[過去ログ] 【俺の妹】伏見つかさエロパロ20【十三番目のねこシス】 (807レス)
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633
(1): 2011/07/18(月)11:34 ID:AIRKZsxF(3/4) AAS
投下していいよ。
634
(1): 2011/07/18(月)11:37 ID:oFS8uKTF(2/30) AAS
IFストーリー『もしも京介と黒猫が円満な恋人生活を営んでいたら』
30レス程度です

残暑も遠退く中秋の候、俺はとある平屋の一軒家を訪ねていた。
ピンポーン、とチャイムを押して待つこと数秒。

「はいはいは〜〜〜〜いっ。京介くんですかっ?京介くんだよねっ?」
「おねぇちゃん、わたしも、わたしもおにぃちゃんとお話する」
「ほら、やっぱり京介くんだ!今行くから待っててね!逃げちゃダメだからね!
 ほらほらっ、珠希も行くよ、愛しのおにぃちゃんに会えるよ〜」
「あっ、待って、おねぇちゃん」

ガチャ、ツー、ツー。
省16
635: 2011/07/18(月)11:37 ID:oFS8uKTF(3/30) AAS
いい歳した男が他所様の女子小学生と抱き合ってたら、色々と問題があるんだよ。

「ヨソサマなんてひっどぉ〜〜〜〜〜いっ!
 京介くんはルリ姉の未来の夫でー、あたしはルリ姉の妹でー、
 てことは、あたしと京介くんは血の繋がらない兄妹ってことでしょ〜?」

はいはい、分かったからいい加減に俺から離れろ。
通りすがりのおばさんが物凄い形相で俺たちのこと見てたぞ。

「え〜やだぁ〜」

と甘えた声を出し、なおも離れまいとする日向を無理矢理引き剥がそうとしたところで、
省13
636: 2011/07/18(月)11:38 ID:oFS8uKTF(4/30) AAS
「再会の喜びには、家の中で浸りなさいな。
 いらっしゃい、京介。妹たちが迷惑をかけて悪いわね」
「いいさ、もう慣れっこだ」

瑠璃が歩み寄ってくると、まるで磁力を失ったかのように下の妹二人が離れる。
流石の威厳だな。同じ妹を持つ身として尊敬するよ。

「これも躾の賜よ」

ふふん、と胸を反らせる瑠璃を見て、日向と珠希が噴き出した。

「何がおかしいのかしら?」
「あたしと珠希は、ルリ姉が嫉妬しないように気を遣ってあげてるだけだしィー。
 ねーねー知ってる、京介くん?
省14
637: 2011/07/18(月)11:39 ID:oFS8uKTF(5/30) AAS
「お顔が真っ赤ですよ、姉さま?」
「なっ」
「そうだよルリ姉、ただの冗談だったのに、必死すぎ〜」

さすがに末っ子に手を上げるのには、母性が呵責したのだろう。
歯軋りする瑠璃、俺を盾に煽る日向、無垢な笑顔で長女の顔色を質す珠希、という膠着状態が続くこと十秒。
俺は訪問者として、至極まっとうな意見を口にした。

「……いい加減、家の中に入れてくれないか?」

瑠璃と付き合いだしてから、早二ヶ月。
『運命の記述(ディスティニー・レコード)』に指定された儀式を一通り済ませた俺と瑠璃は、
予言書の背表紙の外側にある、自由気儘な恋人生活を送っていた。
省14
638: 2011/07/18(月)11:40 ID:oFS8uKTF(6/30) AAS
そして俺はと言えば、

「こんな問題解くための公式、まだ習ってないんだけど」
「よく図形を見てみろ。
 とりあえず全体の面積を出してから、斜線部以外の面積を引けばいいんだよ。
 長方形とか三角とか丸とかの面積の出し方は習っただろ?」
「へぇ〜〜〜〜っ、そーいうことかー。頭いいねっ、京介くん!」

絶賛、日向の家庭教師役を務め中である。
日向が問題を解いている間、何気なく瑠璃のほうを見ると、阿吽の呼吸で目が合った。

「…………」

瑠璃が何を考えているのか、何を望んでいるのかは、手に取るように分かった。
省13
639: 2011/07/18(月)11:41 ID:oFS8uKTF(7/30) AAS
きゅっと下唇を噛み締め、声は押さえているものの、表情の変化は隠せない。
堪える仕草に嗜虐心をそそられ、もう一度足指の関節を曲げようとしたその時、

