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怪盗が捕まってあんな事こんな事・・・第6夜 (965レス)
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355
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怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜
2017/12/14(木)12:26
ID:QEmObDns(2/6)
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355: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 [sage] 2017/12/14(木) 12:26:48.76 ID:QEmObDns アイズから告げられた三つ目のミッション当日。 日曜日の昼間という怪盗が動くにはやや不似合いな時間帯にアクアメロディは動いていた。 ローラーブレードで軽快に走る彼女が今いるのはシティ全域に張り巡らされた地下水路の一角。 このまま進んでいけば今回のターゲットの住む屋敷の直下に辿り着く予定になっている。 「ふぅっ、直接走っているわけじゃないからそれほど疲れないとはいえ、やっぱり遠いわね……」 今度のミッションにおける標的の名前は青広豪水。 代々続く鰻の養殖で財を築いた人物で、シティの郊外に居を構えている。 保有する土地面積だけで言えば佐竹緑郎を凌ぐが、広大な土地の大半は鰻の養殖所となっているため 竹林で見通しの悪かった佐竹領とは違い、全体的な見晴らしがよいことから隠密潜入が難しい。 また、彼は傲慢からくる油断で隙の大きい富豪が多い中、情報を大切にしていることで知られている。 その秘匿力は、美音の情報収集力では屋敷内部の情報を手に入れることができなかったほどだ。 「だからアイズの情報に頼るしかないのも確かなんだけれど……」 美音がポケットから取り出した一枚の紙には青広邸の見取り図が詳細に記されていた。 過去五件と同じく、アイズから送られてきた情報には屋敷の見取り図は勿論、警備の人数はおろか 屋敷内で働いているメイドや養殖所の作業員の数までが詳細に記されてあった。 今移動中の地下水路で青広邸に辿り着くまでの最短ルートも彼によってもたらされたものだ。 (今までのことから考えて、アイズは全部は言わずとも嘘をつかないタイプなのは間違いない。 だから、この情報も基本的には信用していいとは思う。だけど……) 彼が自分にやらせてきたことを考えれば、信じすぎることが危険なのも確か。 だが、疑ってばかりではキリがなく、精神が摩耗するだけである。 警戒を解くことはできないが、今は割り切ってミッションに注力するのが正しい選択だった。 (それに、今回も気を付けておかないといけないことがあるしね) 今回のミッションにおける不安要素は三つ。 ひとつは前述の通り、自分の手で情報を集められなかったことだ。 しかしこれはこの段階になっては気にしている場合ではないし、アイズの情報を信じるほかない。 それに、何らかの不測の事態が起きても諦めなければ切り抜けられるはず、という自信もあった。 ふたつ目は前回で苦戦を強いられる原因となった「前提条件」だ。 ノーパンノーブラという、年頃の女の子に強要するにはありえないことを既にやらされているだけに 今度はどんな破廉恥な条件を告げられるのかと美音は戦々恐々だった。 そんな中、指示された内容は「こちらが用意した衣装を身に着けてミッションをこなすこと」 最初は過剰に露出度を上げた破廉恥コスチュームでも着せられるのかと思っていたのだが 向こうが用意したという衣装は仮面やリボンを含め、いつも自分が着ているものと同一のものだった。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1319468991/355
アイズから告げられた三つ目のミッション当日 日曜日の昼間という怪盗が動くにはやや不似合いな時間帯にアクアメロディは動いていた ローラーブレードで軽快に走る彼女が今いるのはシティ全域に張り巡らされた地下水路の一角 このまま進んでいけば今回のターゲットの住む屋敷の直下に辿り着く予定になっている ふぅっ直接走っているわけじゃないからそれほど疲れないとはいえやっぱり遠いわね 今度のミッションにおける標的の名前は青広豪水 代続く鰻の養殖で財を築いた人物でシティの郊外に居を構えている 保有する土地面積だけで言えば佐竹緑郎を凌ぐが広大な土地の大半は鰻の養殖所となっているため 竹林で見通しの悪かった佐竹領とは違い全体的な見晴らしがよいことから隠密潜入が難しい また彼は慢からくる油断で隙の大きい富豪が多い中情報を大切にしていることで知られている その秘匿力は美音の情報収集力では屋敷内部の情報を手に入れることができなかったほどだ だからアイズの情報に頼るしかないのも確かなんだけれど 美音がポケットから取り出した一枚の紙には青広邸の見取り図が詳細に記されていた 過去五件と同じくアイズから送られてきた情報には屋敷の見取り図は勿論警備の人数はおろか 屋敷内で働いているメイドや養殖所の作業員の数までが詳細に記されてあった 今移動中の地下水路で青広邸に辿り着くまでの最短ルートも彼によってもたらされたものだ 今までのことから考えてアイズは全部は言わずとも嘘をつかないタイプなのは間違いない だからこの情報も基本的には信用していいとは思うだけど 彼が自分にやらせてきたことを考えれば信じすぎることが危険なのも確か だが疑ってばかりではキリがなく精神が摩耗するだけである 警戒を解くことはできないが今は割り切ってミッションに注力するのが正しい選択だった それに今回も気を付けておかないといけないことがあるしね 今回のミッションにおける不安要素は三つ ひとつは前述の通り自分の手で情報を集められなかったことだ しかしこれはこの段階になっては気にしている場合ではないしアイズの情報を信じるほかない それに何らかの不測の事態が起きても諦めなければ切り抜けられるはずという自信もあった ふたつ目は前回で苦戦を強いられる原因となった前提条件だ ノーパンノーブラという年頃の女の子に強要するにはありえないことを既にやらされているだけに 今度はどんな破廉恥な条件を告げられるのかと美音は戦恐だった そんな中指示された内容はこちらが用意した衣装を身に着けてミッションをこなすこと 最初は過剰に露出度を上げた破廉恥コスチュームでも着せられるのかと思っていたのだが 向こうが用意したという衣装は仮面やリボンを含めいつも自分が着ているものと同一のものだった
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