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怪盗が捕まってあんな事こんな事・・・第6夜 (965レス)
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怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜
2018/01/04(木)12:47
ID:JUJHRim9(5/6)
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399: 怪盗アクアメロディ 〜インビシブル・ストーカー〜 [sage] 2018/01/04(木) 12:47:23.40 ID:JUJHRim9 未だ活路を探し求める怪盗少女を褒めたたえつつも「だが」と老人は付け加える。 「如何な怪盗アクアメロディとて、ここに至っては心が折れる寸前ではあるようだ。 その証拠に、身体の怯えが隠せておらんし、瞳の奥も不安に揺れている。 本心では裸を見られる恥辱で泣き叫びたいのだろうに、まったく健気なことだ」 「―――ち、違うッ!」 豪水の見透かしたような言葉に、美音は咄嗟に反論する。 しかし、その切羽詰まった声音は指摘を肯定しているも同然だった。 勿論、下衆な性根を持つ黒服たちがそれを見逃すはずがない。 「いいんだぜ、泣いてイヤンイヤン叫んでもよ!」 「どうせ俺らだけしか見てないんだし、第一そっちのほうが興奮するしな!」 「まあ身体だけは立派に育っている美少女怪盗といえども所詮は小娘だ、仕方ねえよ!」 煽るような言葉の暴力に悔し涙が零れそうになるが、それを懸命に堪える。 ここまで裸に近くなってしまっては、初心な少女には「見るなら見ろ!」と開き直ることもできない。 迂闊な身動きができない今、相手の望む反応をしないことだけが唯一の抵抗だった。 (青広豪水、どこまでも私を嬲るつもりなのね……!) 暴力は極力禁止という言は本心のものだろう。だが、それが甘さとイコールなわけではない。 彼はただ、肉体を傷つけることで獲物少女の美貌が損なわれることをよしとしていないだけ。 逆を言えば、今行われているような精神的な攻撃には一切の容赦がないということだ。 ゆえに狙いは明白。彼はアクアメロディの心も身体も屈服させ、完膚なき敗北を突き付けたい。 衆人環視の中で裸を暴き、素顔を晒させ、全ての希望を摘み取って絶望へと追い込みたいのである。 だから、こうして薄皮を一枚ずつ剥ぐような手間をかけ、怪盗アクアメロディという偽りの姿を 一人の少女である水無月美音へと強制的に戻すことで否定し、嘲ろうとしているのだ。 (も、もし、そうなってしまったら……) きっと自分は耐えられず、仮にこの場を凌げてももう立ち上がることはできなくなるだろう。 ただ女の子としての水無月美音の弱さは誰よりも自分が知っているのだから。 しかし、だからこそなんとしてでも敵の目論見を達成させるわけにはいかなかった。 だが、溶けていくコスチューム同様、一度崩壊を始めた心は容易に元に戻るはずもない。 そもそも、心が持ちこたえたところで、正体がバレてしまえば結果は同じ。 そして、確実に迫りくる敗北の足音を振り払えないまま、遂に終幕へのカウントダウンが始まる。 溶解の進んでいた仮面の下から、いよいよ素顔が見え始めてきてしまったのだ。 (ああ……ッ! もう、ダメなの……?) http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1319468991/399
未だ活路を探し求める怪盗少女を褒めたたえつつもだがと老人は付け加える 如何な怪盗アクアメロディとてここに至っては心が折れる寸前ではあるようだ その証拠に身体の怯えが隠せておらんし瞳の奥も不安に揺れている 本心では裸を見られる恥辱で泣き叫びたいのだろうにまったく健気なことだ ち違うッ! 豪水の見透かしたような言葉に美音はに反論する しかしその切羽詰まった声音は指摘を肯定しているも同然だった 勿論下衆な性根を持つ黒服たちがそれを見逃すはずがない いいんだぜ泣いてイヤンイヤン叫んでもよ! どうせ俺らだけしか見てないんだし第一そっちのほうが興奮するしな! まあ身体だけは立派に育っている美少女怪盗といえども所詮は小娘だ仕方ねえよ! 煽るような言葉の暴力に悔し涙が零れそうになるがそれを懸命に堪える ここまで裸に近くなってしまっては初心な少女には見るなら見ろ!と開き直ることもできない 迂な身動きができない今相手の望む反応をしないことだけが唯一の抵抗だった 青広豪水どこまでも私をるつもりなのね! 暴力は極力禁止という言は本心のものだろうだがそれが甘さとイコールなわけではない 彼はただ肉体を傷つけることで獲物少女の美貌が損なわれることをよしとしていないだけ 逆を言えば今行われているような精神的な攻撃には一切の容赦がないということだ ゆえに狙いは明白彼はアクアメロディの心も身体も屈服させ完膚なき敗北を突き付けたい 衆人環視の中で裸を暴き素顔を晒させ全ての希望を摘み取って絶望へと追い込みたいのである だからこうして薄皮を一枚ずつ剥ぐような手間をかけ怪盗アクアメロディという偽りの姿を 一人の少女である水無月美音へと強制的に戻すことで否定しろうとしているのだ ももしそうなってしまったら きっと自分は耐えられず仮にこの場を凌げてももう立ち上がることはできなくなるだろう ただ女の子としての水無月美音の弱さは誰よりも自分が知っているのだから しかしだからこそなんとしてでも敵の目論見を達成させるわけにはいかなかった だが溶けていくコスチューム同様一度崩壊を始めた心は容易に元に戻るはずもない そもそも心が持ちこたえたところで正体がバレてしまえば結果は同じ そして確実に迫りくる敗北の足音を振り払えないまま遂に終幕へのカウントダウンが始まる 溶解の進んでいた仮面の下からいよいよ素顔が見え始めてきてしまったのだ ああッ! もうダメなの?
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