「できました!」
「できたっ!」

日向と珠希が快哉を叫んだ。

「おにぃちゃん、これ、なんだか分かりますか?」
「ん……あぁ、アルファ・オメガか。
 ダークうぃっちモードのセカンド・フォルムだよな。よく描けてる」
「せいかいですっ!」
「京介くん、京介くんっ、答え合わせして!
省12
640: 2011/07/18(月)11:41 ID:sn/MbZeu(1) AAS
何でこっちに書いてるの?
641: 2011/07/18(月)11:41 ID:oFS8uKTF(8/30) AAS
「ひゃんっ!」
「どっ、どうしたんですか、姉さま?」
「ちょっとぉー、いきなり大きな声出さないでよね、ルリ姉」

妹二人からの非難を浴びて、恨めしげに睨み付けてくる瑠璃。
俺に足裏をくすぐられた、と言えば、なぜそんな場所に足を置いていたのか、と訊かれるのは必定で、
まさか隠れてえっちぃことしてました、と告白できるはずもなく、瑠璃が返答に窮していると、

「ただいまー」

玄関より福音来たる。

「おかえりなさぁい」と日向。
「おかぁさん、おにぃちゃんが来てますよ」と珠希。
省12
642: 2011/07/18(月)11:42 ID:oFS8uKTF(9/30) AAS
「えー、やだぁ〜〜。せっかく京介くんが来てるのに〜〜」
「おにぃちゃんも、いっしょに買い物に行きます?」
「お姉ちゃんとお兄ちゃんはお留守番。
 お菓子買ってきてあげるから、お母さんの荷物持ち手伝って?」

珠希は俺と母親の顔を何度も見比べていたが、
甘味の誘惑には抗えなかったようで、クレヨンを置いて立ち上がった。
意外だったのは日向の反応で、

「あたしィー、前から欲しかったシャーペンがあるんだけどぉー、
 それ買ってくれるなら、荷物持ちしてあげてもいいよ?
 どーせ珠希は重いもの持てないし、あたしがいないと困るでしょっ?」
省14
643: 2011/07/18(月)11:43 ID:oFS8uKTF(10/30) AAS
まず最初におばさんが玄関を出て、
オムライスがいい、カレーライスがいい、と舌鋒鋭く言い合いつつ、日向と珠希が後に続いた。
家は俄に静かになった――かと言えばそうでもなく、居間のTV画面の中では依然として、
マスケラの登場人物がスワヒリ語もかくやの難解極まる必殺技名を叫んでいる。
だが雑音の有無は大した問題ではなく、焦点はむしろ、
この家に俺と瑠璃以外の人間が存在しているか否か、にあった。

「瑠璃」
「京介」

俺たちはどちらからともなく唇を合わせた。
優しく触れあうような上品なキスは程なくして、激しく貪りあうような獣の接吻へ。
省11
644: 2011/07/18(月)11:44 ID:oFS8uKTF(11/30) AAS
瑠璃は息を整えながら、責めるような声で言った。

「はぁっ……はぁ……こんなところで……来客があったら……どうするつもりなの……?」
「見せつけてやりゃあいい。取り込み中だと分かったら帰るだろ」
「ば、莫迦……本気で言っているなら、正気を疑うわよ」

それなら、と俺は訊いた。

「どこでならOKなんだ?」

瑠璃は顔を背けて「着いてきて」と言い、早足で歩き出した。
白いワンピースが、幻惑するように翻る。
行き先は瑠璃の部屋と相場が決まっていた。
俺はさながら獲物を追い詰める肉食動物のように、瑠璃の後を追いかけたのだが……しかし。
省10
645: 2011/07/18(月)11:45 ID:oFS8uKTF(12/30) AAS
「魔導具は見つかったかしら」
「……ああ、見つかった」
「よろしい。では、まず闇の渦と交信なさい。
 変身の仕方くらいは覚えているでしょう?」

俺は『変身』を『着替え』に脳内変換し、着衣を交換していく。
泣けることに、玄関先で元気にはしゃいでいた俺のリヴァイアサンは、
今や、真夏のアスファルトに投げ出されたミミズのように萎縮していた。

「……変身したぞ」
「上出来よ。次に、"月夕の教典(ムーンライト・ダイアログ)"の113ページを開きなさい」

なんちゃらの教典とやらは、この荒い装丁の小冊子のことを指すのだろうか。
省13
646: 2011/07/18(月)11:46 ID:oFS8uKTF(13/30) AAS
「目を通したぞ」
「早いわね。それじゃあ冒頭の一文を読み上げて頂戴」
「えーっと……"真名を思い出した真夜は、夜魔の女王と再会を果たすべく、精神世界に没入(ダイブ)した"」
「違うわ。冒頭の真夜の『セリフ』よ」

