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【みなみけ】桜場コハル Part 13【今日の5の2】 (715レス)
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folletto2 1/11
2013/10/12(土)22:28
ID:YtF9Yk6c(2/12)
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569: folletto2 1/11 [sage] 2013/10/12(土) 22:28:33.98 ID:YtF9Yk6c ホテルの一室。ベッドの上には一組の男女がいた。 壁にもたれ、赤ワインのグラスを傾けている男。その傍らに、寄り添うように抱きついている女。 「へーえ、カナちゃんが保坂の店でねえ」 「ああ、よく働いてくれている。明るく、そして美しい。さすがは南ハルカの妹だ」 男は保坂。上半身は裸になっている。そして女は― 「しかし速水。なぜ南ハルカの二人の家族が、娘ではなく妹だということをずっと黙っていた」 「だって、そっちの方が面白いじゃない」 保坂の同級生、速水である。こちらも上半身は裸である。 「それとも何?娘じゃなくて妹だったらあなたのハルカちゃんへの気持ちは変わっていた?」 「いや、それは些細な問題だ。そのことで俺の南ハルカへの想いは変わりはしなかっただろう」 過去形で言い放つ保坂。 「だがあれは、もう終わった恋だ」 保坂はワインを一口飲み、瞼を閉じた。 十年前。高三だった保坂は意を決してハルカを教室に呼び出して想いを告げた。 結果は玉砕。 「家族の世話が大変だから恋愛にかまけてはいられない」 それがハルカの返答だった。 「彼女の人生に俺という存在は必要なかったということだ」 「十年前のハルカちゃんにはね」 「…何が言いたい。速水」 速水は保坂の手からワイングラスを奪う。 「保坂。今は…、ハルカちゃんのことどう思ってるの」 グラスに口をつけ実に美味そうに飲む速水。 「今でも、俺にとっては特別な存在だ。彼女のおかげで俺は愛という感情を知り、彼女のおかげで、俺は料理を作る喜びにも目覚めた。 南ハルカと二人のむす…いや妹達には幸せでいてほしいと願っている」 「自分で幸せにしてやるっていう選択肢はないんだ」 「…俺が?」 それは保坂にとって意外な質問だったようだ。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1291732234/569
ホテルの一室ベッドの上には一組の男女がいた 壁にもたれ赤ワインのグラスを傾けている男その傍らに寄り添うように抱きついている女 へーえカナちゃんが保坂の店でねえ ああよく働いてくれている明るくそして美しいさすがは南ハルカの妹だ 男は保坂上半身は裸になっているそして女は しかし速水なぜ南ハルカの二人の家族が娘ではなく妹だということをずっと黙っていた だってそっちの方が面白いじゃない 保坂の同級生速水であるこちらも上半身は裸である それとも何?娘じゃなくて妹だったらあなたのハルカちゃんへの気持ちは変わっていた? いやそれは些細な問題だそのことで俺の南ハルカへの想いは変わりはしなかっただろう 過去形で言い放つ保坂 だがあれはもう終わった恋だ 保坂はワインを一口飲みを閉じた 十年前高三だった保坂は意を決してハルカを教室に呼び出して想いを告げた 結果は玉砕 家族の世話が大変だから恋愛にかまけてはいられない それがハルカの返答だった 彼女の人生に俺という存在は必要なかったということだ 十年前のハルカちゃんにはね 何が言いたい速水 速水は保坂の手からワイングラスを奪う 保坂今はハルカちゃんのことどう思ってるの グラスに口をつけ実に美味そうに飲む速水 今でも俺にとっては特別な存在だ彼女のおかげで俺は愛という感情を知り彼女のおかげで俺は料理を作る喜びにも目覚めた 南ハルカと二人のむすいや妹達には幸せでいてほしいと願っている 自分で幸せにしてやるっていう選択肢はないんだ 俺が? それは保坂にとって意外な質問だったようだ
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