[過去ログ] パワポケでエロパロ17 (792レス)
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94(2): ◆Freege5emM 2010/10/14(木)03:18 ID:yO8VxLTf(1/9) AAS
※注意
3主と寺岡さんのSSです。
容量的には19KBくらいです。
3主はまだ金属製です。
3の爆発事故イベント(超特殊能力が貰えるところ)のくだりをかなり改変しています。
以上の記述で何か良からぬ気配がした人は、読まないことを推奨します。
「あーいらっしゃいいらっしゃい、忙しいところわざわざ来てくださって、ありがとうございます」
大学の通用門の近くに、薫は立っていた。
暖かそうなセーターと、細い脚がさらに細く見えるシンプルなロングパンツ。その上から、膝下まで裾のある白衣を羽織っていた。
少し前から吹き始めた木枯らしが、長い白衣を軽くなびかせていた。
省32
95: ◆Freege5emM 2010/10/14(木)03:19 ID:yO8VxLTf(2/9) AAS
「……って、おい。いきなりノックもせずに開けるなよ!」
「いいじゃないですかー、どうせ自分は、キミの体のことは隅々まで承知してます。
だいたい、これから腹に手を突っ込まれて中身を弄繰り回される人間が、そんなこと気にしてちゃいけませんって」
「気にするよ! 寺岡さんならともかく、こんなところ他人に見られたら大騒ぎだろうが!」
「その点はだいじょうぶです。自分の研究室は危険地帯扱いですから。立入禁止の紙切れ一枚で、誰も近付かなくなります」
ドアを閉めると、薫は悪びれた様子も無く、小波の隣に座った。腕には真新しいサイボーグのパーツが抱えられている。
彼の人工皮膚に手を触れた瞬間から、彼女の目つきが変わる。
うきうきしていた子供のようなそれが、厳しい自戒を背負う科学者のものへと変わっていた。
野球どころか、トンネル工事やボディガードさえこなす彼の身体は、ある意味人間の肉体よりも丈夫である。
それでも彼女は、デリケートな実験器具や精密機械を扱うよりも慎重に、彼の身体に触れていく。
省26
96: ◆Freege5emM 2010/10/14(木)03:20 ID:yO8VxLTf(3/9) AAS
「分かってましたけど……冷たいですね、キミの身体は」
「……寺岡さん」
「でも、この中には自分がいます。寺岡薫がここにいた証が、いくつも」
薫は小波の胸板に、いとおしげに頬ずりした。その皮一枚隔てた先には、彼女手製の生命維持装置が稼動している。
小波の意識は、ふわふわと下から浮かされていた。幾年振りの人肌の温もりが、ついていないはずの涙腺に沁みた。
「無理を承知で、小波さんにお願いがあります……自分を、抱いてもらえませんか」
「寺岡さん、それは」
「ええ、分かっていますよ。サイボーグに水気は厳禁。所謂性行為を行うための機能は、キミには搭載されていない」
そのこと自体は、小波が薫と出会って早々に分解されたときに分かっていたことだった。
唐沢博士の技術力を以てすれば搭載も可能だったかもしれないが、博士にはそれを搭載する理由が無かった。
省12
97: ◆Freege5emM 2010/10/14(木)03:21 ID:yO8VxLTf(4/9) AAS
再びくちびるが交わされる。最初は浅く、次はくちびるを抉じ開けて口内へ舌を滑らせる。
一瞬走った金属特有の痺れさえ、逃さないように、もっと深く、絡み合わせていく。
頭がぼうとして、意識が昂ぶっていく。遠く離れた肉欲の残滓に、深く酔いしれていく。
「む、むぐぐっ、むむぅううっ」
長椅子を叩く掌の音で、小波は我に返った。薫は、すっかり息を切らしていた。
「……ごめん。結構長いことこの身体だったものだから、つい呼吸するのを忘れて」
「し、死ぬかと思いましたよ小波さんっ。それにあんなところまで……」
「隅々まで調べちゃって、というのはやめにする?」
「ちょっと驚いただけですよ。まだまだこれからです、あまり面白くない身体かもしれませんが、さぁ遠慮無く」
省19
98: ◆Freege5emM 2010/10/14(木)03:21 ID:yO8VxLTf(5/9) AAS
「はぁっ、こ、小波さん、すこし、痛い、です」
「……ごめん。あの、また俺がやり過ぎたら、止めてくれないか」
今なら、欲情に突き動かされて止められないなんてことは、きっと無いから。
喉元まで出かけた言葉を、小波はかろうじて飲み込んだ。
