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怪盗が捕まってあんな事こんな事・・・第6夜 (965レス)
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怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜
2017/11/16(木)13:15
ID:q7zw5YTJ(4/6)
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282: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 [sage] 2017/11/16(木) 13:15:44.15 ID:q7zw5YTJ 一ヶ月前の火野との戦いの後。 なんとかホテルから脱出を果たし、クタクタの身体を引き摺って帰宅した直後 机の上に置いていたスマートフォンに、まるで監視していたかのようなタイミングで届いた非通知の着信。 気味の悪さを覚えながらも、出たほうがいいという己の勘に従って美音は通話を選択し 『やあ、アクアメロディ』 そのボイスチェンジャーを介して放たれた一言に驚愕した。相手は、通話先が水無月美音だと承知のはず。 なのに、こちらをアクアメロディと呼称した。つまりそれは、自分の正体がバレていることを意味する。 一瞬頭の中が真っ白になるが、当然その呼びかけに対し馬鹿正直も応えるわけにはいかない。 ここで肯定すれば、もし録音をされていた場合動かぬ証拠となってしまう。 かといって否定をすることにも意味はない。何故なら、相手の口調は明らかに確信を持っていたからだ。 一体どうすれば―――混乱に焦る中、しかし口調からして男であろう彼は、こちらの無言を気にした風もなく 軽い声音で自分がエレメントジュエルを盗み、火野にフレイヤを与えた犯人であると告白する。 「何が……目的なの!?」 自身の正体を知られているというショックも冷めやらぬ中、耳に入った思わぬ情報に咄嗟に少女は叫び 対する彼の返答は簡潔だった―――『君を僕だけのモノにしたい』 それは台詞だけを見れば情熱的な求愛だったが、告げられた側の美音は悪寒と困惑を隠せない。 わけがわからない。彼女の心情はその一言に尽きていた。 しかし少なくとも相手が残りのエレメントジュエルを保持していることは間違いないわけで。 ゆえに、美音はさりげなく求愛を無視する形で光闇地水風の宝石の所在を問いただそうとし そしてそんな愛しの君の態度を待ってましたとばかりに、彼は嬉々として口を開いた。 『五回だ。一回につき一つ……簡単な話だろう?』 こちらの提示するミッションをクリアするたびに、ひとつずつジュエルを返す。 残る数は五個なので、ミッションの数も五。さあ、僕と勝負だ! そう楽しそうに告げる彼は、早速ひとつめのミッションを開示する。 その内容は一ヶ月以内に指定した人物の屋敷から悪事の証拠を盗み出し、メディアに公開するというもの。 正直、これだけならば難しくはあっても不可能ではなかったが、問題はそれに付随する条件だった。 ―――ただし、予告状は警察やマスコミにも出すこと。そして、マスコミの前に姿を見せること。 流石にこの条件には難色を示した美音だったが、その抗議の声はすぐに噤まれることになる。 拒否するならば、エレメントジュエルをそこらへんのチンピラにバラまき、暴走させる。 勿論ミッションを失敗しても同じことを起こす。そうなれば未曾有の被害になるのは間違いないね? そう脅されてしまえば、最悪の被害を否定する少女には唯々諾々と従うしか道はなかったのだから。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1319468991/282
一ヶ月前の火野との戦いの後 なんとかホテルから脱出を果たしクタクタの身体を引き摺って帰宅した直後 机の上に置いていたスマートフォンにまるで監視していたかのようなタイミングで届いた非通知の着信 気味の悪さを覚えながらも出たほうがいいという己の勘に従って美音は通話を選択し やあアクアメロディ そのボイスチェンジャーを介して放たれた一言に驚した相手は通話先が水無月美音だと承知のはず なのにこちらをアクアメロディと呼称したつまりそれは自分の正体がバレていることを意味する 一瞬頭の中が真っ白になるが当然その呼びかけに対し馬鹿正直も応えるわけにはいかない ここで肯定すればもし録音をされていた場合動かぬ証拠となってしまう かといって否定をすることにも意味はない何故なら相手の口調は明らかに確信を持っていたからだ 一体どうすれば混乱に焦る中しかし口調からして男であろう彼はこちらの無言を気にした風もなく 軽い声音で自分がエレメントジュエルを盗み火野にフレイヤを与えた犯人であると告白する 何が目的なの!? 自身の正体を知られているというショックも冷めやらぬ中耳に入った思わぬ情報にに少女は叫び 対する彼の返答は簡潔だった君を僕だけのモノにしたい それは台詞だけを見れば情熱的な求愛だったが告げられた側の美音は悪寒と困惑を隠せない わけがわからない彼女の心情はその一言に尽きていた しかし少なくとも相手が残りのエレメントジュエルを保持していることは間違いないわけで ゆえに美音はさりげなく求愛を無視する形で光闇地水風の宝石の所在を問いただそうとし そしてそんな愛しの君の態度を待ってましたとばかりに彼は嬉として口を開いた 五回だ一回につき一つ簡単な話だろう? こちらの提示するミッションをクリアするたびにひとつずつジュエルを返す 残る数は五個なのでミッションの数も五さあ僕と勝負だ! そう楽しそうに告げる彼は早速ひとつめのミッションを開示する その内容は一ヶ月以内に指定した人物の屋敷から悪事の証拠を盗み出しメディアに公開するというもの 正直これだけならば難しくはあっても不可能ではなかったが問題はそれに付随する条件だった ただし予告状は警察やマスコミにも出すことそしてマスコミの前に姿を見せること 流石にこの条件には難色を示した美音だったがその抗議の声はすぐにまれることになる 拒否するならばエレメントジュエルをそこらへんのチンピラにバラまき暴走させる 勿論ミッションを失敗しても同じことを起こすそうなれば未曾有の被害になるのは間違いないね? そう脅されてしまえば最悪の被害を否定する少女には唯諾と従うしか道はなかったのだから
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