[過去ログ] 【従者】 主従でエロ小説 第七章 【お嬢様】 (497レス)
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462: 愛人くんと天使ちゃん(3/4) 2019/09/20(金)07:42 ID:pjd2+YXh(4/5) AAS
「正解。やっぱり京極さんの努力だったのね」
そう喜ぶ美人先生と、多くのクラスメイトからの「がっかりですわぁ」の謎のブーイング。なんでやねん。一緒に喜んでくれ。
「柏木さんって優しい執事さんね。ノートに京極さんのためのレクチャーがいっぱい。それに全部の語尾にハートマーク。京極さん、これで数学も頑張れたのね」
悪意のないガヴァネスさんがアンジュのノートの中身を暴露し、教室は「んまぁー!」の合唱で大いに盛り上がった。
……なんでやねん……。

「黒瀬サンと黒田サンってー、お嬢様の宿題とかお手伝いすることってあります?」
学園内の使用人用待合室。長身を屈ませてドリンクバーから硬水炭酸をカップに注ぎつつ、柏木は双子のような二人の男にそう尋ねた。
クロセとクロダ。お嬢様達から通称、「仁王像」と呼ばれるレスラー体型のボディーガードの二人は名前も似ていた。
コーヒーマシンからエスプレッソを注ぎながら黒瀬さんが「いや、自分らは全然です」。カプチーノ片手の黒田さんも「お嬢様勉強できるし、使用人に頼らないんで」だそうで。
「あーいいッスね、知的なお嬢様って羨ましい」
柏木は当たり障りのない言葉で頷きながらソファーに腰掛け、長い足を組んで本題に踏み込むタイミングを見計らう。
仁王像さんとは仲良くさせてもらっているが、肝心の、このお二人の仕えるお嬢様を存じ上げない。
柏木は奥様&お嬢様ら高嶺の花がストライクゾーンだし、その花々専門の愛人が本業だ。だから是非知りたいし、お近付きになりたい。
そんな心の声を読んだのか、二人は囲うように柏木の両側にドスンと座り、険しい目で見つめてきた。
「「うちのお嬢様は、ダメですよ」」
ステレオで警告される。
あ、まだお嬢様三人しか食べてないのにバレましたか。隠す気はあまりなかったけれど。柏木は軽く肩をすくめた。
しかし、柏木の想像とはまったく違う警告が、両側から今度は囁かれる。
「「…危ないですから…」」
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