[過去ログ]
【俺の妹】伏見つかさエロパロ20【十三番目のねこシス】 (807レス)
上
下
前
次
1-
新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
588
:
風(後編) 33/63
2011/07/18(月)10:25
ID:8mgfk2k0(17/48)
AA×
[240|
320
|
480
|
600
|
100%
|
JPG
|
べ
|
レス栞
|
レス消
]
588: 風(後編) 33/63 [sage] 2011/07/18(月) 10:25:52.59 ID:8mgfk2k0 したら、俺はこいつに速攻でブチ殺されちまう。 「和尚様、これ以上、わたくしのお客様を困らせないでください。こちらの殿方は、わたくしの同級生であ る高坂京介さん、そしてそのお隣の可愛らしいお嬢さんは、高坂さんの妹さんの高坂あやせさんです」 「お嬢様のご学友でしたか……。そうすると、優秀な方なんですね」 和服姿の品のよさそうな老婦人がにこやかに頷きながら、そう言ってくれた。 優秀ね……。今の大学に合格できたのは、ほとんどまぐれと言ってよい。大学受験だけに限れば、運がよ かったというだけのことだ。それでも、 「ありがとうございます。今の大学に合格できて、この街で暮らせるのは、本当にありがたいことだと思い ます」 無難な言い回しでその老婦人には応えておいた。もうガキじゃねぇんだ。場をわきまえないといけない。 それに、俺とあやせ以外の招待客は、みんな目上の人ばかりだ。さっきのジジイみたいな変なのもいるが、 一応は長幼の序ってもんがあるからな。 「それでは、高坂さん、あやせさん。こうして立っていたのでは、野点を始められませんから、わたくし たちも座りましょう」 保科さんに促されて、俺とあやせは、先ほど茶室で保科さんに教えてもらった通りの席順で、緋毛氈の上 に正座した。つまり、茶釜のある方、上手とでも言うのだろうか、そちら側から保科さん、俺、あやせの順だ。 『意外にクッションはあるんだな』 座布団なしってのを覚悟していたが、それほどひどいものではなかった。どうやら、緋毛氈の下に砂か何 かが敷いてあるらしい。 保科さんや俺たちが正座すると、それが野点開始の合図であったかのように、一番上手の釜の前に座って いた、おそらくは保科さんが言うお茶の先生らしき初老の男性が深々と一礼した。 それに応えて、保科さんも招待客たちもお辞儀をしている。俺もあやせも、ワンテンポずれたような感じ は否めなかったが、どうにか礼をした。 「始まりました。もし、足が痺れたようなら、遠慮なさらずに、わたくしにお知らせください」 保科さんが、あやせにも聞こえないように、そっと耳打ちした。 本当に気配りの人だなぁ。保科さんの温情はありがたいが、そうした特別扱いは俺にとっては恥だ。 保科さんには悪いが、保科さんの善意をあてにせず、何とかこの野点を最後まで乗り切ってやる。 覚悟とか決意とかがあれば、どうにかなるもんだ。 「お菓子が配られますから、懐紙を出して、それでお菓子を受け取ってください」 和服を着た二十代後半くらいの年頃の女性が、野点の客の各々に角ばった白い菓子を配っていた。女性は、 保科家のメイドさんというか、お手伝いさんのようだ。菓子は、おそらく落雁だろう。 菓子を配る女性が俺とあやせの前にも来た。保科さんに言われ、ついさっき彼女がやったように、懐紙を 掌の上で広げて持ち、そこに菓子を置いてもらった。 「……お兄さん。何ですか、このお菓子は……」 あやせが出された菓子を怪訝そうに見詰めている。 「落雁だよ。蒸して乾燥させた米を粉にして、それに水飴や砂糖を加えて固めたもんだ」 http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308729425/588
したら俺はこいつに速攻でブチ殺されちまう 和尚様これ以上わたくしのお客様を困らせないでくださいこちらの殿方はわたくしの同級生であ る高坂京介さんそしてそのお隣の可愛らしいお嬢さんは高坂さんの妹さんの高坂あやせさんです お嬢様のご学友でしたかそうすると優秀な方なんですね 和服姿の品のよさそうな老婦人がにこやかにきながらそう言ってくれた 優秀ね今の大学に合格できたのはほとんどまぐれと言ってよい大学受験だけに限れば運がよ かったというだけのことだそれでも ありがとうございます今の大学に合格できてこの街で暮らせるのは本当にありがたいことだと思い ます 無難な言い回しでその老婦人には応えておいたもうガキじゃねぇんだ場をわきまえないといけない それに俺とあやせ以外の招待客はみんな目上の人ばかりださっきのジジイみたいな変なのもいるが 一応は長幼の序ってもんがあるからな それでは高坂さんあやせさんこうして立っていたのでは野点を始められませんからわたくし たちも座りましょう 保科さんに促されて俺とあやせは先ほど茶室で保科さんに教えてもらった通りの席順で緋毛の上 に正座したつまり茶釜のある方上手とでも言うのだろうかそちら側から保科さん俺あやせの順だ 意外にクッションはあるんだな 座布団なしってのを覚悟していたがそれほどひどいものではなかったどうやら緋毛の下に砂か何 かが敷いてあるらしい 保科さんや俺たちが正座するとそれが野点開始の合図であったかのように一番上手の釜の前に座って いたおそらくは保科さんが言うお茶の先生らしき初老の男性が深と一礼した それに応えて保科さんも招待客たちもお辞儀をしている俺もあやせもワンテンポずれたような感じ は否めなかったがどうにか礼をした 始まりましたもし足がれたようなら遠慮なさらずにわたくしにお知らせください 保科さんがあやせにも聞こえないようにそっと耳打ちした 本当に気配りの人だなぁ保科さんの温情はありがたいがそうした特別扱いは俺にとっては恥だ 保科さんには悪いが保科さんの善意をあてにせず何とかこの野点を最後まで乗り切ってやる 覚悟とか決意とかがあればどうにかなるもんだ お菓子が配られますから懐紙を出してそれでお菓子を受け取ってください 和服を着た二十代後半くらいの年頃の女性が野点の客の各に角ばった白い菓子を配っていた女性は 保科家のメイドさんというかお手伝いさんのようだ菓子はおそらく落雁だろう 菓子を配る女性が俺とあやせの前にも来た保科さんに言われついさっき彼女がやったように懐紙を 掌の上で広げて持ちそこに菓子を置いてもらった お兄さん何ですかこのお菓子は あやせが出された菓子を怪そうに見詰めている 落雁だよ蒸して乾燥させた米を粉にしてそれに水飴や砂糖を加えて固めたもんだ
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 219 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
ぬこの手
ぬこTOP
0.085s