[過去ログ] 怪盗が捕まってあんな事こんな事・・・第6夜 (965レス)
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402: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2018/01/05(金)15:28 ID:E2d/AQV2(1/5) AAS
完全に追い詰められた怪盗少女は絶望に目を伏せる。
こうなってしまっては、もはやできることと言えば矜持を見せるための特攻くらいだろうか。
けれども、勝算のない無謀は見苦しい悪あがきでしかない。
ならばいっそのこと、ここで全てを曝け出して楽になってしまうのが―――
(―――ッ!! そんなこと、できるわけがない!)
絶望が全身に回る寸前、少女を現実へと引き戻したのは亡き両親への想いと使命感だった。
ここで自分が倒れたら、誰がエレメントジュエルの脅威から人々を守るのか。
現所有者であるアイズは明らかに悪性の人間。少なくとも彼をどうにかするまでは終われない。
確かに現状は一見すれば絶体絶命の危機といえる。
だが、どんな危機も諦めずに乗り越えるのが怪盗アクアメロディという存在だ。
省20
403: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2018/01/05(金)15:31 ID:E2d/AQV2(2/5) AAS
マスコミという単語に美音が撮間のことを反射的に思い浮かべる中、最後となる小指が立てられた。
「四つ目は上ではなく下。窓から地面へ飛び下りるという逃走経路だな。
だが、ここで君の為に明言しておくが、地面には多数の罠が仕掛けてある。
先程述べた通り、この急場で悠長に発見と解除をしている暇はないだろうね……」
老人の語る選択肢は、言われるまでもなく美音の考えの中にもあった。
どれもが事実上敗北の道へと繋がっていることも、そしてそれ以外の選択肢がないことも。
しかしそれをわざわざ青広豪水が口にしたのは、自分に現実を突きつけるためだ。
どうあがこうともお前に逃げ場はない、こちらの手のひらの上の存在でしかないのだと。
それでも、今の怪盗少女には一縷の望みに賭けるくらいしか打つ手はなく。
(読まれている……それでも、やっぱり強行突破しか……ッ!?)
省20
404: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2018/01/05(金)15:36 ID:E2d/AQV2(3/5) AAS
ボゥンッ!!
男たちの前に全てが晒されようとしていた美少女怪盗の姿が多量の煙に覆われたのは次の瞬間だった。
「な、なんだぁっ!?」
「アクアメロディの仕業か!? クソ、奴の姿が見えねえ!」
「オイ、マズイぞ! この煙に紛れて逃げられるんじゃ……」
「―――馬鹿どもが、静まらんか!!」
油断の隙を突かれた不意の出来事に慌てる黒服たちに一喝が響き渡る。
思わずビクッと硬直する部下たちに向け、怒声をあげた張本人である老人は溜息をついた。
「見たまえ、煙幕はこちらまで届いておらん。ならば隊列さえ崩さなければ問題はない」
「し、しかし窓から逃げられてしまうのでは?」
省21
405: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2018/01/05(金)15:39 ID:E2d/AQV2(4/5) AAS
(さて、アクアメロディは何分持つのかな……?)
この鰻風呂に入れられれば、どんな生意気な態度を見せていた女でも数十分以内には必ず従順になる。
ここまでの絶体絶命の危地にあってもなお、ギリギリのところで折れずいる少女が屈服する瞬間。
その時を想像すると、それだけで老人の興奮は頂点に達してしまいそうになっていた。
しかし、それは当然のことながら大きな隙を作ることにも繋がっていて。
結局のところ、優位な状況に油断してしまったという意味では彼も黒服たちと同じだったのだ。
ただ、慎重さゆえにそうなる瞬間が一番遅かったというだけで。
―――ヒュンッ
刹那、空気を切り裂く音と共に、煙幕の中からピンポン玉ほどの大きさの鉄球が飛び出した。
言うまでもなく発砲者はアクアメロディであり、その一弾は狙い通りに着弾する。
省23
406: AM 2018/01/05(金)15:43 ID:E2d/AQV2(5/5) AAS
以上で投下終了となりますが、今年もよろしくお願いいたします。
正直、美音をピンチに追い込みすぎてどう打開させるかに苦労しました。
おかげで説明調な文が多くなって分量が増えてしまった罠。エロ要素も少ないし。
次回は今までの話の流れで展開は予想できると思われますが、池にはにゅるにゅるするアレが…
あと、次回以降からはしばらく不定期の投下になりそうです
生活リズムが大きく変化するので、慣れるまで時間がかかりそうなんですよね…
407: 2018/01/05(金)15:48 ID:cXDVRcDt(1) AAS
お疲れ様です!