なら初めからきちんとそう言えや。

「"これが真理の門……ここを通れば、俺はこれまで封滅した能力者たちと、再び相見えることになる……"」

うおお、鳥肌が立ってきた。
ただコスプレをするのみならず、セリフも言うとなると相当の苦行だな、こりゃ。
瑠璃はナレーター風に地の文を読み上げる。

「"長い葛藤の末、真夜はゆっくりと門に手を当て、押し開いた"」
省13
647: 2011/07/18(月)11:47 ID:oFS8uKTF(14/30) AAS
「"門の先に広がっていたのは、荒漠たる常夜の世界。
  これまでに屠ったディアブロの想念を一身に浴びながら、
  真夜はただひたすらに、夜魔の女王の気配を探し求めた"」

声は明らかに押し入れの中から聞こえているのだが、
突っこんでも余計な怒りを買うだけだと思い、

「"クイーン、お前の力が借りたい"」
「"真夜の心象世界に、彼の声は虚しく響き渡った。
  負の思念は刻一刻と強くなっていく。長居は彼の肉体の所有権を、思念に奪われるも同義だった"」
「"出てこい、クイーン!俺の体が欲しくないのか!"」
「"真夜の精神体が限界を迎えかけたそのとき、紅蓮の炎が彼を取り囲んだ。
省12
648: 2011/07/18(月)11:48 ID:oFS8uKTF(15/30) AAS
俺は上から下に瑠璃を眺め、忌憚なき感想を言ってやった。

「すげー似合ってるよ」
「……あ、ありがとう」

瑠璃が着ているのは、マスケラ二期の夜魔の女王の新コスチュームだった。
一期のロングドレス風とはうってかわって、上はスリーブレス、下はミニのフレアスカートと、
全体的に露出度の高い、要するにエロっちいテイストに仕上がっている。
おかげで俺のリヴァイアサンも僅かに復活し、

「また裁縫の腕上げたんじゃないか?
 ほら、こんな細かいところも――」

さり気なく触れようとしたところで、ひらりと身を躱される。
省10
649: 2011/07/18(月)11:49 ID:oFS8uKTF(16/30) AAS
「"そうね……良いことを思いついたわ。
  あなた、未来永劫、このわたしに傅くと誓いなさいな"」
「"ふざけるな。俺はお前の言いなりになんてならない。
  交渉条件はイーブンだ。俺はお前と契約しなければ戦えない。
  お前は俺と契約しなければ、俺が死ぬまで、この墓場のようなところで過ごすことになる"」
「"っふ、それはどうかしらね。わたしが存外、この場所を気に入っているとしたら?"」
「"……くっ"」
「"冗談よ。わたしとて、いつまでもこんな場所に引き籠もっているのはご免よ。
  けど……、契約の前に、ひとつ約束して頂戴。
  戦いが終わったその時は、わたしを闇の渦に返すと"」
省13
650: 2011/07/18(月)11:49 ID:oFS8uKTF(17/30) AAS
「っ……く……」

変な声を上げそうになるのを必至に堪えながら、
俺は今の状況に纏わる、ある事実を思い出していた。
マスケラ二期の契約シーンは、その過激さから放送倫理に引っかかり、放映時に大幅な改変を余儀なくされたこと。
そして改変前の台本が制作関係者によりインターネット上に流出したと、掲示板で噂になっていたこと。
つまり、さっきの小冊子は……。

「……ん……む……っ……」

執拗に口蓋を侵され、思考を中断される。
復活した俺のリヴァイアサンに、瑠璃は右手で、衣装越しに触れてきた。
裏筋のあたりを爪先でなぞり、掌で玉袋の辺りを圧迫する。
省11
651: 2011/07/18(月)11:51 ID:oFS8uKTF(18/30) AAS
勝ち誇った笑みを浮かべて、瑠璃は俺を見つめた。
俺も満面の笑顔で瑠璃を見つめ返してやった。

「"我慢できねぇ……なーんて言うと思ったか、夜魔の女王"」
「え?」

呆気に取られた瑠璃の頬を両手で挟み、今度はこちらから唇を押しつける。
玄関先でしたものと比較にならないほど濃厚なキスをしてやると、
瑠璃は腰が抜けたように座り込み、潤んだ瞳で俺を見上げた。
ささやかな背徳感が脳裏を過ぎる。

「"け、契約の儀はわたしが――"」
「"俺がしてやられてばかりだと思うなよ"」
省14
652: 2011/07/18(月)11:51 ID:oFS8uKTF(19/30) AAS
「"大洪水じゃねえか、夜魔の女王。
 俺を責めてる時からこんなにしてたのか?とんだ変態だな"」
「ち、違っ……」
「……何が違うんだ?言ってみろよ」

言葉で嬲りつつ、俺は瑠璃の下着のクロッチ部分を脇にずらし、
濡れそぼった茂みに中指を埋没させていった。
股を閉じて抵抗しても、遅い。
親指の腹で充血した秘核を摩擦しながら、根本まで埋まった中指を、指先で円を描くように動かしてやると、

「っ……はぁっ……」

切なげな吐息を漏らし、身悶えする瑠璃。
省14
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