[過去ログ] パワポケでエロパロ20 (863レス)
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78: ◆YruWZKRDj2 2011/02/02(水)12:54 ID:LLq4sDUN(1/10) AAS
話の背景はパワポケ10と11の間らへん、カズED後
戦闘中にカズは運悪く友子と鉢合わせてしまったシュチュエーション。
カズと朱里が離れ、ジオットの手に落ちて協力するようになった過程を考えてみた。
ジャンルは鬼畜調教モノ、苦手な人はNGIDしてね。
デスマスに今回嬲られてるのは名無しのモブなんよ。
79: ◆YruWZKRDj2 2011/02/02(水)12:55 ID:LLq4sDUN(2/10) AAS
宵闇を切り裂きながら、人影が走っていた。
細く袖詰めされたスーツに、使い込まれた古風な槍。シャツに皮手袋、ブーツ。全てが黒い。
俯き、短く切った髪を前に垂らした姿はビルの陰に完全に溶け込んでいた。
錆びた血臭。槍を軽く振り、血糊を拭う。
影は面を上げた。切れ長の目が細まり、月を見つめた。
月光が相貌を照らす。ボブカットに切りそろえられた髪。
色素の抜けた浅黄色の瞳。長い睫毛を伏し、床を見つめる。
人影は女だった。

薄汚れたビルの屋上。
30階建てのマンションの屋上に吹く夜の風は、地上より遥かに強く、冷たい。
省13
80: ◆YruWZKRDj2 2011/02/02(水)12:55 ID:LLq4sDUN(3/10) AAS
「必要ないやろ?ウチらファーレンガールズは地球最強のコンビやからな!」
「・・・ちょっと待ちなさいよ。アンタ、それ英語の意味判って言ってる?」
凛とした面持ちの朱里が何か言いかけて口を閉じた。
ハンドサインで和那に敵の数を知らせる。
「あれま・・・」
――10?12?やってもやってもまだまだ来るやん。
息を潜め、影へ溶け込む。
直接視認できてないから、耳をそばだて動きを探る。
明確な意思を持った迷いのない動き、通路を通るたび死角をクリアする手際のよさ。軍人崩れらしい。
「ふーん、まだいたのね」
省17
81: ◆YruWZKRDj2 2011/02/02(水)12:56 ID:LLq4sDUN(4/10) AAS
当然、抗った。
だが二人では何もできるはずもなく、
金と権力に飽かせたジャッジメントの前では彼女達の異能も塵芥に過ぎなかった。
彼女達は敗れ、組織というツナミに押し流されたのだ。

抗っているのは彼女らの意地だ。
――希望を捨てなければいつか報われる日が来る。
和那が信じたあの男の言葉だ。
いつかそのときまで抗い続けてやろう。
今夜の襲撃はそのための糸口だった。
彼女達の元に情報が入った。
省16
82: ◆YruWZKRDj2 2011/02/02(水)12:56 ID:LLq4sDUN(5/10) AAS
――驚いたわ、こんな場所に民間人がいるなんてなあ。
水色のセーターを着た女性が、アスファルトの路面に倒れていた。
頭を砕かれたCCRくずれの傭兵だったモノを見て、眼に涙を浮かべている。
必至に逃げようとしているのか、足が路面を掻いている。
恐怖に腰が抜けて立てないようだ。
――そりゃあ怖いわ。ウチらも一般の人から見たらこんなんなんやなあ。
「巻き込んですまへんな。逃がしたるから堪忍してや」
彼女は、赤い髪留めの付いたサイドテールをゆらし、頭を振った。
「私からもあやまっておくわ。
 私は、命を狙われたままで生きるのはもう、辛いの・・・
省10
83: ◆YruWZKRDj2 2011/02/02(水)12:57 ID:LLq4sDUN(6/10) AAS
「う・・・あれ・・・ここは私の部屋・・・?」
朱里は目覚めるとベッドに寝かされていた。
癖っ毛の頭を撫でて、外されていた伊達眼鏡を掛けなおす。
「どうしたの?部屋の前で倒れてたけど」
ベッドの隣には真っ白な肌に深い翡翠色の瞳をした小柄な少女が座っていた。
ストレートな髪に、黒に近い銀髪、なかなかの美形である。
「そう・・・どうしたのかなブラック・・・・・・私・・・あ、あれ?あれ?」
「・・・どうしたの?涙なんか流して・・・何かあったの?」
何か大切なものを奪われた気がした。
「な、なんなんだろうね・・・私、どうしちゃったんだろう・・・
省3
84: ◆YruWZKRDj2 2011/02/02(水)12:57 ID:LLq4sDUN(7/10) AAS
和那が目覚めた先は牢屋だった。
無骨なコンクリートと鉄格子、窓はない。
部屋には硬いベッドとトイレがあるだけだ。
所々に赤黒い染みが付いている。
生臭いような甘ったるい臭いが漂っていた。
どうやって逃げようかと思っていると、女の悲鳴が聞こえてきた。
鉄格子に顔を押し付けて声を確認する。
見えた。鉄格子の向こう、二人の男と一人の女が一糸まとわぬ姿で絡み合っている。
悲鳴は喘ぎだ。

和那は赤面しながらも行為から目が放せなかった。
省8
85: ◆YruWZKRDj2 2011/02/02(水)12:57 ID:LLq4sDUN(8/10) AAS
「”絶対にイッて下さい”」
「どうして!?イケないの・・・やめてぇ・・・イかせてよ」
金髪の外国人が答えた。
「”だからいつでもイっていい”と言っているじゃないですか」
「イッ・・・!?、ああぁぁぁ、はぁぁぁ、イッ・・・!ひぃぃぃ」
股下から響く、濡れたモノ同士がぶつかり合う音。
歓喜に咽ぶ嗚咽が牢にこだまする。
「イけるよう協力してあげましょうか、”普通にしてていいですよ”」

女の指が中を掻き毟り、全身が痙攣する。
「はっ・・・・・・はひぃ・・・・・ひぃ・・・・・・はぁ・・・・・・」
省12
86: 2011/02/02(水)13:03 ID:LLq4sDUN(9/10) AAS
「・・・・・・・・・・・・・・・」
女は悶絶していた。危うくぎりぎりの均衡を保ったのだ。
「あと一押しですか」
金髪の男は、汗と唾液でどろどろになった女を検分した後、言った。
「”嘘でいいですから答えてください。イきたいですか?”」
「・・・・・・イキたい!イキたいのぉぉっ!」
言葉にしてしまった、言霊にしてしまった。
僅かな均衡が乱れ崩壊が始まった。
クンッと尻が跳ね上がる、縛られた体がくの字に折れ、愛液をしぶかせる。
淫らに綻んだ花弁には、剛直が突き刺さっている。
省12
87
(1): 2011/02/02(水)13:04 ID:LLq4sDUN(10/10) AAS
終わり、次回はカズで
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