これまでよりも、全裸の状態であの生物に遭遇する次回以降の方が美音にとって大変そうで、とても楽しみです!
不定期になってしまうのが残念ですが、次からより一層エロいピンチに陥りそうな美音に興奮し心待ちにしながら、楽しみに待っています!
408: 2018/01/05(金)16:18 ID:OlT7wOod(1) AAS
水音が無いのは着地して入ったのかな?このままバットも見てみたかったですが、突っ込んでつかまったり、青広が気絶しなかったりと。
他にもIFのアクションルートですか、部屋からの逃走からの分岐でしょうか?
偶然の一発もありですが、青広が何もしかけないのもおかしいので、全館氷点下近く、水鉄砲を冷水にしておくとかの小細工もありでは?
次回は全裸のウナギ風呂から、罠の中に全裸で飛び込むんですね。楽しみです。処女はとっておくとして、後ろは潜り込むのかな?
409: 2018/01/05(金)18:04 ID:/QQdRMTj(1) AAS
鰻は食&触ともに大好物なのでむっさ楽しみです
今年もエロしくお願い申しあげます!
410: 2018/01/05(金)22:52 ID:9ctgWCds(1) AAS
一週間の生きがいがなくなってしまった…。
色々大変そうですが、あまり無理なさらず
次回の投下までアクアメロディと同じく全裸待機しております
411: AM 2018/01/09(火)10:09 ID:8fO+cO/C(1/7) AAS
昼過ぎくらいから投下開始します。
作品は「怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー 第十七話」となります。
不定期になると言いながらむしろ早まってますが、たぶん今回限りです。
明日からの新生活スタート前にキリのいいところまで進めたかったので…
注意:作中に登場する鰻はあくまで創作の鰻です。
412: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2018/01/09(火)12:08 ID:8fO+cO/C(2/7) AAS
「どっちへ飛んで行った!?」
「あっちだ、見ろ! まだ遠くには離れていないぞ!」
「やはりスピードも大したことはない、十分追いつけるはずだ!」
アクアメロディを狩るために屋敷内を駆け回っていた黒服たちが次々に外へと飛び出していく。
今、彼らの頭の中にあるのは空を逃げつつある獲物を捕まえること、その一点しかない。
雇い主を気絶させられた報復のため、手柄のため、美少女怪盗の魅力的な身体を好き勝手にするため。
突き動かされる理由こそ各自で異なりはするものの、目的はたったひとつ。
だが、その心理状態がつい先程まで彼らが獲物と見なしていた少女と同じ状態。
すなわち、視野狭窄に陥っている状態であるとは誰一人として自覚してはおらず。
それゆえに、数十メートル先の空中を進む人影が人間ではないこと。
省24
413: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2018/01/09(火)12:15 ID:8fO+cO/C(3/7) AAS
そもそも、前提条件として窓の下が池でなかったらこの策は成立しない。
そういう意味では幸運と、正確な見取り図を提供してくれたアイズに感謝するべきなのだろうが
元を正せば自分の不覚と彼の強要が原因なので素直にそうすることはできなかった。
(黒服たちは皆ダミーを追っていったようだし、あとは……)
この後の脱出プランは簡単である。侵入時に使った地下水路を使えばいいのだ。
まさか敵も空から脱出した怪盗が屋敷に舞い戻ってくるとは思うまい。
侵入に使われた場所なので見張りが残っている可能性はあるが、大した人数は残っていないはず。
黒服の追跡組が自分たちが騙されたと悟り、引き返してくるまでにはまだ猶予はあるだろうし
地下水路に辿り着いてさえしまえば内部は入り組んでいるので追っ手を撒くのも容易だ。
(それに、屋敷の中にはメイドさんがいるはずだから服も借りられるはず)
省22
414: 2018/01/09(火)12:16 ID:ziqAZRnz(1) AAS
支援
415: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2018/01/09(火)12:20 ID:8fO+cO/C(4/7) AAS
(―――えっ?)