「いーや、やりたい放題どうぞっ、ほら、高圧電流流したりとか、爆弾プレゼント渡したみたいに」
「そんなこともあったな。やりたい放題って自覚はあったんだ」
上気して髪の張り付いた上に、妙に必死な形相な薫を見て、小波は微笑を零した。
爪先でそっと稜線をなぞる。アンダーバストからもっと内奥に近いところまで揉み込む。
呼吸に合わせてわずかに震える頂を扱く。強弱、緩急の幅が広がっていく。彼女の吐息のトーンが変わっていく。
「声。我慢してない?」
省10
99: ◆Freege5emM 2010/10/14(木)03:22 ID:yO8VxLTf(6/9) AAS
いつも使っている回転椅子の上に、薫は座っていた。小波は床に膝をついて、彼女と正対している。
皺になった白衣と着崩れたセーターが、部屋の蛍光灯に照らされてよく見える。ひどく倒錯的な光景であった。
研究室で淫らな行為に及んでいるこの状況に、薫も小波も陶然としていた。
「そ、そんなとこ舐めてもおいしくないですよ」
「失礼な。サイボーグだってちゃんと味は分かるんだ。しっかり調べておかないと」
「ううう……」
小波は薫の臍を堪能していた。敏感なところではないが、細身の彼女は、下腹部から内臓まで愛撫されている錯覚がしていた。
手は両膝の横に。その上から、彼が手を組んで重ねている。少しでも感じようものなら、すぐに分かってしまう。
たまらず彼女は指を強く絡ませる。彼女の膝まで彼は身体を密着させている。ほんのわずかな震えさえ、無防備に伝わってしまう。
省21
100(1): ◆Freege5emM 2010/10/14(木)03:23 ID:yO8VxLTf(7/9) AAS
「もしかして、外を歩いているときから、こうされるのを想像していたんじゃないか」
「ふえ……どどどどうしてそんなことを」
「最初から、いつもと様子が違ってたし」
中途半端に脱がされたロングパンツが、膝頭と一緒にびくつく。単語にならない嬌声が、無機質で静謐な部屋に響く。
彼の指が、慎ましやかな花芯を撫でる。細く白い肢体がわずかに跳ねる。薫愛用の回転椅子が、長椅子より露骨な不平を漏らした。
背もたれにかかった彼女の長い髪が揺れる。彼が秘所に顔を近づける。
臍下から、腿からその気配を感じる。迫ってくる視線に灼かれていく。ついに彼は秘所にくちづけた。
「ひゃぅうっ、きゃぁあ……んんんっ」
押し殺しきれなくなった喘ぎが、研究室の白壁を叩く。零れ落ちた潤みが、長椅子の座布団を濡らした。
省14
101: ◆Freege5emM 2010/10/14(木)03:23 ID:yO8VxLTf(8/9) AAS
服装をある程度整えた薫は、渋い顔で自分が愛用している回転椅子の座布団をつまんでいた。
「あーあ、こうやってはっきり痕跡が残されていると、自分の事ながら浅ましいですね。これも洗濯しないと」
座布団には、彼女が行為の間に滴らせていた愛液の滲みが広く残っていた。
下着や服の着替えは用意していても、こちらの換えは想定していなかったようだ。
「いやに静かじゃないですか。通常の動作に問題は無いと見えますが……まさか、どこかショートしてるんですか」
「少し、ぼーっとしてただけだよ。こういう形で、寺岡さんに触れるとは思ってなかったし」
省31
102: ◆Freege5emM 2010/10/14(木)03:25 ID:yO8VxLTf(9/9) AAS
世間は慌しい12月になっていた。
乾燥した、抜けるような冬晴れの空。普段あまり外出しない生活だったからか、太陽の光がじわりと熱い。
国際線の乗り入れる空港は、いつでも独特の雰囲気がある。小さなスーツケース一つを引いて、薫は明るいフロアを歩いていた。
今頃、彼は遠くの島で戦っている。彼女の作ったパーツは、問題無く稼動しているだろうか?
残念ながら、その野球大会は限られた人間しか観戦できないものらしい。
一度くらいは、彼が野球をするところを見ておきかった。もっと触れ合いたかった。今更詮無い事であっても、彼女はそう呟かずにはいられなかった。。
「……何が『隅々まで遠慮無く』だったんですかね。結局あなたには、一番大事なことを言えませんでした。
あなたは、黙っていたことを知ったら怒るでしょうね。師匠にも呆れられるだろうなぁ。
まぁ、ちょっとやらなきゃいけないことが増えただけです」
省13
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