ7【総合】 (743レス)
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743
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* みすぼらしいおとこ *
2008/07/14(月)22:51
ID:uWUXUj5Q(10/10)
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743: * みすぼらしいおとこ * [sage] 2008/07/14(月) 22:51:18 ID:uWUXUj5Q なんともぞっとしない思い付きではある。 実際、迷宮をうろつく危険を差し引いても、無惨な冒険者の腐乱しかかった死体を 探ると言うのは、それだけで十分腰が引ける――胸がむかつくような行為だった。 頭をかち割られた死体を見ては明日の自分を重ね、放置されてバブリースライムの 餌となった成れの果てに出くわしては吐き気を催す。だが、人間どんなことにも慣れ てしまえるものだ。 最初に目の当たりにしたあの全滅の光景――豚面どもに輪姦される女戦士。あれが 強烈過ぎたのかもしれない。あれで、自分の中のある感覚が麻痺してしまった気が する。 迷宮の暗がりで肉の腐った臭いを嗅ぎ分けては、そのもとに近づいて金品を漁る。 そこにはもう躊躇や嫌悪感はない。まるで、そうすることを生業としてこの迷宮の 闇に湧いた、不潔で醜悪な生き物に変わり果ててしまったような錯覚さえ感じる……。 俺はまだびくついているマウザーをみやった。 暗がりの中でははっきりと相棒の顔を見分けることはできないが、蜘蛛の巣や 粘菌や腐汁にまみれてひどくみすぼらしい有様だった。きっと俺も似たような状況に 違いない。こんな姿を他の冒険者に見られたら、魔物か何かと勘違いされていきなり 切りかかられても文句は言えない。 なんてざまだ。醜い。薄汚い。みすぼらしい。あのホビット女さえいなければ、 こんなことにはならなかったというのに。少し物思いにふけると、必ずここに行き 着く。悔恨と憎悪、怒り。……よくないな。こんな不健全なことをしているせいで、 考えまで後ろ向きになっちまう。 頭を振って、不快な感情を振り払う。 そこへ、新しい物音が響いてきた。 金属と金属が打ち合う甲高い音。明らかな戦闘の気配だった。しかも、そう遠く ない。俺はマウザーを顔を見合わせた。 足音を忍ばせ、音の源へ向けて移動を開始する。目的地に近づいているという 確信がいまいち持てないのがもどかしい。そうこうしている内に、激しい剣戟の 音は鳴り止んでしまった。 俺たちははやる気持ちを抑えながら、闇から闇へと忍び寄る。 すると、何者かが近づいてくる気配がした。 豚面や犬頭のようなけたたましい音を立てていなかったから、ぎりぎりまで気付け なかった。俺はマウザーの腕を引いてそっと回廊の隅の柱の影に身を寄せる。 間を置かず、回廊の奥から気配の主が現れた。 錆び付いた剣と盾を構えた、白骨死体。ただし首の上に乗っかっているのは、 人間のしゃれこうべではなく扁平な形の獣の頭骨だ。それが四体もいる。およそ 生き物らしからぬ無機質な動きで、規則正しく列をなして石床の上を歩いてくる。 見れば白骨のところどころが破損し、武器にはべっとりと血糊が付いていた。 「……アンデッドコボルトだ」 マウザーが耳元で囁く。 そう、現れたのはこの地下第一層でも屈指の難敵であった。 「あいつらには、倒した相手の装備を剥ぎ取るような知恵はねえ」 髑髏の一団を上手くやり過ごした後で、俺はマウザーにそう言った。 さっきの剣戟の一方の主があいつらなら、もう一方は死体となっているはずである。 アンデッドコボルトは自分か相手が動かなくなるまで戦闘を止めないからだ。そして、 奴らは豚面や犬頭と違って死体漁りをしないから、その死体は装備を奪われていない、 金目のものを持った状態で転がっているということになる。 俺と相棒は目を期待にぎらつかせて、髑髏どもがやってきた回廊を奥へと進んだ。 俺たちは、あいつらと戦った冒険者たちが全滅していることを内心期待していたの である。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/743
なんともぞっとしない思い付きではある 実際迷宮をうろつく危険を差し引いても無惨な冒険者の腐乱しかかった死体を 探ると言うのはそれだけで十分腰が引ける胸がむかつくような行為だった 頭をかち割られた死体を見ては明日の自分を重ね放置されてバブリースライムの 餌となった成れの果てに出くわしては吐き気を催すだが人間どんなことにも慣れ てしまえるものだ 最初に目の当たりにしたあの全滅の光景豚面どもに輪姦される女戦士あれが 強烈過ぎたのかもしれないあれで自分の中のある感覚が麻してしまった気が する 迷宮の暗がりで肉の腐った臭いをぎ分けてはそのもとに近づいて金品を漁る そこにはもうや嫌悪感はないまるでそうすることを生業としてこの迷宮の 闇に湧いた不潔で醜悪な生き物に変わり果ててしまったような錯覚さえ感じる 俺はまだびくついているマウザーをみやった 暗がりの中でははっきりと相棒の顔を見分けることはできないが蜘の巣や 粘菌や腐汁にまみれてひどくみすぼらしい有様だったきっと俺も似たような状況に 違いないこんな姿を他の冒険者に見られたら魔物か何かと勘違いされていきなり 切りかかられても文句は言えない なんてざまだ醜い薄汚いみすぼらしいあのホビット女さえいなければ こんなことにはならなかったというのに少し物思いにふけると必ずここに行き 着く悔恨と憎悪怒りよくないなこんな不健全なことをしているせいで 考えまで後ろ向きになっちまう 頭を振って不快な感情を振り払う そこへ新しい物音が響いてきた 金属と金属が打ち合う甲高い音明らかな戦闘の気配だったしかもそう遠く ない俺はマウザーを顔を見合わせた 足音を忍ばせ音の源へ向けて移動を開始する目的地に近づいているという 確信がいまいち持てないのがもどかしいそうこうしている内に激しい剣戟の 音は鳴り止んでしまった 俺たちははやる気持ちを抑えながら闇から闇へと忍び寄る すると何者かが近づいてくる気配がした 豚面や犬頭のようなけたたましい音を立てていなかったからぎりぎりまで気付け なかった俺はマウザーの腕を引いてそっと回廊の隅の柱の影に身を寄せる 間を置かず回廊の奥から気配の主が現れた 錆び付いた剣と盾を構えた白骨死体ただし首の上に乗っかっているのは 人間のしゃれこうべではなく平な形の獣の頭骨だそれが四体もいるおよそ 生き物らしからぬ無機質な動きで規則正しく列をなして石床の上を歩いてくる 見れば白骨のところどころが破損し武器にはべっとりと血糊が付いていた アンデッドコボルトだ マウザーが耳元でく そう現れたのはこの地下第一層でも屈指の難敵であった あいつらには倒した相手の装備を剥ぎ取るような知恵はねえ の一団を上手くやり過ごした後で俺はマウザーにそう言った さっきの剣戟の一方の主があいつらならもう一方は死体となっているはずである アンデッドコボルトは自分か相手が動かなくなるまで戦闘を止めないからだそして 奴らは豚面や犬頭と違って死体漁りをしないからその死体は装備を奪われていない 金目のものを持った状態で転がっているということになる 俺と相棒は目を期待にぎらつかせてどもがやってきた回廊を奥へと進んだ 俺たちはあいつらと戦った冒険者たちが全滅していることを内心期待していたの である
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