ふくらはぎをシュッと掠める感触に、美音は反射的に目を落とし
スッと足元から離れていく見覚えのあるその細いシルエットに嫌な予感を抱く。
そして次の刹那。
「ひゃあっ!?」
にゅるり。
得体のしれない感覚が弾力抜群のヒップの柔肌を滑り、怪盗少女は思わず悲鳴を上げる。
慌てて口を塞ぎ、誰かに聞かれなかったかと身を強張らせるが、幸いにも周囲に動きはない。
(よかった……でも、今のは一体……ッ!?)
省21
416: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2018/01/09(火)12:26 ID:8fO+cO/C(5/7) AAS
(こっ、来ないで……!)
ぶんぶんと水中で手を振って鰻たちの接近を拒絶するが、全く効果はなく。
そして遂に、抵抗虚しくアクアメロディの首から下の裸体は黒の渦に飲み込まれてしまった。
「やっ……ん!」
まず最初に攻撃(?)を受けたのは成長著しい乳房の中央に鎮座する谷間である。
鰻は狭い場所を好む。ゆえに見るからに深く、そして狭そうなそこは恰好の餌食だった。
美音は両腕をクロスさせてバストをガードするが、そのせいで余計に谷間が狭く深くなり
複数の鰻が我先にとそこに頭を突っ込み、次々ににゅるんにゅるんと潜り抜けていく。
「ちょっ……いや! あっ! んんっ!」
省19
417: 2018/01/09(火)12:32 ID:SjQeu7EU(1) AAS
支援です。
418: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 2018/01/09(火)12:34 ID:8fO+cO/C(6/7) AAS
だが、コスチュームという守りを失っている今、胸ばかりに意識を割いてはいられない。
両腕を交差させているがゆえにギュッと締まっている両脇も鰻たちには見逃せない場所だ。
心地よい穴蔵を求め、細くぬるぬるした軟体がにゅるにゅると脇の間をくすぐっていく。
「やっ……そんな変な、とこっ……気持ち、悪いっ」
場所が場所だけに、今まで誰にも触られたことのなかった箇所への侵略。
その刺激は性感を覚えさせるものでこそなかったものの、ゾクゾクとした怖気を全身に走らせる。
健康的なくびれを見せる腰にも数多くの鰻が身を擦りつけるようにして続々と通過。
また、ベルトと肌の隙間にも無理やり捻じ入ってくる不届き者も少なくない。
更には、どう考えても入り込むのは無理なはずの腹部真ん中の小さなへこみにまで被害は及ぶ。
美音は決してくすぐったがりな方ではないが、こうも各所を一斉に責められては流石にたまらない。
省20
419: AM 2018/01/09(火)12:36 ID:8fO+cO/C(7/7) AAS
例によって規制の都合上、あとの四レスは二十四時間後以降に投下します
420: 2018/01/09(火)12:38 ID:8LC09qHQ(1) AAS
お疲れ様です!
久々のアクアメロディの直接的なエロ!
鰻たちの健闘に期待してます!
421: 2018/01/09(火)20:09 ID:K61SYz6B(1) AAS
お疲れ様でした。
オレ達の鰻先輩があと四レスでアクアメロディを絶頂させることができるか!
期待しています!!
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